Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

スーパーライト系ジギングモデル HORIZON-LJ

 

 

 

 

発表して大きな反響を頂いている ホライゾンLJ

 


モデルチェンジした中で今まで無かったパワーランクを設けた。

 


近年、タックルの進化は進み、PEラインは細くて強くなり、

 


タングステン製のジグの台頭でライト化は急速に進んでいる。

 


そうすると今まで狙い難かったターゲットが、

 


手軽に挑めるようになりライトジギングの世界も一気に広がった。

 


これが人気となり巷では、

 


スーパーライトジギング(SLJ)やマイクロジギングなどと呼ばれている。

 


弊社ではスーパーライト系として相称したい。

 


このスーパーライト系のモデルを今作に取り入れた訳だが、

 


ベイトモデルとスピニングモデルで各々に使い分けが出来る様にしてみた。

 


今までの開発経緯も踏まえながら紹介していきたい。

 

 

 

 

 

 

HLJ641B-FLL(ベイトモデル

 


全長:6'4"(ft) パワーランク:LL(ULとLの中間)

 

 

 


バーチカル(垂直)にルアーを落として探る状況ではベイトモデルが扱い易い。

 


今まで既存のモデルでは80gがベストのモデル(HLJ64B-FL)は有ったが、

 


更に軽量なジグに照準を合わせたモデルが無かった。

 

 

以前に掲載したBlogで伊勢湾でのテストを書いた。

 


 → 秋のスーパーライトジギング(2017年12月22日掲載)

 

 

 

 

 


この日はターゲットが絞れず、漁礁周りを探っていき五目釣りが狙いだった。

 


ストラクチャーの近くでは根魚などが主体だが、上層にはワラサなどの青物が回遊しており、

 


あまり細いラインだとラインブレイクの恐れもある。ただし使用するジグは60gだ。

 


その為、船長からは少し強めのライン設定(PE0.8&リーダー16lb)が望ましいと伝えられていた。

 


また、風が強い日でありスピニングタックルで挑んでいた方は棚ボケしてしまい、

 


根掛かりでルアーをロスとしている方が多く見受けられた。

 


こうした状況などでは少し重ためを選び、着底を捉え易いベイトタックルが向いている。

 

 

漁礁や根周りなど、ジグをストラクチャーに対してタイトに落としていき

 


ターゲットのレンジ(泳層)を探ることが出来るモデルとしたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 


使い易いメタルジグの重さを、マックス100g・ベスト60gとし、

 


バランスとしてPEライン(0.8号前後)リーダー(16lb前後)と設定。

 


ターゲットは広く、シーバス・太刀魚・マダイ、

 


小〜中型回遊魚・根魚・海マスなど日本中の魚を狙う事を想定した。

 

 

地域別に使用法も変わり、

 


東京湾では冬季のシーバスジギングに活躍し、

 


ソフトなティップが吸い込み系バイトを逃さず深場に落ちた魚を狙う事に向く。

 


駿河湾や富山湾など、夜間での太刀魚ジギングでは浅棚に浮いてきたターゲットを

 


軽量ジグで誘うことにも向いている。(夏季に浅場に入った太刀魚にも有効)

 


東北から以北では季節限定ではあるが、海マスをジギングで狙う際にも有効で、

 


ソフトに仕上げたアクションがフッキング後に身切れを防いでくれる。

 


今までのライトジギングタックル(リール・ライン・ルアー)をそのままに、

 


ロッドを入れ替えるだけでも更に世界は広がるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 


HLJ641S-FUL(スピニングモデル)

 


全長:6'4"(ft) パワーランク:UL

 

 

 


スピニングの強みは、ちょい投げなどキャストが容易なことだ。

 


魚が浮いている状況や浅場を探る際には、

 


キャストして斜めにジグを引いた方が効率的といえる。

 


ターゲットや船の流し方が分かれば、スピニングモデルが有効な場合が多い。

 

 

スーパーライト系のターゲットとして注目されてきたのが、

 


イサキやオキメバルなど今までは稀に掛かる程度の魚種達だ。

 


細いラインと小粒で比重が高いジグが増えたことで、

 


オキアミを餌に釣っていた魚もターゲットにする事が出来る様になってきた。

 


しかし、これらの魚の場合中層に浮いていることが多く、

 


たとえヒットに持ち込めても口が小さく身切れし易い為かバラシも多い。

 

 

 

 

 

 

2016年4月に山形県にて、真鯛をジギングで狙った取材があった。

 


 → SALT WORLD( 2016年6月発売号に掲載)

 

 

 

 


この時は真鯛狙いであったが、潮が緩い時間帯にオキメバルが多く掛かった。

 


