Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

リアクションテンヤ追加モデル RF2342S−HS

 

 

2019年にリリースした新型リアクションテンヤモデルだが、


発表した際に1機種だけ完成していなかった機種が存在した。


スタッフ間では『Hモデル』の名で通っていたヘビーアクションモデルだ。


なかなか納得のいく調子が出ていなかった為に、


他の機種と同時リリースすることを延期してまで開発を進めた経緯がある。


今回は、通称Hモデル(RF2342S-HS)の全貌を紹介していきたいと思う。

 

 

 5〜20という数字 


このモデルに設定したスペックは、下限として5号の豆テンヤから、


上限として20号のテンヤまで使える様にしたいと考えていた。


硬いロッドだからといって、重たいテンヤだけという訳では無く、


浅場で軽いテンヤを使って大型を狙うロッドが必要だと感じていた。


テストフィールドの1つでもある外房(飯岡)を訪れた際に、


30m以内の浅場に漁礁が絡むポイントで大型が混じる時期があった。


5〜6号程度の軽いテンヤを使ってスローに誘うと、


突然のアタリと共にラインを引き出していく。


ラインを出し過ぎると漁礁に擦られてブレイクしてしまうため、


強めのタックルと軽いテンヤというアンバランスなタックルが必要とされた。


また、瀬戸内海では跳ね上げによって誘う『リアクションテンヤ』向けに、


もっと張りが強くテンヤをリズミカルに動かせるロッドも必要とされた。


硬いだけでは駄目で、適度な感度も持ち合わせているのも条件で、


パンッパンッ!とエギングの様に誘えながら、ティップが少ることで


魚信や着底感を捉えられるアクションが理想だった。


適度な張り感と、繊細なティップ、強めのバットといったバランスは、


他の機種よりもテストに時間が掛かってしまっていた。

 

 

 チューブラとソリッドティップ 


最後まで悩んだのが、チューブラのティップにするか、


ソリッドティップを採用するかという点であった。


手元に伝わってくる感度は一般的にチューブラが良いと言われているが、


近年の技術革新でソリッドでもチューブラに匹敵する感度が出せている。


例を挙げれば、当社のルナキアも良いお手本と言える。


また、スタッフTが荒れた海でテストした際、


チューブラティップの反響感度だけでは着底した抜け感が分り難く、


少しの力でも曲がってくれるソリッドティップの方が


着底した時のテンションの抜けを捉えやすい事が分かっていた。


出した答えは、犂凝戮鯣爾Ε愁螢奪疋謄ップ瓩箸垢襪海函


マグナフレックス製法を活用し、穂持ちとなる部分の弾性を変化させ、


適度に入る穂先ながらも感度を鈍らせない製法に辿り着いた。

 

 

 リアクションテンヤのスペシャルモデル 


正直なところ、万人に向けた機種とは言い難いかもしれない。


一般的にはRF2342S-MHSといった硬さの方がオールランドに使える。


ただ、大物が掛かった時、深場で重たいテンヤを使った時、


キビキビとした跳ね上げが効果的な時などでは、


他のモデルでは太刀打ちできないスペックに仕上がったと思う。


先のフィッシングショーでも、これだ!と唸った方もいた。


ザ・リアクションテンヤと言える機種を体感してほしい。

 

 

 

RedFlip ReActionTENYA ( RF2342S-HS )


TENYA : 5-20号(MAX80g)


Line : PE MAX 1.2号


Price : ¥41,000(税抜き)


2020年3月に発売予定(予約受付中)

 

 

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新型スパイク(New Spike)

 

 

2020年は大型モデルチェンジのラッシュだ。


オフショア・キャスティングシリーズであるSpike (スパイク)瓩モデルチェンジとなる。


近年は温暖化の影響か、今まで青物が少なかった地域でも狙って釣れる様になり、


キャスティングやジギングで楽しめるシーズンが多くなった。


フィールドごとに狙い方は変わり、タックルも今までのモデルだけでは


全てをカバー出来なくなってきた為、新型を作ってみようとなった訳だ。

 


