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ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

ツンドラの大地へ!2016(原始の川にジュラシックトラウトを求めて) 後編

 

●釣行3日目


朝起きると容赦なくレイニーブルーな雨が降り続いている。

 


川を見ると既に濁りが!

 


昨晩の計画は残念ながら中止になった。

 

 

朝一にクリアな支流の注ぐポイントでガリエツは飽きない程度に釣れた。

 


緩い流れはガリエツが食って来るので流心にラインを送り込み重点的に攻めると

 


ミキージャが釣れたがサイズは40ぐらいでした、やはりミキージャは流心にいる。

 

 

そろそろランチの時間の為、移動しようかと言うとき

 


同船していたミスターストイックFさんが明らかに60越えのミキージャを掛けた。

 


リールがドラグ音をあげてラインが猛スピードで出される!

 


冷静に魚をいなし、いよいよランディングの時

 


まさかのフックオフ、惜しかった。ドラマ魚だったに違いない。

 

 

Fさんもミキージャは流心からアタックして来たと言っていた。

 

 

今日もランチは雨が降っていたので船着場の東屋で済ました。

 


船着場の前は相変わらずクリアな支流の影響で水食は良く

 


キャストすると1投目でガリエツが食ってきた。

 


しかも今日の群れは大きいのか全て良型だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


更に大型の魚を狙う為に大型のフライを投げてみると

 

 

 

 

 


63センチの最大サイズが釣れました。

 

 

濁りの影響かクリアな支流が注ぎ込んでる所は反応が良かった。

 

 

明日は天気が回復してくれると良いのだが、しかし空には厚い雲が覆っている。

 

 

 

 

 


●釣行4日目


あっという間の最終日

 


今日も雨、川は更に濁り増水している。

 


こうなるとポイント選びはクリアな支流の注いでる場所に限られる。

 

 

結局昨日の船着場前のクリアな支流の合流点に到着した。

 


この支流はいつもクリアだ、明らかに本流の水色は半分半分でくっきり違う。

 

 

開始早々に46センチのミキージャが釣れた。

 

 



前出ししなくても充分大きい魚を釣りたいものだ。

 

 

その後足元をスイングするとネルカ(レッドサーモン)がヒット!

 


意外としぶとく持久力がある引きを味わえた。

 


この時Oさんが近くにいてハンドランディングのやり方を教わった。

 

 

 

 

 

今日のランチはロッジに戻ってする事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らの釣った魚をスモークしてくれた。

 


ガリエツも赤身でとっても美味しかった。

 


とてもこれがオショロコマとは思えない。

 

 

 

 

 

 

昼食後、撮影用にルアーのパックロッドも1本持って来ていた事を忘れてた。

 


ロッジ前の中洲でミノーをトゥイッチさせると良型のガリエツが掛かった。

 

 



レイズインテグラル RZI75MLM−4

 

 

この川では少し短いがスリル満点のファイトが味わえた。

 

 

午後、ラストポイントでは流心だけ重点的に流してミキージャを狙うもノーフィッシュに終わる。

 

 

 

 

 


これで4日間の釣りは全て終了した。
 


悔いはありません、やりきりましたとまでは言えません。

 


なぜなら目標のビッグミキージャは掛ける事すら出来なかったから

 


最後に川で記念写真。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

ラストナイトは残ったビールにウオッカを飲んで酔っ払った。

 


食事をするテーブルの横の特設ダンシングステージで

 


ガイドやスタッフ達も最後なので皆で飲んで踊りまたまた異文化交流!

 


言葉は通じなくてもダンシングで何とかなるもんです(笑)

 


この晩は最高に楽しかった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

翌朝ロッジ出発の時ロッジスタッフと

 

 

 


美味しい料理を有難う、スパシーバ!

 


ガイドさんたちも含めロッジのスタッフの方々は本当に良くしてくれた。

 

 

ロッジの方々とはここでお別れです。

 


手を振って僕らはボートで上流の船着場に向かった。

 


見慣れた川を見ながら、もう次は何時来れるかと思うと悲しくなる。

 

 

今回目標だったビックミキージャは釣れなかったが

 

 

沢山の魚を掛け、ファイトし様々な事も検証できた。

 

 

 

 

 


エクスドライブ のポテンシャル、当たりが出るキャスト角、

 

 

当たりからフッキングのタイミング、そして魚とのファイト!