水深50m程であったが、風はなく潮流も緩い状況で40gのジグでも

 


充分底を捉えられる状況であった。

 


底からユックリと巻き上げ、おそらく20〜25m付近を探っていると

 


グッと抑えられるバイトがありフッキングを入れるとオキメバルが掛かったきた。

 


偶然と思えたが、何度も再現性があったのが記憶に残っている。

 


この時レッドフリップ・マダイジガーよりソフトなロッドが、オキメバルに向いていると思えた。

 

 

 

 

 

 

時は進み、伊勢湾でスーパーライトでイサキを狙うことになった。

 


 → 伊良湖沖のスーパーライトジギング(2017年7月3日掲載)

 

 

 


水深は30〜40m程。ちょい投げして斜めにトレースラインを取り、

 


フォールを意識しながら探るとアタリが来る。

 


大きさの割には引きが強くバレ易い。そういった意味でも今作のアクションは

 


バイトを絡め取る様な柔らかい調子が向いている。

 

 

 


表示ではUL(ウルトラライト)パワーに設定してあるが、

 


TENRYU特有のネバリ強さを持たせてみた。

 

 

 

 

 

 

写真は敦賀湾にてテストしていた際にキャッチしたシーバス。

 


なかなかスリリングなファイトを楽しめた。

 


バット部にCNTを採用した事で、ULパワーであっても安心感がある。

 


無理に大型ターゲットを狙うことを推奨している訳ではなく、

 


今まで狙えなかった魚を釣るのも一興という事。

 


ぜひ、この面白さを体験して頂きたい。
 

 

 

 

 

 

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真鯛ジギング『レッドフリップ・マダイジガー』RedFlip MADAI-JIGGER(改筆)

 

真鯛ジギングという言葉が改めて浸透してきた。


以前に書いた記事を改めて紹介したい。

 

**********************

 

 


各地で伝統的な真鯛狙いの仕掛けが伝わり、

 


漁具から発展した釣法は形を変え多岐に渡っており、

 


タイラバ、テンヤなどはその典型例だ。

 

 

さて、真鯛ジギングという言葉を知っているだろうか。

 


20年以上前からオフショアを楽しんでいる方なら、

 


関西地区を中心として知っている方が多く決して目新しくは無いが、

 


近年東北エリアで真鯛ジギングの人気が高まってきており、

 


これを契機に九州北部でも同じ釣法で釣果が上がっている。

 


その専用ロッドとして開発したのが今作のマダイジガーだ。

 

 

 

 

 

 

 釣り方の説明 

 


ベイトフィッシュを追う時期から本格的なシーズンとなり、

 


乗っ込みを控えた春頃と、産卵してから回復してきた魚が多くなる夏頃が

 


メタルジグで狙うことに適した時期と言える。

 


アバウトに説明すると中層に浮いた魚を狙うことになり、

 


ルアーを投入後、着底を感じたらリトリーブ中心で誘うのが基本だ。

 


フォール中にジグを追っている事もあるので、着底後すぐに巻き出すのが肝になる。

 


巻き出しすぐのバイトも多いので、着底すぐは集中しておくことをオススメだ。

 


この釣りが盛んな日本海側エリアでは船をドテラ流しで流すことになり、

 


潮下に向かって投入するのでリトリーブコースは斜め(べベル)になってくる。

 


誘い方はタイラバと同じタダ巻きが基本ではあるが、

 


アクセント的にシェイクも効果的で

 


軽くロッドを揺する程度に喰わせの間を作るのも有りだ。

 


リールを巻くスピードはタイラバと同じ程度だが、

 


その時によって効果的なスピードが変わるので色々と試してみるのが良い。

 


時期によって魚の泳層が変わり、底付近でアタリが出る時や

 


水面から10m程度の浅い層で当たる時もある。

 


こうしたレンジが浅い時にはキャストして狙うのが有効になり、

 


アンダーハンドで投げやすい様にリアグリップを少し短めに設定してある。

 


アタリは明確で、ガツガツと手元に伝わるバイトが多く、

 


フッキングは鋭く大きく入れると良い。(動画を参照)

 

 

 

 

 

 

 

 タックル設定 

 


水深50m程なら40〜80g程のメタルジグが基準となり、

 


潮が緩い状況や浅い層を狙う際は20〜30g程をキャストして探り、

 


潮流が速い時や深場では100〜120gといった重さまで欲しくなる。

 


使用するジグのウェイトと水深・潮流・風などを計算し、

 


ロッドを使い分けることでゲーム性が高まる。

 