・ベースアップ 


今作のコンセプトは犇甞ぅャスティングのスタンダード瓩箸靴討い襦


玄人向けのシリーズではあるが、特定の方だけが使える特化した物ではなく、


誰もがキャストしても安定した飛距離を出しやすく、大物とも安心して


やり取りを楽しめるシリーズにしてみたいと考えていた。


前作をベースにして、もっと飛距離を出しやすく調整し、しっかり曲っても


不安のないネバリ強さを持たせられないかとテストしてきた次第だ。

 


・矛盾への挑戦 


キャスティングにおいて優先されるのは猗距離瓩覆里牢岼磴い覆ぁ


ロッドに求められるのはシャープなキャストフィールと共に、


いざ掛かった大物にも対応出来るネバリ強さも必要である。


ターゲットによってもヒラマサやブリなどを狙う際は、


安定したキャスト性能が求められるられるが、


マグロ類となるとファイト時のリフト力も重要となってくる。


シーバスロッドのスワットを開発している際も同じであったが、


シャープにするほどネバリを落ちるのは必然であり、


この両立を目的にすると矛盾への挑戦となっていた。

 


・素材とテーパー 


〇〇製法…などと一言で言える画期的な製法ではなく、


ロッドの核心部と言えるのは昔から基本とされる要素が案外重要だ。


現代のロッドを構成するのは、カーボンやグラスがメーン素材であり、


素材の弾性、繊維の太さ、プライ数、テーパー等にて硬さや調子が変化し、


無限とも思えるパターンを重ねて出来ている。


今作において重視しているのは飛距離UPとネバリであり、


重要となった要素は狒悩爿瓩鉢爛董璽僉辞瓩裡嘉世任△辰拭


メーン素材としてイエローテールモデルには中弾性カーボンを主体に、


ツナモデルには低弾性カーボンを主体とした構成としている。


両モデルともレギュラーテーパーに変えたのも意味もある。


更に基礎力が向上したブランクにC・N・Tを入れることで、


前作を上回るネバリ強さも狙ってみたつもりだ。

 


・イエローテールモデル 


前作はファーストテーパーだが今作はレギュラーテーパーとして、


少ない力でルアーのウェイトを乗せやすく(感じやすく)、


反発を利用して飛距離アップが出来るように狙ってみた。


メーン素材の中弾性カーボンは反発とネバリをバランス良く配分でき、


シャープなアクションを出しやすい反面、張りが強く出てしまうため


ナローテーパー(緩やかな傾斜)にして張りを抑えつつ、


曲げ込んだ時のネバリ強さも持たせる様に考えている。


この効果が分かり易いのは、アンダーハンドでキャストした際だ。


アンダーハンドで少ないストロークで最大の飛距離を出すには、


充分にブランクを曲げルアーにロッドの反発力を推進力に変えて


一気に爆発させないと充分な飛距離を得られない。


しっかりと曲がり、反発を活かせるアクションであれば、


キャスティングで必要とされる飛距離を稼ぐことが出来るわけだ。


また、リアグリップ長は前作よりも長く設定した機種もあり、


(SK772S-M、SK822S-MH)振り抜いた時にスイングスピードが


上がり飛距離を伸ばす点に貢献している。

 


・ツナモデル 


今回発表した2機種は、前作のライトタイプの後継となる。


キハダマグロが主なターゲットで、大型ヒラマサ狙いも考えている。


こちらは太いラインで強いドラッグを掛けてファイトを重視したため、


メーン素材には低弾性カーボンを使用している。


ただ…低弾性にすると圧倒的にネバリ強さは上がる物の、


前述の通り反発が少ないために飛距離を伸ばすには力任せに成りかねない。


そこでツナモデルはハイテーパー(急な傾斜)にすることで、


シャープさが増しブランクの収束を早めることを狙ってみた。


そしてベリーからバットに掛けて徐々にパワーを上げていく事で、


失速しにくい力のあるキャストとネバリ強さを両立させている。


ガイド径も大きくし抜けの良さを向上させ、


太いラインシステムであってもトラブルが少なくなる様にしてみた。


また、フォアグリップ上にはアシストグリップを配置し、


長時間ファイトになった際に高い位置でグリップ出来る事で


アングラーが楽にファイト出来るように考えてみた。


古くからあるグリップ形状だが、その効果は実感して貰えるはずだ。

 