 


魚の多い場所でしか得られない事も沢山経験できた。

 


それになんと言ってもこの手付かずの原始の川!

 


堰堤も橋も無く全流域に人も住んでない川って日本にあるだろうか?

 

 

(日本の川も素晴らしいです)

 


どんなに雨が降ろうとツンドラの大地と原生林が水を吸収し蓄え大増水なんてたぶん無いんだろう。

 


そんな手付かずの川での釣りは今思えば夢の様だった。

 


国内ではなかなか経験出来ない体験が出来たと思います。

 


誘ってくれたOさん、ご一緒した最高のメンバーの方々、素晴らしいスタッフに感謝したい。

 

 

スパシーバ!、本当に楽しい4日間だった。

 

 

船着場に付くと間も無くあのスーパーマシンが僕らを迎えに来た。

 


これからまた来た長い道程を永遠と戻ります。

 

 


ダ スヴィダーニヤ! 原始の川 いつの日かまた!

 

 

 

 

 


最終日フライトが夕方で時間があるのでペトロの町(カムチャッカの州都)を観光した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アバチャ火山 富士山のような形の山がカムチャッカには沢山ある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに沢山の人を見かけ、意外とペトロの町は都会で驚きました。

 


この町はハバロフスクよりもウラジオストクよりも歴史があり

 

 

元々は原住民が住んでいたが17世紀に西洋人がこの地に始めて訪れた様です。

 

 

通訳のマリアさんが一生懸命説明していたが睡魔に負けてうる覚えですいません。

 

 

 

 

 


またまた長文になってしまいましたがブログに最後までお付き合い頂き有難うございます。

 

 

これからも良い釣果が出せるよう経験を積み頑張ります。

 

 

 

 

 


TackleData

 

●Fly Tackle


 Rod : Fates ExDrive FED1504#10


 Reel : #10 LargeArbor


 Line : オーバヘッド … 9mシューティングヘッド(DST#11を9mに加工)フローティング〜タイプ4迄


 スペイ … アトランティックサーモン #7/8 インタータイプ


 Leader : Nylon(4X)


 FLY :チューブフライストリーマー ブラック、ブルー、パープル


     :ウオディントンストリーマー全長13センチ ピンク/ブラック ブルー/ブラック


     :ウェイキングフライ 3センチ〜4センチのチューブに巻いたパターン

 


●Lure Tackle


 Rod : Rayz Integral RZI75MLM-4


 (今回はフライメインの為、荷物に制限もありパックロッドを用意しました。)


 Reel : #3000class


 Line : Nylon 12lb


 Lure :バスディシュガーミノー80 タックルハウスビットストリーム83


 Other : ティップカバー(M) ボートの移動時に重宝しました。

 

 

8月といえども雨が降り冷え込むと10℃台になる事も考えられますので


フリースやダウンジャケットも持っていって正解でした。


ウエーダーはネオプレーンまでは必要ありませんが


私はアングラーズデザイン社のハイブリッドウエーダーを着用しました。

 

 

 

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ツンドラの大地へ!2016(原始の川にジュラシックトラウトを求めて) 中編

 

 

 

●釣行1日目

 

朝7時に起きてそわそわしながら釣りの準備をする。

 

 

 


朝食、オムレツとパンをコーヒーで流し込み

 


皆さっさとウエーダーに着替える、天気は小雨が降り意外と寒い。

 


川の状況は笹濁りと言ったところか。

 

 

そしてボートに乗り込み今日は上流を目指す。

 

 

いよいよカムチャッカでの釣りが始まります。

 

 

 

 

 

 

ポイントに到着後、僕はプールの下流側に入り川を観察(Oさんの教えを忠実に)、

 


やはり若干濁り気味の水色の為、

 

 

コントラストをはっきりさせる大きめの黒と青のチューブフライを結んだ。

 


ラインはまずはタイプ兇巴気辰討澆茲Α

 

 

開始10分程でフライがスイングし終わったところでゴンゴンといきなりヒット!

 


ジャンプしたのでミキージャ(ニジマス)かと期待したが

 

 

お腹が真っ赤のガリエツ(ドリーバーデン)

 


しかし手前でスカッ!焦ってグイグイ寄せすぎたか?

 

 

その後またまたヒット!アクティブな引きは恐らくミキージャか!

 

 

これもジャンプでバラシ

 


凄いなこの川! 生命反応が多いのにビックリだ。

 


その後も その後もバラシまくり 慎重になればなるほどバラシ癖が!!

