Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

スピードスティック『初披露を終えて』

本年より各地のフィッシングショーにて、スピードスティックを初披露した。


横浜での釣りフェスタにて最初の展示を行ったが、


一般公開となる初日は不安と期待が入り混じった尋常ならぬ緊張感が漂っていた。


昨年にプロジェクトの発表を行い大変な反響を頂いた反面、


この重責は大きなプレッシャーとして感じていた。


ここ何年か作り込んできた事で、ロッドに対しての自信は相当あったのだが、


いざ展示となった際に「ちょっとだけ不安」と思っていたのは正直なところだ。

 


だが、横浜〜大阪と披露を終えて思えたのは、


『このロッドを作って本当に良かった』と思えた。


出来る限りの方に声を掛けさせて頂き、ロッドの感想を頂いたところ、


「このロッドを待っていた」


「これこれ!このデザイン」


「使ってみたいアクション」等々、


実に沢山の方に受け入れて貰えたことは嬉しい限りだった。


どうしても昔のデザインを求めている方には、


受け入れ難いことも重々承知の上で今回の発表に踏み切ったところで…


決して全ての方に納得頂けたとは思えていないが、


自分達の考える新しいスピードスティックの面白さが


ロッドを触って頂いた方に伝わったのではないか、と思っている。

 

 

会場でよく聞かれたのは、いつ頃発売するの?、価格は?など、


まだ未確定なので曖昧にしかお答えできなかったのが辛いところ。


発売時期も2020年秋と告知していたが、ご対応させて頂いたほぼ全ての方より


秋よりも前に欲しいとの意見を頂いており、なんとか早く作れないかと模索中だ。


決まり次第、ホームページにて発表する予定なので、


もう少しだけ、もう少しだけ…お待ち頂きたい。


Staff Funaki

 

 

【関連記事】


懐かしい…営業先で見つけたロッド(2018年2月14日掲載)


倉庫の奥より(2018年3月14日掲載)


プロジェクト始動(2019年1月15日掲載)


スピードスティック×テンリュウ(2019年1月17日掲載)


古くもあり、新しくもあるバスロッド(2019年2月13日掲載)


世代別の遊び方(2019年3月13日)


プロジェクト1『発足』(2019年9月3日掲載)


プロジェクト2『リビルド』(2019年9月24日掲載)

 

プロジェクト3『独創的なロッドであれ』(2019年12月25日掲載)


プロジェクト4『NEWスピードスティック』(2020年1月21日掲載)

 

 

 

 

 

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プロジェクト4『NEWスピードスティック』

 

 

 

遂に スピードスティック が公開となった。

 

先日の狡爐螢侫Д好謄バル横浜瓩任和腓な反響を頂き大変嬉しかった。

 

 

リリース時期の詳細は未定だが、2020年秋頃に発売したいと思っている。

 

今回はシリーズの全貌を紹介していこう。

 


【コンセプト】


僕らが求めたのは、爛襯◆璽侫ッシングの面白さを伝えられるロッド瓩澄


キャストの楽しさ、ルアーを操作する面白さ、魚との駆け引きといった一連の動作だけでなく、


往年の名作と呼ばれるルアーや、当時使っていた古いリールでの釣行など、


世代やジャンルを超えて楽しめるロッドに仕上げたいと思った。


現代のスタイルを知る方には新しく、当時のスタイルを知る方には懐かしい、


そんなシリーズであって欲しいと思い仕上げたつもりだ。

 


【ブランク】


ブランクには 超低弾性カーボン を採用し、


グラスのテイストを残しながらも軽く扱い易いアクションを求めてみた。


倉庫で初めてスピードスティックを見つけた時、


手に取って感じたグラスなのにシャープな印象と曲がりの面白さを、


現代の技術と素材で再構築してみた次第だ。


グラス素材には無いシャープさを持ちながらも、


ティップから負荷を掛けて行くとモッチリとした弾性感としている。


近年のリールは技術革新もあり、軽量ルアーであっても簡単にキャスト出来るが、


オールド系のリールではピンピンのロッドではキャストが難しい傾向にある。


これはレベルワインダーとスプールが連動している場合や、


スプール自体の重さが初速を抑えてしまう事が原因で、


ロッドをしっかりと曲げ前方へ押し出す力を与えてあげないと難しい。


当時のグラスロッドは曲がる事で、テイクバック時に溜めた力を


ルアーまでしっかりと力を伝える事が出来たためスプールの失速も少なかった。


今作の様に低弾性でモッチリした調子も、ロッドが容易に曲がる事で


ルアーを押し出す力を与え失速し難くなっているのが特徴だ。


勿論、最新のリールを扱うと更にキャストが容易になる点も加えておこう。

 