・詳細は次回 


他にも機種別に色々と紹介したいところだが、詳しい説明は次回としよう。


フィッシングショーでも展示しているので、


ブースへ来て頂ければ詳細だけでなく開発の裏話までお話したい。


また、ブースには発売は未定だが 超大型マグロを狙った試作モデル も展示する。


フィールドアドバイザーの澤田氏とタッグを組んでテストしているモデルで、


まだ未完成ではあるが究極のモデルになることは違いない。

 

同じシリーズで発表するかは未定だが、期待して頂きたいロッドだ。

 

とりあえず発表してる5機種は初夏までにはリリースする予定なので、


発売時期が決まり次第ご連絡していきたい。


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まだまだ続くよイカメタル!

 

この時期からが私は本シーズンだと思っています。

 

スタッフHです。

 

 


お盆が終わり、夏の暑さも落ち着いてくるこの時期

 

大剣を狙うより数を釣る季節に変わってきます。

 

もちろん、シーズン始まりの大剣を狙うことをメインとされている方も多いと思いますが

 

数釣りをして楽しむこれからの時期を期待されてる方も多いと思います。

 

台風の影響など天候に左右されやすく、釣果も良い日と悪い日の差が激しくなりますが


日が落ちる頃から棚を上に上にと意識しながら水深20m前後で勝負していく。

 

その際重要になってくるのは、手返しの早さ浅い棚だからこその誘い・攻め方でしょう。


意識したいのは、いつも通りの明暗の分かれるところ。

 

船で作られる影の明暗部なのか、集魚灯の外側の明暗部なのか


多くを探っていきたいところです。

 

そこでオススメしたいのがスクイッドARのスピニングモデルである。


リールは2000〜3000番。


オカッパリのエギングやシーバスなどでも、このサイズのリールをご利用頂いている方も多いと思います。


狙うは集魚灯外側の明暗部。


8号以下の軽めのスッテでアンダーからキャストし、そこから10〜20mほどラインを出し


ラインテンションを張りながらのカーブフォールで誘う。


この時、軽めのスッテ、潮受けの良い枝ス(エギ)を使用することで

 

ゆっくりカーブフォールさせることも考えのひとつです。


たまにアクションをかけながら船下の明暗部までを誘っていく中でアタリがある。


アタリが無ければ繰り返す。


広範囲にアプローチをかけることができます。

 

回収巻きをしていると、たまに外側の明暗部からマイカが追って来ることがあります。


「追いついてこない、乗せきれない」


そんな時こそスピニングロッドの出番です。

 

是非船に持ち込むラインナップに、スピニングロッドを加えてみてはいかがでしょうか?

 

 

レバーブレーキ付きリールとスクイッドARスピニングモデルがあれば、更に誘いの幅は広がります。


まだまだ 海水温は高くマイカも消える様子も無いので、今年も長く楽しめることを期待しましょう。

 


少し気が早いですが、間もなく秋です。


色んな釣りに心躍り、魚も美味しいシーズンの到来です。

 

 

 

 

 

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リアクション系テンヤ真鯛ロッド。

 

 

今作の特徴は『リアクションテンヤ』のコンセプトを継承しつつ、


軽量な『豆テンヤ』を使った従来のスタイルから、


『巻きテンヤ』等の誘いにも対応した挑戦的な内容となっている。

 


前作のコンセプトは重いテンヤで急速落下させ、


着底の瞬間に補食させるリアクションスタイルに向けたシリーズであった。


近年、瀬戸内の笠岡エリアを中心に、活きエビを使ったスタイルによって、


エギングの様にリグを跳ね上げて誘いリアクションで喰わせるメソッドが人気だ。


岡山県の笠岡諸島付近で人気となった釣法で、笠岡式とも呼ばれている。


活きエビの良さは、冷凍エビに比べ『餌持ち』が良く、


少し強めのシャクリを入れても餌が取れてしまう恐れが少ない。

 