 


流石に連続バラシでかなり焦ってきた。

 


初日にさっさと釣って抜け駆けしたいと言うセコイ考えが逆効果に!

 

 

 

 

 


今日のランチは小雨が降っていたので

 

 

上流の船着場に屋根付きの東屋?がありそこにボートで向かう。

 

 

この船着場前、カーブした手前にプールがあり石がゴロゴロ入っていて水面には食い波。

 


更に支流のクリアウオーターが注いでおり

 

 

この区間だけ水がめちゃめちゃ澄んでいる、梅花藻も茂っている。

 


まさに一級ポイント!かなりの魚をストックしているようだ。

 

 

ここでもバラシて(泣) 午前中はまさかのノーフィッシュ!

 

 

(もちろん他の方々はバシバシ釣ってました)

 


Oさんの奥様もしっかり釣果をだしていた。

 

 


・・・・・・心中穏やかではないです。

 

 

 

 

午後ランチの後、他の方達はティータイムを楽しんでいたが

 


僕はそれどころではない 竿を持ってスタスタと(笑)

 

 

流石にこのポイントはみんなで叩いたので魚も学習したか当たらなくなってきた。

 


そんな時、下流にいるS本院長さんが

 

 

「タケチャンここでやりなよ 魚溜まってるよ」とポイントを開けてくれた。

 


S本院長、あなたは素晴らしい人だ(涙)

 

 

すかさずヒット〜!

 

 

慎重に慎重に岸に寄せる「もらったぜ」と思いつつ、まさかのフックオフ!

 


僕のチューブフライが悲しくも天空高く舞い上がる ウソダロこんな事って〜(涙)

 


テイータイムを楽しんでると思いきや

 

 

皆さんこの一部始終を見ていたらしくズッこけていたのは知る由も無かった!

 

 

そしてついに涙のガリエツをキャッチ!!

 

 

長かった〜

 

 

 

 

午後は多少コツもわかり

 


ガリエツ、ガルブーシャが嘘のように沢山釣れた。

 

 

 

 

 


メスのガリエツ は、オショロコマの降海型。

 


ギンピカなので一瞬ミキージャ(ニジマス)と見間違います。

 


アベレージは50センチぐらいです。

 

 

 


オスのガリエツは美しいレッドカラーとブルー色が強い。

 

 

沢山釣れるので価値が↓ですが、めちゃくちゃビューテフ〜な魚です。

 


ガリエツと誰が命名したのか、ちょっと聞こえも悪い気がする。

 

 

ドリーバーデンと言ったほうがランクが上がる?

 

 

 

 


ガルブーシャ(樺太マス)

 


いわゆるセッパリと呼ばれてるシャケ。

 


幅広なので流れに乗るとメチャクチャ重いです。

 


岸際を無数のガルブーシャが遡上していた。(足に当たるぐらい)

 

 

午後は沢山の魚が釣れ余裕も出てきて釣りのペースもかなりいけて来たぞ。

 

 

 

 

 

 

ここで今回のタックルについて

 


意外とバックスペースが無いところも多いので

 


エクスドライブFED1504 #10 を2本ボートに積んで

 


1本にはオーバーヘッド用のシューティングヘッドをセットし

 


もう1本はスペイラインをセットした。

 


ポイントに応じて使い分ければラインチェンジの時間を短縮できる。

 

 

結局今日はフライライン、インターとタイプ兇念貽通した。

 


心残りは一匹もミキージャをキャッチ出来なかった。

 


何故だ???

 


明日は少し沈めてみよう。

 

 

 

 

 

 

ロッジに戻ると時計は7時前

 


夕食は9時からの為、その前にバーニャ(サウナ)に入ります。

 


サウナに行くとそこには笑顔のミハエルが!(ロッジのボスです)

 


暑いサウナの中で白樺の葉っぱを使いミハエルがバシッ バシッと体を清めてくれる。

 


10分ぐらいの時間だが暑くて暑くて、かなりキツイ!

 

 

ミハエル何時までやるの?と聞いても伝わるわけが無い)

 


するとミハエルが「マテッ」と柔道用語を言って去ってしまった、

 

 

待っているとジョッキビールを持ってきてくれるのだが

 


このビールが最高にうまかった。

 

 

(ロシアのビールは癖が無くどの柄もとっても飲みやすいです。)

 

 



夕食時にミハエルがサマゴンという木の実で手作りしたお酒を振舞ってくれた。

 


飲みやすくて美味しいが故にあっという間に空いてしまった。

 


歓談時、今日の釣りでどんなフライ、色が反応が良かったか?