【グリップ】


グリップは、憧れであったコルクグリップを採用している。


実はロッドを企画するにあたって、当時のロッドを現役で使っていたスタッフが


子供の時に海外製のロッドのコルクグリップを見ていたからだ。


当時のラバー製ガングリップは雰囲気として最高だが、


どうしても日本人の腕力では一日中遊ぶことを考えると軽さが欲しくなる。


また、当時海外から輸入されていたロッドはコルクグリップの物も多く、


高嶺の花として憧れたグリップの良さを取り入れたかったのもあった。


何よりも、最初期のスピードスティックはコルクグリップだった点もある。

 


リールシートも富士工業社のPTSを採用した。


最新のロープロ系リールだけでなく、一昔前のリールも扱えるのもPTSを


採用した理由でもあり、世代を超えて楽しめる形状を選んでみたつもりだ。


オールド系のリールだと、パーミングする際にシートが太いと手が大変で、


大概はオフセットハンドルタイプのシートを扱うしかない。


見た目こそ最新であるが、シートが薄い今作は新旧どちらのリールでも難なく扱え、


各々のスタイルに合わせて遊べるのが採用した理由だ。

 


【ガイド】


今作には、KタイプとRVタイプのガイドを採用している。


当時のロッドには、最新のリングと形状を採用した経緯があった。


今作にもそのマインドを継承し、今考えられる最良の形状を選んでみた。


扱い易いロッドというのは、使っていて何も不自由さを感じさせない点があり、


どこかバランスが崩れているとライントラブルなどが頻発しやすくなる。


アクション(調子)に合ったガイドを適材適所に扱う事で、


その使用感は扱い易さに直結してくる訳だ。

 


【企画書に乗せた思い】


企画書に「当時自分たちがスピードスティックを使って経験した釣りの楽しさを、


現代の子どもたちにも経験をして欲しい」と書いていた。


おそらくスピードスティックをご存知の方は、


ある程度ルアーフィッシングを経験してきた方達であると思う。


釣果だけでない、ルアーフィッシングの面白さを伝えられるロッドとして、


今作を作ったことが伝わって頂けたら幸いだ。


Staff Funaki

 

 

 

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プロジェクト3『独創的なロッドであれ』

今回のプロジェクトを立ち上げた際に、TENRYUの創業者からの励ましが有った。


創業者とはスピードスティックをルー氏と共に作り上げた塩澤美芳 本人からだ。


自分達に伝えたかったのは、『独創的なロッド』を作れとの事だった。


当時は、ダルいアクション、重たい金属製のグリップ、簡易的なガイドが主流だったのを、


全く新しい素材や技術を模索し作り上げ、


革新的なロッドとしてデビューさせたのがスピードスティックであった。

 

写真は1970年代、ルーとプールでテストしていた時の様子。写真左がルー本人。中央が創業者の塩澤美芳。

 

 

 

要するに狎里諒に囚われず、現代のロッドに仕上げるべき瓩箸いΠ嫐である。


ただ、倉庫の奥から見つかった試作品のアクションは、今でも感触として手に残っている。


シャープな振り心地と、曲げた時の面白さは残したいと思っていた。


そして思い描いたのは、当時スピードスティックで遊んだ世代が、


次の世代と一緒に遊べるロッドであった。


そのロッドには、当時遊んだ往年のルアーやリールが付けられている。


世代によって遊び方は色々あり、70年代、80年代、90年代など


象徴となるタックルを再度使ってみるのも面白いと感じる。


ジャンルや釣り方などの壁を取り払い、


爛襯◆璽侫ッシングを心から遊べるロッドにコンセプトを決めた。


完成まであと少し。フィッシングショーでの展示をお待ち頂きたい。


Staff Funaki

 

 


【関連ブログ】


倉庫の奥より(2018年3月14日)


スピードスティック・プロジェクト始動(2019年1月15日)


スピードスティック×テンリュウ(2019年1月17日)


スピードスティック『古くもあり、新しくもあるバスロッド』(2019年2月13日)


スピードスティック『世代別の遊び方』(2019年3月13日)


スピードスティック プロジェクト(ルアーニュースR 2019年3月22日)