 


元々が張りを持たせた同シリーズは、


そういった跳ね上げ式のリアクションスタイルにもマッチしていた。


他の地域でも活きエビを活用する所もあり、


四国の高知を初め、関東でも外房の飯岡を中心に使える様になってきている。


そういった面を踏まえて、リアクション的なシャクリが出来るロッドを開発した訳だ。


さて、ロッドの特徴を紹介していこう。

 

 


ブランク


今作は、ソリッドティップモデルとチューブラティップモデルの2種がある。


ソリッドティップの良さは、チューブラでは不可能な極限の細さを出せる点で、


魚信や着底を知らせる感度を高めることに向いている。


ただし、欠点となるのがブランクとの接合部が曲がりを阻害してくるという点がある。


そのウィークポイントを、天龍お家芸であるマグナフレックス製法で解消している訳だ。


先端のソリッド部からべリー部に向かって、徐々に弾性を上がっていく様になっており、


淀みないベンディングカーブを描く様に設計されている。


対してチューブラティップは、ソリッドに比べ若干だが張りが強くなる。


張りの強さはシャクリ上げる際のパワーロスや、フッキング時もロスが少なく、


よりリアクションを意識した使い方に向いている。

 

 


ガイド


全てステンレスフレームのKタイプガイド、リングはSiC-Sを採用している。


前作よりもバット部を足高で小口径のタイプにしたことで糸抜け感を向上させながら、


ティップ部にかけて足低に持っていく事でブランクとの一体感を図っている。


このガイドシステムにした背景は、浅いエリアなどではキャストして


広いエリアを探った方が効果的な釣法が確立されてきた事も有る。


ガイドのリング径を大きくすれば、糸抜けは更に上がると思われるが、


あまり大きくし過ぎるとテンヤを上下に誘う動作時にラインが絡まり易くなる。


こういった点を踏まえ、現場で調整しながら出したガイドサイズだ。

 

 


グリップ


スピニングタイプは、前作に比べ若干短めのリアグリップに変更してみた。


これはキャストする事も考えると、あまり長いと取り回しが悪くなるため、


アンダーハンドでも投げ易く、魚が掛かった時はしっかりホールド出来る長さを求めてみた。


対してベイトタイプはキャストすることは余り考えず、


リーリングで誘うなどベイトタイプだからこそ使い易いリアグリップにしてある。


機種別で詳細を紹介したいが、ベイトタイプだからこそ出来る『技』には、


このリアグリップ長が良いと思い採用してみた次第だ。


ささやかだが、グリップの一部には西陣織パーツを採用し、


渋く個性が光るデザインに仕上げてみた。手に取った際に光にかざして頂くと、


独特の模様が浮かび上がるのを目で楽しんで頂きたい。

 

 


発売時期


2019年6月下旬のリリースを予定。
 

 

 

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タイラバ早掛けのセッティングについて

 

 

タイラバの早掛けが段々と浸透してきた。


初めのうちは、フッキングを入れる事すら受け入れられない事も多かったが、


状況を判断して『早掛け』と『向こう合わせ』を使い分ける事で


それぞれの有効性が認知されてきたと思っている。


ただし、闇雲にフッキングを入れれば良い訳ではない。


ここの所、フッキングでタックルを破損してしまった事例も多い。


天龍のロッドは、そんな簡単に折れる様には設計していないが、


PEラインは伸びが少なくなり、フックも折れ難くなると負荷は逃げ場を失う。


ロッドは使い方を誤ると、簡単に折れてしまう事もあるので、


船に乗る前に適切なセッティングを行うことが重要だ。


注意して頂く点は、リールのドラッグ調整が最重要と言える。


ロッドに表記している最大ドラッグ値は、静荷重の状態(ロッドを水平に固定して


垂直方向にユックリと負荷を掛けた値)としている。

 

 