 

 

フライラインのシンクレート(棚)など皆で情報交換した。

 

 

 

 

 

 

●釣行2日目

 

朝起きると天気は快晴、川の濁りも回復し水量も若干引いていた。

 


皆のテンションも↑↑↑

 


今日はミキージャ(ニジマス)狙いでロッジから10k程川を下るプランだ。

 

 


 

最初のポイントで同船していた徳島から来たYさん、

 

 

郡スペのAKさんが50オーバーのミキージャをゲット!

 


自分には20センチぐらいのミキージャが1匹 後はガリエツの猛攻に終わる。

 


AKさん曰くブッシュの下を根掛り覚悟でスイングさせるらしいが、

 

 

自分はと言うとロストが怖くそこまで攻めれなかった。

 


100戦練磨を経験しているAKさんからは色々と勉強させられる。

 

 

 

 

 

 

ランチは下流の中洲で済ませ。

 


その場所でストイックに攻めるFさんが良型のミキージャ(55センチ)をキャッチ!

 


弟が居るはずだと思い、すかさずその後ズカズカと入らせて頂き、

 

 

余所見をしてるとグググ〜と強烈な生面反応が!

 


予想どうりの46センチの弟ミキージャをゲットできた。

 


欲をいえばもっと大きいのが釣りたいが、それでもこの時はかなり嬉しかった。

 

 

(釣ったと言うより釣らせてもらった感が強いが)

 

 

 

 

 

 

 

 

午後ポイントを移動しフライラインをタイプ4に換えて沈めてスイングさせた後、

 

 

リトリーブ中にゴツンと重い当たりが!

 


首振ってるし重量感もある、その時がきたか?もしや・・・でも飛びません?

 


何回かラインを出された後にランディングすると丸々太ったクンジャ(アメマス)でした。

 

 



70センチは欠けたがナイスファイトをしてくれた。

 


 

晴れるとブユが大量に発生しあちこち刺される。

 


市販の虫除けスプレー、ハッカスプレーも10分もすると蒸発してしまうのか全く効かなくなる。

 


これには正直まいった。

 

 

目の中、口の中ブユだらけで竿が動いてしまいこれでは安定したスイングが出来ない。

 


それでも魚は食ってきますが(笑)

 

 

結果2日目は快晴の中、色々な魚種が釣れ楽しめた。

 

 

 

 

 

 

ロッジでの夕食時、ミハエルから明日3日目の釣りに対して提案があるとの事

 


なにやらロッジ下流にボートで1時間ぐらい下った場所に滝があるらしく、

 

 

そこに沢山の魚、遡上魚が溜まっているのだと

 


但し今日の水位ならその場所に行けるが今晩もしも雨が降り増水すると行けないのだと。

 


全員一致でそこに行く事で決まった。

 

 

 

 

後編に続く

 

 

 

 

 

 

TackleData

 

●Fly Tackle


 Rod : Fates ExDrive FED1504#10


 Reel : #10 LargeArbor


 Line : オーバヘッド … 9mシューティングヘッド(DST#11を9mに加工)フローティング〜タイプ4迄


 スペイ … アトランティックサーモン #7/8 インタータイプ


 Leader : Nylon(4X)


 FLY :チューブフライストリーマー ブラック、ブルー、パープル


    :ウオディントンストリーマー全長13センチ ピンク/ブラック ブルー/ブラック


    :ウェイキングフライ 3センチ〜4センチのチューブに巻いたパターン

 


 Other : ティップカバー(M) ボートの移動時に重宝しました。

 

 

8月といえども雨が降り冷え込むと10℃台になる事も考えられますので


フリースやダウンジャケットも持っていって正解でした。


ウエーダーはネオプレーンまでは必要ありませんが


私はアングラーズデザイン社のハイブリッドウエーダーを着用しました。

 

 

Traveler : Staff T

 

 

 

 

 

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ツンドラの大地へ!2016(原始の川にジュラシックトラウトを求めて)前偏

 

 

 

 

昨年の7月に初めてカムチャッカを訪れた!