メーンラインはPE0.6〜1.2号、リーダーは12〜20lbで充分対応できる。

 


リールについてはHPのスペック欄に『対応リール参考サイズ』を参考に、

 


ギア比の違いによって使い分ける事で奥深いゲーム展開が可能だ。

 


ターゲットも真鯛だけ釣れるだけなら良いが青物も混じる状況もあるので、

 


船長にタックルバランスを事前に聞いていくことをオススメする。

 

 

 

 

 

 

山形県(温海沖)のタックルバランスを例にすると、

 

 

水深50m程、潮流緩い状況


Rod : RF652S-L


Reel : S社#4000class


Line : PE0.8号 & Leader 16lb


Lure : TackleHouse Taijig 40-60g 

 

 

水深80m程、潮流緩い状況


Rod : RF752S-ML


Reel : D社#3000class


Line : PE1.2号 & Leader 20lb


Lure : TackleHouse Taijig 80-100g

 

 

魚のレンジ水面より10m程、キャストして狙う状況


Rod : RF752S-ML


Reel : S社#4000class


Line : フロロカーボン(8-10lb) & Leader 14-16lb


Lure : JIG 20〜30g or スプーン 20〜30g

 

 

 

 

 

タイラバや鯛テンヤなど、各地で進化してきた釣法が

 


段々と他の地域でも有効なことが分かり人気が出てきている。

 


タイラバが中心のエリアでも、船長が許してくれるならジグも試してみるのも面白い。

 


気になったら、ぜひトライしてみて欲しい。

 

 

(※2014年3月7日に掲載したBlogを改筆しました)


 

 

 

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スクイッドAR(イカメタル)2018年追加モデル

 

 

イカメタルという言葉が浸透して日は浅いが、

 


メタルスッテを使ったゲームは年を追うごとに進化している。

 


同じターゲットであっても地域によって狙い方が変わり、

 


リグに合わせてロッドもバリエーションが欲しくなってきた。

 


さて2018年、ブリゲイド・スクイッドARの追加モデルとして2機種、

 


キャスト&カーブフォールを得意としたスピニングモデルと、

 


重いスッテとオモリグにも対応するベイトモデルが登場する。

 


既存モデルと使い分ける事で、

 


バーチカルに探るだけでなく、多角的に狙う面白さがあるのだ。

 

 

 

 

 

 

AR75S-FLL(スピニングモデル)

 


このモデルを紹介するには、既存のAR70B-FLL(ベイトモデル)の存在があった。

 


今までアタリを感じるには、穂先のテンションが抜ける(目感度)か、

 


手元に届く(手感度)によってアタリを聴き分けていた。

 


だが…それ以外に第三のアタリとも言うべき

 


『違和感』を捉えるのがエキスパート間で話が出ていたらしい。

 


ケンサキイカ(マイカ)だけを釣り分け様と思うと、

 


スッテを大きく動かさず自然なアクションで誘うのがキモになる。

 


またステイ中に船の揺れを吸収し、不自然な動きも少なくすると、

 


今までのロッドでは捉え難かった『違和感』と言うべきアタリが見えてくる。

 


アタリを言葉で表現すると、揺れていたティップが止まる様な感覚だ。

 


これが分かるアングラーは、

 


AR70B-FLLを使って船の上で独り勝ちだった方も多かった。

 

 

 


そして、今回のスピニングモデルだ。

 


今までバーチカル(垂直)方向での誘いで探っていたが、

 


キャストする事が簡単なスピニングモデルとなったことで、

 


集魚灯の光と暗闇との境界を探る事も容易になってくる。

 


船上で皆同じ方向に落としているとイカも学習してスレるが、

 


角度を変えた誘いをしてあげると簡単に釣れてしまう事も有るのだ。

 


スピニングモデルは、軽量なメタルスッテとの相性も良く、

 


レンジ(泳層)が浅い状況ならキャストしてフォールで誘ってみて欲しい。

 


もしタックルにコダワリたいなら、レバーブレーキが付いたリールを使うと、

 


アタリを逃してもクラッチを切ってフォールで誘うなど小技で楽しめる。

 


ぜひ、ベイトには出来ない面白さを体験してみて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

AR66B-FML(ベイトモデル)

 


毎回同じ状況で釣れてくれるとタックルを絞り易いものだが、

 


天候や潮流・ターゲットの泳層がコロコロと変化するので厄介だ。

 


使うリグの重さはバリエーションを多く持っているほど、

 


状況に合わせた使い分けが楽しめるし釣果も伴ってくる。

 


船によって流し方も変わり、20号や25号、場合によっては30号など

 