タイラバ向けのレッドフリップには、


各ロッドに最大のドラッグ値を表記しているが、


これは最大であって適切な値は別にあると考えている。

 

 


ラインの強度、フックの強度と貫通力、ターゲットのサイズ…など、


状況によって変化していくが、タイラバを楽しむにあたっては、


平均して800g〜1200gの初期ドラッグ値が適切かと思う。

 

 


水深50m程で潮流が1ノットも無い状況で、


バーチカルにタイラバを落とした状態で早掛けのフッキングを入れると、


「ジッ!」とリールのドラグが鳴るのが基準だと思って頂いてよい。


これでは早掛けなどフッキングが決まらないのでは?と思うかもしれないが、


瞬間的な負荷はドラグが滑り出すよりも早く伝わり、


ターゲットにフックセットされる事が多い(魚が反転したパワーも加わる)。


フッキングが決まりファイトに移っても、


同じドラグ値を保つように心掛ければフックアウトすることは少なくなるはずだ。


これよりもラインを出されたくなければ、本人の手を使って


スプールが回り始めるのを押さえつけてあげれば良い。


道具の限界を知り使いこなす事で、もっと深い面白さが見えてくると思う。


ご自身のタックルを再度チェックしてみては如何だろうか?


Staff Funaki

 

 

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中深海ジギングタックル考察

 

 

フィッシングショー等の展示会や弊社HPへの問い合わせで、


中深海ジギングで使うロッドはどれが良いか?と聞かれる事が多い。


専用ロッドとして開発はしていないが、弊社ラインアップの内では


スロー系ジギングロッドとして開発したホライゾン・プログレッシブ


中深海でのジギングに適していると言える。


今回は、中深海でターゲットとなる事が多いムツ類(1kg程度)を狙っての、


状況別に応じてのロッド選びやタックルバランス等について説明していきたい。

 

 

 

水深とジグウェイト


狙う水深によって、使うメタルジグの重さが大きく影響する。


100mより浅い海域であれば、船長の指示した棚(レンジ)が少し外れても、


ジグの交換などをして投入し直せば大きく外すことは少ない。


中深海の場合だと、投入してジグのフォール時間や回収時間は水深が深いほど


手間が掛かり、手間取っているとバイトチャンスを逃しかねない。


また、潮流の強弱や二枚潮などの影響で状況に合ったジグウェイトでないと、


棚ボケしてしまい釣れないだけで無く同船者とオマツリなどトラブルの元にもなってしまう。


そういった意味もあり、ジグウェイトの選択には気を使いたい。

 

 

 

ロッドとのバランス


水深別のロッド選択は以下の通り。(ジグウェイト 潮流弱い → 強い)


水深200m前後 ジグウェイト200g→300g : プログレッシブ HPG66B−M 


水深250m前後 ジグウェイト250g→350g : プログレッシブ HPG66B−MH 


水深300m前後 ジグウェイト300g→400g : プログレッシブ HPG66B−H 

 

 

 

ラインのバランス


基本的にはロッドは一律同じで、潮流の強さによってメーンラインの太さを替えたい。


ロッドテスト時のラインバランス


メーンライン:PE1.2〜1.5号(低伸度タイプ)


リーダー:フロロカーボン 20lb前後(5号)3m


あまり太いライン(リーダーも同様)を使うと、潮流の影響を大きく受けてしまう為、


出来るだけ細いラインを使った方が結果的に釣果に繋がっていると思っている。

 

 

 

ホライゾンSLの使用は?


同じスロー系ジギングロッドとして先にデビューしている、


ホライゾンSL(後述HSL)では中深海での使用はどうだろうか?