 


一生に一度と思い、会社にも特別に休暇を頂きロシアの地にキングサーモンを狙いに行ったが

 


悠々と流れる大河を目の前にし、フライでは太刀打ち出来ずルアーで何とかキャッチできたが

 


決して満足の行く釣果ではなかった。

 

 

 

 

昨年の記事


 →ツンドラの大地へ!カムチャッカ釣行記2015(前編)

 

 

 ツンドラの大地へ!カムチャッカ釣行記2015(後編)

 

 

 

 

 

昨年の秋頃だったか?北海道のO氏のもとを訪れた時

 


「竹ちゃん、来年もカムチャッカ行くで〜!!」

 


「ムリムリ!無理ですよ」と言いつつも

 


「ところで何処に何釣りにですか?」と興味があるのは隠せず(笑)

 


0氏が壮大なプロジェクトを淡々と話すのを聞いていると…(スゲー!イキタイ)

 


未開の地に原種の巨大ミキージャ(ニジマス)を釣りに行くというプランだ!

 


釣人ならこんな話を聞いたら誰でもスイッチが入りますよね!

 

 

昨年と全く同じパターンで

 


「検討してみます?」と言いつつも完全に行きたくなって来た。

 

 

それからカムチャッカ2016に向けた本流のトレーニングが始まった。

 


犀川、魚野川、利根川、と大好きな中禅寺湖シーズンも回数を減らし

 


インランドのキャスト練習も中断して、

 


とにかく本流の釣りをステップアップさせる為に本流に通った。

 

 

今年の春ごろかだったかO氏が

 


「今回のメンバーで竹ちゃんが一番技術的にも経験値とっても↓」

 


つまり真剣に望まないと僕だけ坊主の可能性も充分ありえると言う事。

 


たとえ海外といえども甘くないのは昨年のロシアで経験済みだが

 


とにかく可能性のある物は全て準備したかった。

 

 

毎晩仕事が終わってからフライも巻いた。

 

 

 


これはチューブフライ、ドライフライと違い巻くのに工程が多く1日2個が限界です。

 


だんだんクオリティ、完成度が高くなるにつれ巻くのが楽しくなってきた。

 

 

 


ウエイキングフライ、引き波を立てながらスイングさせると

 

 

大型のレインボーがドッカーンと出るらしいが?

 


風呂に浮かべて引き波の立ち具合やスプラッシュが出るか等、

 

 

一人ニヤリとしながらテストを繰り返す(笑)

 

 

 


Mさんがロシア語の簡単アンチョコを作ってくれたが発音がブーとかルーとか難しい。

 

 

 


O氏が作った旅のしおり、壮大かつ綿密なプランが盛り込まれている。

 

 

 

 

 

 

出発初日


しかし…不安な気持ちは払拭できずあっという間に8月になった。

 

 

今回の予定は夏休み限定の便があり、

 

 

成田→カムチャッキーの直行便があり4時間足らずでカムチャッカに行ける。

 


(昨年は成田〜インチョン〜ハバロフスクで1泊 翌日ハバロフスク〜カムチャッカと2日掛かりの移動)

 

 

そして出発当日、成田エアポートに見慣れた仲間たちが集まる。

 


自分は成田まで1時間弱だが、札幌組、新潟、徳島と地方からの方々は前泊しなければならない。

 


そう考えると埼玉に住んでる僕は恵まれてますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

乗客はほぼ日本人、釣人は恐らく我々だけのようだ。

 


カムチャッカは火山で出来た半島で4000m級の山もあり登山やトレッキングツアーもあり

 


他の乗客はトレッキング目的の方が大部分の様です。

 

 

 

 

夕方、ペトロパブロフスクカムチャッキー空港に到着!(カムチャッカの時差は3時間進みです)

 


通訳 兼 コーディネーターのマリアさんが出迎えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

5日分の水、酒をスーパーで買出した後、マリアさんが予約したレストランでディナー

 

 

 

 

 

 

 


1年振りのロシアン料理、やっぱりおいしい、

 

 

新鮮な食材にシンプルな味付けが抵抗無く食べられます。

 

 

その晩は郊外の温泉ホテルでゆっくり体を休ませ明日は陸路を1日かけて移動だ!

 

 

 


モーテルっぽい不思議なホテル!

 

 

 

 

 

 

2日目

 

翌朝駐車場にゴッツイ車が!