極端に重いメタルスッテを必要とする状況がある。

 


こうした時に今までのロッドでは、ティップが負荷に負けてしまい

 


アタリが獲り難かった方も多かったと思う。

 


そこでヘビーウェイトのリグにも対応するロッドを作ろうとなった訳だ。

 


既存のAR68B-FLよりも、ベリーからバットにパワーを付け、

 


20〜30号程のメタルスッテの重さに負けず機敏な誘いを可能にしている。

 


ティップはグラスフレックスを採用し、深場でも明確なアタリを伝えてくれる。

 

 

 

 


北陸や山陰地方の一部では、ドテラ流しに対応するオモリグも使用される。

 


オモリグも30号〜40号といったオモリを使うこともあり、

 


ヘビーウェイトのメタルスッテやオモリグにはバッチリの機種に仕上げてみた。

 


このモデルで全てをカバーするのは難しいかもしれないが、

 


地域によってスペシャルなモデルとなる。

 


フィールドに合わせてタックルを色々と試してみて頂きたい。

 

 

 


 

 

 

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スパイク・トラベル (開発秘話)

スパイク・トラベルは、恐らく今までテストしてきたロッドの中で、

一番てこずり、開発に時間が掛かったロッドだったと思う。

調べてみると最初に企画を立ち上げたのは2012年4月…(笑)。

その原因は、3ピースで強度重視で作ると重く使い難いロッドになり、

アクションを重視して作ると強度が不足するといった矛盾が有ったからだ。

弊社製品で無理が出来ないロッドは、ユーザーに持って貰いたくない。

妥協せず、アクションと強度が融合した3ピースロッドが作りたかった。

数え直すのも面倒になる程のサンプルを作り、その全てを破壊テストを行い、

並行してフィールドでもキャストしてみては修正箇所を見つける繰り返し。

本当に地味で先が見えないテストを繰り返してきた。

やっと光明が見えてきたのが2015年の春だった。

実戦テストの中でブリをキャスティングで狙うことがあった。

訪れたのは愛媛県八幡浜の『うわかぜ丸』さん。

その日はソルトワールド誌の取材でもあり、

激荒れの中であったがナイスサイズのブリをゲットしている。

この時に使っていたプロトは、SK803S-MHだ。

船長と話をすると、遊漁の合間を見てGT遠征に出かける事も有るとの事で、

国内から海外まで遠征を繰り返しているという。

テストしていたロッドに興味を持ってもらい、そこからテストに加わって頂いた。

ここから開発は更に煮詰めていく事になる。

それまでMHパワーとHパワーの2機種でテストしてきたが、

GT向けとして更に強いHHも希望があり追加でテストを始めた。

ここまでくるとキャスト性能は申し分ない位になってきたが、

いざターゲットがヒットして限界まで曲げ込んだファイトをした際に

ティップからベリーにかけてのベントカーブに不安が有るとの事だった。

それは穂先と2番目のブランクを繋ぐジョイント部を中心とした辺りで、

どうしてもパワーが移り替わる際に、硬いところと柔らかい所に差が発生して

ロッドとラインの角度を鋭角にしたファイトをすると折れる心配があった。

船長からも同じ指摘を受けており、この問題をクリアしなければ発売出来ない。

無理なくスムースにカーブの頂点が移り替わる様に調整を繰り返し、

キャスト性能とファイト時の強度を兼ね備えたロッドに仕上がってきた。

そして、やっとOKサインを貰えたのが2017年の夏になってからだ。

5シーズン…。普通の企業なら開発中止と言われかねない時間を貰い、

求めていた本当に納得のいくアクションを求めたロッドが完成した。

真似たロッドは簡単に出来るかもしれないが、

実績と信頼度は容易には出来るモノでは無いと思う。

良さが分かる人だけに使って欲しいロッドだ。その性能を体感して貰いたい。

 

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スパイク・トラベル (機種紹介)

 

 

 

Spike Travel  2018年6月リリース予定

 

 

 

オフショアキャスティング向けのスパイクシリーズに、

 


3ピースのトラベルモデルが追加される。

 


開発秘話は次回にするとして、今回は機種の説明をしていこう。

 

 

 

 

 

 

今まで遠征釣行では、長く大きなロッドケースを持ち運んでいた。

 


それでも問題はなかったが、近年の運送業ではサイズ規定が変わり

 


預けられる荷物のサイズに上限が設けられる様になってきている。

 


飛行機は、LCCが台頭してきたことで遠征する費用が軽減され、

 


遠征釣行が身近になったが、やはりココでも荷物のサイズに規制がある。

 


出来る事なら手荷物として預けられるサイズが望ましく、

 