ホライゾン・プログレッシブ(後述HPG)に比べ、


少し張りが少なく操作感と感度の面も少し劣るのは否めない。


それでも使用する事は充分に可能となるが、HPGとタックルバランスが変わってくる。


HSLとのバランス(ジグウェイト 潮流弱い → 強い)


水深200m前後 ジグウェイト200g→250g : ホライゾンSL  HSL66B−M 


水深250m前後 ジグウェイト250g→300g : ホライゾンSL  HSL66B−MH 


水深300m前後 ジグウェイト300g→350g : ホライゾンSL  HSL66B−H


以上の様に若干だが使えるジグウェイト幅が狭くなってしまう。

 

ラインの選択は、HPGと同じ考え(上記参照)で大丈夫だ


この点だけ考慮して頂ければ、HSLで有っても対応は可能だ。

 

 

 

ロッドの使用方法


誘い(ジャーク)はスローなワンピッチジャークを基本として、


激しいジャークは必要無く、フォールを意識してバイトを取っていきたい。


少ない経験でしか話を出来ないが、なぜか強めの誘いを入れるとクロムツばかりとなり、


丁寧な誘いで狙うとアカムツのバイトが集中した事も有った。


苦い経験としては、クロムツが強い誘いで狙って釣れるならとジャークを強くし過ぎたため、


フックがラインに絡まりエビ状態となってしまって、回収がとんでもなく大変だった(笑)


また、気を付けたいのはジグウェイトが通常より重たいため、


投入時にラインがガイドに絡まっていないか配慮して頂きたい。


乱雑な扱いをしてしまうと、ガイドが抜けてしまうトラブルもあるので、


焦らずに丁寧なタックルの使用が快適な釣りに繋がってくる。


また、メーカーとして保証の面でもルアーの基準がキャパを大きく超えているので、


同条件下でトラブルが発生しても全ての保証は難しくなってくる点だけ了承頂きたい。

 

 


以上の事は、テスト時の経験値から出した答えなので全てでは無いが、


ジグウェイト・ラインの太さや種類など色々と変化を交えて釣りを楽しんで欲しい。


Staff Funaki

 

 

 

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リニューアル『レッドフリップ・リアクションテンヤ』

 

 

2019年夏、レッドフリップ・リアクションテンヤ がリニューアルされる。


ルアーロッド主体の レッドフリップシリーズ において、


特異点とも言える『真鯛テンヤ』向けのシリーズだ。


発売の日程は6月末から7月初旬頃を予定している。

 

 


先日の横浜フィッシングショーでは、プロトタイプを展示させて貰った。


Webとカタログでしか発表していなかったが、多くの方より熱心な質問を頂けた。


大阪フィッシングショーでは、その完成品を展示予定だ。

 


前作との違いは、ブランクやパーツなど色々と進化を遂げている。


ロッドの生命線となるブランクにはマグナフレックス製法を活用し、


穂先にソリッド素材を用いたモデルとチューブラモデルの2種類に分けてみた。

 


繊細な釣りに向くソリッドティップには、穂持ちの部分に低弾性カーボンを使用し、


まるで繋いでいないかの様に感じられるほどスムースな曲がりを体感出来る。


ガイドには小口径リングのガイドを配し、出来るだけブランクに近づける事で


一体感のある操作性と感度を高められる様に狙ってみた。

 

 


コスメの部分では、各所に西陣織カーボンを採用し個性が光るデザインに仕上げている。

 

 


他にも色々とコダワリが有るので、


大阪フィッシングショーで弊社ブースに来られた際にご紹介したい。


追って詳細も当ブログで紹介していく予定だ。ご期待下さい。

 


Staff Funaki

 

 

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グラス100%の近海ライトモデル(JDF5101B-G4/5)

 

 

ドラッグフォースシリーズに、ベイトタイプの追加モデルが発表となった。


モデル名は、JDF5101B-G4/5


Gのマークが入る通り、グラス素材をメーンとしたモデルだ。

 

 


既存3機種(JDF581B-G5 , JDF581B-G6 , JDF561B-G7)はご存知の通り、


ブランクのメーン素材にグラス100%を用いている。


そのライトモデルとして今回デビューするのが『JDF5101B-G4/5』だ。


基本的にはバーチカルにジグを落とし、スローなワンピッチで誘い、


急流の中に潜む青物をターゲットとしている。


使用するフィールドの例を挙げると、瀬戸内海の明石海峡や鳴門海峡、


三重県・鳥羽沖など太刀魚パターンと呼ばれる状況に合ってくるだろう。

 