 


スッゲー(パリダカ仕様か?)と思いきや我々が乗るバスでした。

 

 


 


大口径のマッドテレーンのタイヤを装備しトルクフルなスーパーローギアの4WDは

 


道無き道を走り、藪を掻き分け、川を渡り、

 

 

これは紛れも無くカムチャッカ仕様の頼もしいスーパーマシンではないか!!

 


ちなみにカムチャッカの道は半島中央に1本の国道があるだけで、その国道ですら殆どがダートです。

 

 

今日のルートは内陸のミルコボとう軍人の村(ミルコクロコップを連想してしまう)まで

 

 

直線ダートを4〜5時間永遠と走り、そこからは中央山脈を越える悪路を3〜4時間。

 


船着き場に到着しそこから40分ゴムボートで川を下りロッジに到着という。

 

 

とてつもなくロングバージョンな移動日です。

 

 

 

 

 


道中、車内ではマリアさんが一生懸命カムチャッカの地理や歴史について話してくれた。

 

 

2時過ぎにミルコボ村に到着。

 


ここで少し遅いランチを済ませいよいよ山脈越えだ!

 

 

 

 

 

 

 


旧ソ連時代に立てられた物か?古いシュールな建造物が目立つ。

 

 

ミルコボからロッジのボス「ミハイルさん」が合流。

 


彼は柔道をやってる様で「ワザワリ」「ユウコウ」「シドウ」「マテッ」などの日本語は分るようだ(笑)。

 


後に彼にはサウナでお世話になる。

 


川の状況や魚の遡上状況など0氏と内合わせ中

 

 

 


 

 

 

 

 

 



途中の景色も素晴らしかった。

 


ツンドラの湿地帯になったりダケカンパと白樺の高山植物の森になったりと

 

 

国内なら間違いなく国定公園になるようなロケーションが普通に存在する!

 

 

何回も山を越えて、船着場までの最後の1時間がアップダウンの連続する悪路で

 


ブッシュの中を掻き分け、途中川も渡りスリル満点のアドベンチャーが続き何とか船着場に到着した。

 

 

 


スーパーマシンも汚れ具合がいい感じに、川を走ったのでタイヤはきれいになった。

 

 

 


全員の荷物を1台のボートに積み込む。

 

 

これからゴムボートで40分のリバークルージングだ。

 

 

若干川は濁り気味だが途中川を上るガルブーシャ(樺太マス)も発見できた。

 

 


ツイター!

 


2日がかりでやっと目的地のロッジに到着です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ロッジは川原の森を50m四方切り開いた所に

 


食事をするメインの棟、宿泊棟 乾燥室ある棟 スタッフ棟 サウナ棟と5棟に

 


分かれている メイン棟で朝食と夕食を済ませ昼食は川原の特設テーブルで食事をする。

 


もちろん電気水道は無く、自家発電に水道は川から汲み上げている。

 


ちょっと雰囲気がベトナム戦争映画に出てくるベトコンの基地みたいな。

 


手作り感満載な所が凄く気に入りました

 


ここにはスタッフ以外に犬が3匹いる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


この場所はヒグマの宝庫で毎日の様に熊が出没する。

 


そこでこの勇敢なワンコ達が熊が近づくと猛烈にダッシュして吠えまくる。

 

 


 

驚かされたのは対岸に熊が現れた時にボス的存在の犬がなんと!!

 

 

激流を泳いで渡り熊を追っていったのです。

 


熊は「んだよ〜 うるせいな〜」と言ってるかのように諦めて森に帰って行く。

 


後で聞いたら犬たちは猟犬で訓練されてる様です。

 


この勇敢なワンコ達のおかげで夜も安心して眠れるのです。

 


お礼に愛情をたっぷり注いで上げました。

 

 

 


熊ウオッチング中、ミハエルがなにやら熊について語ってるようだ。

 

 

ロッジの食事もとっても美味しく、

 

 

こんな僻地で美味しい食事を頂ける、なんて贅沢!クースナ。

 

 

 

 

 


翌日に向けての祝杯を交わしボートのチーム分けなど話し合った。

 

 

皆、長い移動で疲れていたので少し早めにベッドに入る。

 


明日の作戦を連想する、ライン選択、フライ選択など考えていたら

 


疲れていたのかあっと言う間に眠りに落ちた。

 

 

明日からはいよいよ実釣だ!

 

 

ジュラシックトラウトは現れるのか?

 

 

 

 

 

 

続編に続く

 

 

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