オーバーチャージ(過金)を支払わず行きたいものだ。

 


そこで、遠征向けのロッドを作ろう!となった訳だ。

 

 

 

 

 

 

発表したのは3機種。パワー別に分けるとすると、

 


MHはブリ〜ヒラマサ。Hはヒラマサ〜GT。HHはGT〜ツナ。

 


あくまで参考なので、ロッドの強さと体力に合わせたロッドを選ぶのが賢明だ。

 

 

 

 

 

 

SK803S−MH (写真 7.5kgリフト)

 


日本国内では、ブリ・ヒラマサだけでもキャスティングで楽しめる場所が多く、

 


都心部から飛行機を乗り継いで離島への遠征などが楽しめる。

 


ただ…3ピースのロッドで国内で扱い易いモデルは案外少ない。

 


100g以内のルアーをキャストし易く、

 


10kg前後のターゲットが楽しめるロッドを求めた。

 


ラインの設定はPE5号を上限とし、リーダーは120lb位までが抜けるガイドに設定。

 


60〜80g程のペンシルベイト等を扱い易いアクションとした。

 


ターゲットは他にも、カスミアジやギンガメアジなどをライトタックルで遊ぶのも面白い。

 


GTフィッシングの合間に時間に余裕が有るようなら、

 


こうしたモデルも一本持っていくのも一考だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

SK803S−H(写真 10kgリフト)

 


国内・海外どちらでも使いやすい遠征モデルとなっている。

 


日本の成人男性の標準体系(170cm前後 60〜70kg)に基準を合わせてあり、

 


大型ヒラマサ狙いからGTに合わせたパワーに設定した。

 


常用される100〜150g程のダイビングペンシルが扱い易く、

 


170〜200lbのリーダー(2ヒロ)でも抜け易いガイド設定とした。

 


PEの太さ表示は参考数値なので、8〜10号でも扱うことは出来るが、

 


オススメしたいのはPE6号が一番使い勝手が良い。

 


ただし、ラインの強さがロッドの強度を遥かに上回るので、

 


ドラッグの調整など自己責任のもとで扱って貰えればと思う。

 


テストして頂いた船長曰く、国内では近年、GTが釣れ難くなってきており、

 


反面にキハダマグロの人気が高まってきているらしい。

 


GT・キハダ両方にも扱い易いパワーに仕上げてあるので、

 


もし遠征タックルに迷っている様なら、とりあえずこの機種が良いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

SK803S−HH(写真 10kgリフト)

 


大型GTとツナに対応する為に開発したモデルだ。

 


Hパワーのモデルより、アクション(調子)は変えずに更にパワーを上げているため、

 


日本の成人男性が扱える上限に近い強さとなっている。

 


もしGTなど高負荷でのファイトに対して、経験値が高い方のみにオススメ出来るモデルで、

 


浅いフィールドで、パワーファイトを強いられる状況で本領を発揮するだろう。

 


こちらもHと同じく、PE10号でも扱えるガイドバランスとしており、

 


200lbリーダーでも抜け易い様に設定した。

 


ルアーは200gまでのダイビングペンシルから、強抵抗のポッパーでも扱いやすく、

 


テストでは250gのルアーまでは振り切れる強さに仕上げている。

 


国内や海外遠征でGTを狙うのであれば、Hパワーと合わせて持っていきたいモデルだ。

 

 

 

 

 

 

 

遠征先でロッドを持ち込んだ際に、


もしかするとティップとバットがゴチャゴチャになってしまう可能性がある。

 


その見分けとして、ジョイント部の飾り巻きを色違いにしてみた。

 


MHはシルバー、HはメタリックレッドHHはメタリックブルーだ。

 


デザインを崩さない程度に入れてあるので、もし迷った時に参考にして頂きたい。

 

 

 

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レッドフリップ 追加モデル(早掛けスピニング)

 

レッドフリップの追加モデルが、2018年の3月にリリースとなる。

 


次作は『早掛けスピニング』がコンセプトだ。

 


既にテスト中の動画や、釣行記事で小出しにしてきたのでご存じの方も多いはず。

 

 

 


2017年にリリースした『早掛けベイトモデル』は、

 


鯛ラバの常識と言われていた釣り方を激変させる機種となった。

 


そして『早掛け』と『向う合わせ』を取り入れることによって、

 


ターゲットのコンディションに合わせた深いゲーム性が生まれたわけだ。

 


近年の鯛ラバ事情を見ていると、

 


各地域で船の流し方によってタックルを変える必要が大きくなってきている。

 


それは『バーチカル』と『ベベル』の違いだ。

 