プロジェクト1『発足』(2019年9月3日)


プロジェクト2『リビルド』(2019年9月24日)

 

 

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プロジェクト2『リビルド』

 

はじめに今回のスピードスティックは、復刻では無いことをご承知頂きたい。


現代的な要素を取り入れながら、


当時の面白さも残したロッドに仕上げたいと考えている。


そうなった経緯を語っていきたい。

 


【不可能の壁】


前回の話で、スピードスティックを再度やってみよう!となった訳だが、


プロジェクトとして『2つ』の案が持ち上がった。

 

 

前回の話→ プロジェクト1『発足』(2019年9月3日)

 


それは完全に新しい素材で仕上げた『リビルド』と、当時のパーツに仕上げた『復刻』である。


温故知新という言葉の通り、当時を知るには同じ物を作ってみるのが早い。


とりあえず復刻出来るか検討してみる事となった。


ブランクの設計図は残されており、当時のマンドレル(鉄芯)も保存されていた。


当時と同じグラス素材は手に入らないが、近いアクションを作ることは出来そうだった。


次にパーツ類だが、これが1番のネックとなった。


富士工業社に問い合わせたところ、


当時のガイドやグリップは再販する見込みは無く、市場に残されている物でしか無いらしい。


ストーリーで述べた通り、富士工業社が手掛けたガイドやグリップは、


スピードスティックを形作る大きな要素でもあり、


正規のパーツが手に入らないという事は事実上の不可能を意味していた。


たとえ手に入ったとしても、極限られた本数しか作れないのが現状だった。

 


OHタイプ(参考資料)


ガイド (富士工業社よりお借りたサンプル)


当時のマンドレルと試作したブランク


『復刻』を望む方も少なからずいる事は分かっていたが、


当時と同じガイド・グリップを手に入れる事が難しく『復刻』は断念し、


完全に新しい『リビルド』に注力しよう!となった訳だ。

 

 

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プロジェクト1『発足』

 

数年前、定期的に開かれる会議の場で1つの提案事項があがった。


それはスピードスティックを再度作ってみないか?という内容だ。


スタッフMからの提案で、現代の技術を集めて作ったら面白いのでは?との事だ。


なにより本人は、当時スピードスティックを使っていた世代であり、


初めて買ったルアーロッドでもあったという。


そんな思い入れのあるロッドを、


もう一度作ってみないか?という訳だが、簡単には事が進まなかった。


まず、他の営業仲間でスピードスティックを知っているのが少なく、


企画を取り仕切るスタッフFも、


存在を知っていても現代版の完成図が湧いて来ないのも理由の1つだった。

 


だが開発を始めるキッカケは、ふとしたタイミングで訪れる。


そう、当時の試作ロッドが出てきた事だ。

 

 →『倉庫の奥より』(2018年3月14日ブログ)

 

実際にロッドを目の前にし、手に取ってみるとイメージというのは膨らむもので、


自分が当時使ったリールや、ルアーなど思い出話が飛び出してくる。


往年の名作から珍作まで、


ルアーフィッシングに初めて触れた頃の思い出は色濃く残っているものだ。


隣で聞いている平成世代にとっては、新鮮な言葉に感じられており、


段々と話の熱が熱くなってきたのを皆が感じていた。


そして改めてスピードスティックの話となり、初めてみようとなったわけだ。


しかし、ここからが本当に試練となる事を知らなかった。

 

 

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スピードスティック『黒いアイツ』

 

以前のブログ後、「でかいナマズ釣っていたね」という声を掛けて頂きました。


それはそれで話のネタとして良かったのですが、私が狙っているのはブラックバスです。


今回こそはバスを釣ってやろうと出張先で大型のバスが釣れると噂の川に行ってきました。


川幅の広めの川での釣りの為、今回はロングキャストが可能なプロトモデルを使いました。

 

 


川の流芯を外して流れの変化のある部分を中心にキャストしていきます。


時おりルアーを見て逃げる大型の鯉がいます。鯉にとっても産卵の季節のようです。


小一時間場所を変えつつキャストを繰り返しましたが、バスらしいアタリは全く有りません。

 

 