 

 

 

 


船の真下にルアーを落とすバーチカルに対し、斜めにルアーを引いてくる状態をベベルと呼ぶ。

 


ベベル状態には、キャストして斜めに引いてくる方法と、

 


ドテラ流しといった船が動いて斜めに引いてくる方法に別れる。

 


そう、この斜めに引いてくる事に特化したモデルこそ、今回リリースするスピニングモデルなのだ。

 

 

例えば、浅いエリアであったり、魚が広範囲に散っている状況では、

 


斜めに引いてくる方がヒットチャンスを多く取れる場合がある。

 


水深が極端に浅い場合、船のエンジン音が障害となって魚にプレッシャーを与えてしまうことになる。

 


エンジンを切り、風や潮流を使って静かに流しながら探った方が良いことも有るのだ。

 

 

 

 

 

RF742S-M(ドテラ流し・早掛けスペシャル)

 


風や潮流で船を流すドテラ流しなど、

 


真下にルアーを落としても着水点より遠ざかっていきラインの角度が斜めになっていく。

 


水深が50m程であっても、送り出したラインは100m近くになる事も多く、

 


アタリを感じてフッキングを入れても今までのロッドではパワー不足であった。

 


そこで、ファーストアクションでロッド全体に張りがあり、

 


フッキングストロークを取れる長めのロッドが欲しかった。

 


そしてフッキングが決まった後は、バットまでスムースに曲がりこみ

 


魚の引きを受け止めるアクションであって欲しい。

 


このモデルは、ベイトタイプのRF5111B-Mが完成したと同時に開発が始まった。

 


ベイトモデルのアクションを維持したまま、ブランクを延長したモノから始まり、

 


ダルさを消すために更にベリーからバットにかけて強烈な張りを持たせた。

 


恐らく初めて触った方は、これがタイラバ向けのロッドとは思えないかもしれない。

 


目を瞑って触ると、ヴォルテックス(ロックフィッシュロッド)のMHクラスに匹敵する張りが有るからだ。

 


ただ…現場で使うと、コンッ!と当たった瞬間にフッキングを入れようと思うと、

 


この硬さが無ければフッキングパワーが伝わらないのだ。

 


また、潮流に乗った鯛の引きはバーチカルに比べ強烈に高まり、

 


大鯛の引きを受け止めようと思うとロッドのパワーは必然的に強くなる。

 


フィールドで使ってこそ分かるモデルと言えるだろう。

 

 

 

 

 


RF682S-ML(キャスト・早掛けスペシャル)

 


潮流が緩い時間帯や風で船が流れない時など、キャストして広範囲を探った方が良い場合もある。

 


春先など産卵を意識した個体が浅場に差し上がってくるが、

 


中層に浮いていることも多くポイントが浅いのでバーチカルでは誘いが難しい。

 


こうした時も、軽めのタイラバをキャストして斜めに探る方法で好反応を得られる事もある。

 


大概はガツンとヘッドを噛みに来るバイトが多いので、

 

 

早掛けでフッキングさせてしまった方がこの釣り方に合っていると思えていた。

 


そこで 早掛けベイトモデルのRF5111B-ML をベースに、

 

 

キャストに向いた長さとアクション、ガイド設定を模索していく。

 


潮流が緩いときなどブランクに張りを持たせ過ぎると『潮噛み』を感じ難く、

 


ティップは適度な柔らかさが必要で、ベリーからバットにはフッキングに必要な張りも欲しい。

 


そして 早掛けスピニングのRF742S-M と同じく魚がヒットすれば、バットまでスムースに移行するアクションも必要だ。

 


見た目は華奢に見えるが細くてもピンと張りがあり、曲げ込むと想像以上のネバリも持たせた。

 


既に公開している動画でご覧になると分かるが、

 


グッドサイズのヒラマサにも負けないネバリ強さには私達も驚いた。

 

 

 

 

 


タックルバランスも重要

 


両機種ともに言える事だが、使用するラインは太くて良い。

 


早掛けのベイトモデルでも推奨している通り、PE1号に20lb程のリーダーが好ましい。

 


そしてリールのドラッグ値も、1kg前後に設定するのが良いだろう。

 


フッキング(早掛け)を入れると、細いラインでは負荷に耐えられず切れてしまう恐れがある。

 


ドテラ流しなどは、魚の抵抗と潮流が抵抗となってバーチカルに比べラインに掛かる負荷も増す。

 


せっかくのチャンスを、フッキングで切れてしまっては勿体ない。

 


いつもより少し強めのタックルを選んで頂くのがオススメだ。

 


もちろん、慣れてくれば細いラインでも対応出来るようになってくるので、

 


アングラーの力量に合わせたタックルセッティングを推奨したい。

 

 

 

 

 


フッキングのコツ

 


基本は、大きく・鋭くだ。

 


バーチカル時は短く・鋭くだったが、ラインのフケが大きくなるほど

 


フッキングのストロークを大きくした方が良い場合が多い。

 


タックル設定さえ間違ってなければ、思いっ切りフッキングするほど効果は大きいので、

 


フッキングの方法は動画を参考にして頂きたい。

 


今までタイラバを経験してきた方ほどフッキングが弱い傾向がある様で、

 


タイラバを初めて経験する方ほどフッキングが上手にいく傾向がある。

 


要は、バラシを恐れず思い切りフッキングを入れるのが良いのだ。

 

 

 

 

 


これまで各地でテストを繰り返し、九州の玄海灘をはじめ、

 


関東の鹿島灘や東京湾や外房エリア、瀬戸内海の備讃瀬戸エリアなど必要と思える状況は多くあった。

 


ただし、この2本だけではゲームは成り立たない。

 


バーチカルの早掛けに向いたショートロッドや、向こう合わせに向いたロングロッドなど

 


色々な組み合わせを取り入れるとタイラバは更なる面白味を持ってくる。

 


今持っているタックルと合わせて、様々なゲームプランを取り入れてみては如何だろうか。

 

 

 

 

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新生『ホライゾンLJ』

 

 

 

 

・ライトジギング向けシリーズ

 


シリーズの始まりとなった『ホライゾンLJ』が、この度リニューアルとなる。

 


ユーザー間では噂されていた様で、展示会などで聞かれる事も多かった。

 


以前の釣行記事でプロトタイプと表記していたロッドがそうだ。

 


ホライゾンをご存じない方向けに、簡単にシリーズを紹介しておこう。

 


初登場は2012年。旧作オフショアライトの後継シリーズとして発表された。

 


太刀魚やシーバスなどをターゲットに、

 


ベイエリアから近海でのライトジギング向けに開発されたのがLJタイプであった。

 


その後スロー系向けのSLや、その上級機種のプログレッシブが続いている。

 


そしてターゲットや釣法の細分化に伴って、更なる進化を遂げて今年リニューアルとなった。

 


さて、今作がどう進化したか掘り下げていこう。

 

 

 

 

 

・カーボン・ナノ・チューブを採用

 


前作との大きな違いは、 『C・N・T』 をバット部分に採用した点だ。

 


今までよりライトなモデルでも無理が効くようになり、

 


ライトジギング系であっても近海で通用出来るパワーを持たせることが可能になった。

 

 

  製法の説明はコチラ → 【 C・N・T (カーボン・ナノ・チューブ) 】

 


この効果はドラッグフォースやプログレッシブで照明されている通りで、

 


その違いを感じているアングラーは多いと思う。

 


負荷試験において、ドラッグ値のおよそ倍の数値で曲げてみた。

 


前作よりも安心感が増しているのが感じられる。これも『C・N・T』の効果だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや?と感じた方が居るかもしれないのが、ロッド全体には『C・N・T』を採用していない点だろう。

 


もちろんティップまで『C・N・T』を使った試作は行ってきたが、

 


素材の特性上なのだろうか、グラスフレックスの良さが若干スポイルされた様に感じていた。

 


ティップのグラス部は、吸い込み系のバイトをする魚に効果を発揮したり、

 


ジャーク後のステイさせた際のバイトを拾えるなどが利点といえる。

 


ただ…ティップまで『C・N・T』を使うと若干張りが強くなってしまい、

 


長所と言えるソフトなティップを崩してしまっていると思えたからだ。

 


そこでアクションを活かしながらネバリ強度を上げるという意味で、

 


およそバットガイドからグリップエンドあたりに『C・N・T』をコンポジットしたのが狙いだ。

 

 

 

 

 

 

・マグナフレックス製法

 


各機種にはマグナフレックス製法を採用している。

 


今回の6機種には『グラスフレックス』を用いており、ティップ部がグラス素材となっている。

 


  製法の説明はコチラ → 【マグナフレックス製法】

 


旧モデルはグラス部の長さが統一されていたが、今作は機種別に微妙に長さと硬さを変化させている。

 


シーバスやハタなどは吸い込み系のバイトが多く、ソフトなティップで飲み込ませるのが好ましい。

 


逆に太刀魚の様に噛み付き系のバイトには、やや強めのティップで掛けていくのが効果的だ。

 


そういった面で機種別にティップを変化させてあり、

 