あきらめて納竿を考えていると川に堰を見つけました。


竿のキャスト性能を生かして堰の下流側で対岸までキャスト。


ちょうど流れの強い部分で吸い込むようなアタリが有りましたが、


竿の硬さのせいか弾いてしまいました。再度同じ場所に角度を変えてキャスト。


先ほどより奥で「バフッ」。今度は少し送り込んでからフッキング。


グッと竿に重みが掛かりヌルヌルバシャバシャ大暴れ。


川の流芯に逃げ込もうとする魚を竿のパワーで押さえ込み、足元まで寄ってきたのは黒いアイツでした。

 


前回同様バスには会えませんでしたが、良型のナマズに会えて実は大満足でした。


ナマズは私が子どもの頃からの身近なルアーフィッシングのターゲットで、


今も変わらず私と遊んでくれます。


が、ナマズが暴れたせいで、お気に入りのバグリーの塗装が剥げてしまいました。

 


TackleData


Rod : Speedstick (Prototype #4 , 7ft)


Reel : 五十鈴工業 BC730


Line : MI-207N (14lb)


Lure :Bagley 


Angler : Staff M

 

 

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スピードスティック『令和の初バス』

 

地元の友人から「バスが釣れているよ」と連絡をもらい、


久し振りに地元の野池でバスを狙ってきました。


とは言っても「遊んで欲しい盛り」の息子が2人いる私が、


休みの日に「釣りに行ってくる」なんて言おうものなら


「僕たちも行く」と釣りどころではありません。


子ども達に「どうしても仕事に行かなくてはならない」と言って2時間だけの釣行に出発。

 

 


移動時間を考えると実釣時間は1時間弱。


池に到着するまでに池の位置、池の底の状態、


太陽の方向、使うルアーなど考えて、最短でバスに会える方法を考えました。


邪魔にならない場所に車を停めて早足でポイントに向かいます。


日ごろの運動不足のせいか、すぐに息切れをしますが何とかポイントに到着。

 

 


池の北側で岩が点在するフラットなエリアでまずは


11cmのミノーを広範囲にジャークしていきます。


コイがウロウロと岸際を泳いでおり何だか嫌な感じがするな〜と思っていると、


ゴンっとミノーを持って行かれました。釣り上げてみると立派なヒレのフナ。

 


コイやフナも恋の季節でシャローに集まっているようです。


気を取り直してルアーをクランクベイトに変えてフラットシャローの沖のブレイクを通します。


段々と池の水の動いているアウトレット側へ進んで行くと、コツンと小さなアタリが。


速度を変えながらクランクベイトを引くも反応がありません。


ルアーをバルサのシャッドに変えて、よりスローにブレイクをのエッジ周辺を通します。


するとコツンと小さなアタリがあり、ルアーを持って行きます。


巻き合わせを入れると、どうもバスのようです。

 


少し疲れた感じのあるバスですが、令和の初のバスに会うことができました。


その後急いで家に帰り、息子たちとキャッチボールして機嫌を治してもらいました。

 

 

TackleData


Rod : Speedstick (Prototype #0  6ft)


Reel : Bantam


Line : MI-207N (14lb)


Lure : One-Ten , シャドラップ・MIクランク(MR)


Angler : Staff M

 

 

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スピードスティック『テスト再開』

 

各フィッシングショーではスピードスティックの展示ブース前で、


多くの方と色々なお話をする機会に恵まれました。


同じ時代を共有した皆さんとの話は尽きることも無く、


嬉しい反面皆さんの思い入れの深さを改めて感じました。


スピードスティック復活プロジェクトの事の重大さを改めて感じています。

 

 


さて、大型フィッシングショーも終わり、


皆さんに公言しているスピードスティックのテストの再開です。


暖かい日も増えて大型のバスが狙える時期になって来ました。


今回は大型の湖につながる支流のシャロー付近を回遊しているバスを狙いました。


ルアーは広範囲を探るためにサーフェイスクランクを使います。


土地勘の無いエリアですが、地図を見ながら(最近の人はスマホを駆使するのでしょうが)


可能性の高そうな場所をランガンします。

 


数日前の冷たい雨のせいか水の状況が悪く全く無反応です。


このエリアに見切りを付け、水源が地下水で水の状況が


比較的安定しているであろうクリークのエリアに来ました。


変化に乏しいクリークですが、少しでも水の動きに期待して


水門とインターセクションをランガンしていきます。


ここは鯉やメダカや水鳥がいて生命観はあります。


ある水門付近にルアーを通すと、モワッとルアーに向かって何かが飛び掛りました。


その何かはルアーに触れることも無く反転して水門の方に帰っていきました。


数投コースを変えながらクランクを通してみましたが、それ以降反応はありません。


10分くらい時間を空けて再度水門前にクランクを通したところ、


今度は1発で乗せることに成功。

 


大きな体の振りは良型のナマズでした。


昔スピードスティックを手に入れた頃、


ゲームフィッシングの対象魚は必ずしもブラックバスではありませんでした。


ナマズやライギョには良く遊んでもらいました。


今回はバスには出会えませんでしたが、


良型のナマズに会えて楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

 


TackleData


Rod : SPEEDSTICK  Prototype(#2)


Reel : TD-Z US-trail


Line : MI-207N 12LBS


Lure : TENRYU (MI-401S) & Woodream(#2/0)


Angler : Staff M

 

 

 


ルアーニュースR記事(2019年3月22日掲載分)


『スピードスティック・プロジェクト』

 

 

 

 

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スピードスティック『世代別の遊び方』

 

 

スタッフFが、知人から少し古めのリールを預かったようだ。


その知人の方曰く、1980年代に少年時代を過ごした方は、


スピードスティックにこのリールを付けて遊んでいたのでは?との事だ。


確かに筆者である私も、当時に使ったリールを残してあるし、


それをロッドに取り付けてみては過ぎ去った時代を懐かしんでいたりもする。


70年代に遊んだ方、80年台に遊んだ方など、


何度か訪れたルアーフィッシングのムーブメントに触れた方は


それぞれに道具の選択方法と遊び方があったはずだ。


80’s世代の私にとってのリールはパーミングカップのアンバサダーが始まりであった。


普遍的なルアーも有るし、時代を彩ったルアーも有る。


2000年以降、バスフィッシングから少し遠ざかっていた私が聞いた所によると、


どうやら90年代の品には既にビンテージ感も出てきているらしい(笑)


世代別にリールを変えながら遊んでみるのも面白そうだ。


Staff M

 

 

 

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スピードスティック『古くもあり、新しくもあるバスロッド』

 

 

2019年1月から2月にかけて横浜と大阪にて開かれたフィッシングショーにて、


TENRYUのブースではスピードスティックの展示コーナーを設けた。


巷で噂を耳にした方が多かった様で、沢山の方に展示をご覧頂けたかと思う。

 


ディスプレイの中には現在進めている試作品のロッドと一緒に、


当社にて保存されていた最初期のスピードスティックも展示させて頂いた。


3本展示した古いロッドのうちコルクグリップのタイプは、


スピードの名を持ったガイドとリールシートが見て取れる。


シート形状が後期の物と異なり、後に発売となった同社のリールが取り付けられない。


これより後期のロッドは、リールに合わせて形状を進化させたのではないだろうか。

 

 


創業者に当時の事を伺うと、バスロッドのハンドル部は金属製の物が主流だったが、


富士工業社とタッグを組み生み出された樹脂製のリールシートは革新的であった。


合理性を求めるアメリカらしい発想と言えばそれまでだが、新しい物への挑戦は


ロッド自体の形を改め釣り文化の発展に大きく寄与したのは明白であった。

 

 


今回、フィッシングショーの会場にてお客様からのご意見として、


当時のグリップ(オフセットハンドル、ラバーグリップ)が欲しいとの声もあった。


もちろん、弊社内からも同じ声も有った。


しかし、当時のモデルを復刻することは不可能となっている。


富士工業社で同規格のグリップが生産終了となっており、


市場に出回っている物を集めたとしても安定供給が難しい面があった。

 

 


ただ…もし完全に同じロッドを再現出きたとしても、


ビンテージを好む方が求めているスピードスティックでは無いと思う。


ビンテージに必要なのは、その物が過ぎてきた年月であり、


長い時間を掛かって醸し出した雰囲気そのものが大事となってくる。


新しく作った物に足りないのは、エイジングを重ねた時間であり


決してお金では買える事のない物が付いていないからだ。

 

 


それよりも現代的なエッセンスも取り入れ、


もしルー氏が今の時代に生きていたらこんな風に遊んでいたのではないか…


そして、当時スピードスティックで遊んだ世代の方が、


次の世代の方と新型のスピードスティックを持って遊びに行けたら…


そんな事を想像したら新しいバスロッドのイメージが浮かび上がってきた。


スタイルとしては『ネオ・トラディショナル』と呼べば良いだろうか。


これから開発の一部始終をお伝えしていこうと思うので、


気になった時にでも当ブログをご覧頂きたい。


Staff Funaki

 

 

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