アングラーのタックル選択次第でゲームの展開が面白くなっていく。

 

 

 


・PEラインの進化がカギ

 


技術革新でPEラインは細く強いモノになってきた。

 


それに伴ってスーパーライト系といった極細ラインを使ったスタイルや、

 


2号以下のPEラインでも近海ジギングに匹敵する釣りが可能になってきている。

 


たとえば…スーパーライト系に2機種。

 


 HLJ641B−FLL(ベイトタイプ)


 HLJ641S−FUL(スピニングタイプ)

 


イサキをはじめとして、極細ラインで広がるターゲットが魅力だ。

 


また、限界突破を狙うクラスを超えた2機種。

 


 HLJ611B−FM(ベイトタイプ)


 HLJ611S−FM(スピニングタイプ)

 


PE2号クラスで狙う限界へのチャレンジモデルとなっており、

 


ジグザムシリーズにも匹敵するパワーを持たせた異色なモデルもある。

 


各機種については、また別の機会にて紹介していきたい。お楽しみに。

 

 

 

 


Staff Funaki

 

 

 

 

 

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タイラバ『早掛け』スピニング・テスト釣行

 

 

 

タイラバの早掛けを提唱して、様々なエリアで釣りをしてきた中で

 


やはりバーチカルだけでなくドテラ流しの様に斜め(ベベル)に引く状況も多い。

 


そんな状況に活躍するロッドが今回発表するロッドだ。

 


ベイトタイプの早掛けモデルと並行して開発を進めてきて、

 


やっと発表できる段階に仕上がった。

 


まだ詳細については非公開だが、モデル名ぐらいは発表したいと思う(動画を参照)

 


プロトタイプではあるが、かなり面白いロッドに仕上がったと自負している。

 


この機種が出来たことにより、バーチカルの早掛けと、ベベルの早掛け、

 


それに向こう合わせのモデルを含め、タイラバは更に戦略的なゲームを楽しめる。

 


詳細は、また改めて発表したい。ご期待ください。

 

 

 

また、撮影時の記事はコチラ → 『九州行脚Part2』

 

 

 

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

 

レッドフリップ・早掛けスピニングモデル)

 

 

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スパイクの季節

 

 

 

 

今年も熱い季節がやってきた。

 

 

オフショアを嗜むアングラーにとって、

 

 

この季節になるとシイラやカツオといった

 

 

キャスティングゲームを思い浮かべる方も多いはず。

 

 

地域によっては、キハダマグロの開幕直前であったり、

 

 

ブリの幼魚(イナダ、ハマチ、ヤズ…)も面白い季節だ。

 

 

水面が沸騰したように起こるボイルを見ると、

 

 

どんな方でも胸が高まることだろう。

 

 

未経験で今年こそキャスティングゲームを体験したいと考えている方、

 

 

もしくは以前に楽しんでいたが最近行けていない方。

 

 

今年は、近海キャスティングゲームへ足を運んでみては?

 

 

ロッドを選ぶ際は、ぜひ スパイクシリーズ をどうぞ。

 

 

 

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鯛ラバ早掛けロッドの選び方

 

 

新製品のレッドフリップ(早掛けモデル)が、

 


釣具店様に並び始めていると思いますが皆さん手に取ってもらえましたか?

 


RF5111B-ML (以降ML)が良いか?

 

 

RF5111B-M (以降M)が良いか?という質問を受けることが多いのですが、

 


本音を言うと2本とも必要です。

 


何本ものプロトの中から、どうしても外せない2本に絞ったので選ぶのも悩みます。

 


とは言ってもお小遣い制の私も一度に2本は買えませんから、どちらを先に選ぶかという話をしましょう。

 

 

 

 

 


汎用性の高いのはスタンダードモデルであるMです。

 


水深50m以上対応でバーチカルとドテラの両方の流し方をする船に乗るのであれば、まずはMをお勧めします。

 


その次に買うのはライト(フィネス)モデルのMLです。

 


水深50m以下のバーチカルの状況下で特に力を発揮するモデルです。

 


特に潮の動きが悪い状況のバーチカルで早掛けをするのならMLは必ず必要です。

 


私のお勧めはまずスタンダードモデルのMを買ってから、

 

 

ライト(フィネス)モデルのMLを買うというものです。

 

 

 

 


皆さんの釣りに行かれる海域の状況に合わせて最初に買う一本を選んでみて下さい。
 

 

簡単にですが、レッドフリップシリーズの使い分けをフローチャートにしてみました。
 

 

ロッドを選ぶ基準にして頂けたらと思います。
 

 

Staff M
 

 

 

 

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