 


このモデルの存在は、2015年に京セラドームでのジギングフェスティバルにて


参考出品した事を覚えている方も居るのではないだろうか。


昨年10月のジグフェスで初お披露目したのが本作となっている。


フィールドや使い方は既存3機種と同じとなるが、


今までのタックルでは全ての状況に対応出来る訳では無く、


潮流が緩んだタイミングなどでジャーク時のパワーを適度に逃がし、


ジグを暴れさせず誘いを入れていくには少しライトなモデルが欲しかった。


その逆もあり、激流になるほどジグウェイトは重さを増し、


G5、G6、G7といったモアパワーのモデルも必要にもなる。


決して、G4/5の番手だけで全てが賄える訳ではないのは覚えておいて欲しい。

 

 


既存3機種を含め、使い方などについては以前の記事を参照頂きたい。

 

 

 →ドラッグフォース・ベイトモデル 2015年2月20日記事)

 

 

 →ドラッグフォース・ベイトモデル◆2015年2月23日記事)

 

 


また、近年は九州北部などで電動リールを使用したスタイルが再注目され始め、


各社から専用タックルがリリースされる様になってきている。


そうした要望もあり、今作は5フィート10インチといった長さに設定し、


ドテラ流しで使用してもジャーク時にストロークを稼げる様にしている。


グラス素材のおかげで、少々重めのウェイトを使ってもブランクが


抵抗を吸収してくれるのでアングラーの負担が大きく軽減される。


この楽に操作できるのを覚えると、病みつきになるのは必須だ。


急流エリアのバーチカルで青物狙い。ドテラ流しでの電動スタイルなど、


こういった状況に当てはまるなら、このモデルは大きな活躍をしてくれるはずだ。

 


Staff Funaki

 

 

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ホライゾンLJの追加モデル

 

 

ホライゾンLJに追加モデルが有る。


もう既にホームページなどを見て、知ってるよ!って方も居られると思う。


今回はスピニングタイプを、2機種追加となった。


内容は、スーパーライトジギング向けの HLJ631S-FLL と、


ネギングを得意とした HLJ621S-FML だ。


それぞれ発売は、2019年3月を予定している。


昨年、ベイトタイプ4機種、スピニング2機種といった内容で、


国内のライトゲームを広く遊べるシリーズとして一新した。

 

 


2018年は、各地でスーパーライトジギングの人気が高まり、


現行モデルだけでは物足りなさを感じていた方も居たかと思う。


遊漁船の船長達からも、ベイトタイプのHLJ641B-FLLをスピニングにして欲しいと声が有った。


そんな声に応えるのが、スーパーライト向けのHLJ631S-FLLだ。

 

 


もう一方のモデル HLJ621S-FMLは、


山陰方面で人気の高まっている『ネギング』に向けた機種だ。


ネギングとは地方で発祥したライトジギングの総称で、根魚だけでなく青物にも有効の釣法。


『早いピッチ』と『誘い上げ』がキーとなり、この釣りを覚えると少しクセになる面白さがある。


山陰だけでなく全国のエリアでテストを行って来たが、


フィールドの特性さえ外さなければ充分に効果を感じられた。

 

 


週末のジャパンフィッシングショーでも展示するので、


詳しく知りたい方はスタッフまで聞いて欲しい。


機種別の紹介は、また後日発表したい。

 

 


Staff Funaki

 

 

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今更聞けない、イカメタルゲーム

 

 

今年も多くのお客様にスクイッドARについて、

 


お問い合わせいただきました。誠にありがとうございます。

 


初代スクイッドARの発売から5年が過ぎ、

 


この5年で竿・仕掛け・釣り方なども大きく変化し、

 


スクイッドARも初代からリニューアルし2世代目。

 


今年追加発売の2機種も人気を頂いております。

 


お問い合わせを頂く中、現在私が思うスクイッドARを使った

 


基本的なイカメタルの考え方を紹介させて頂きます。

 


少し長いですが お付き合いください。

 

 

 

 

 ● どうしたら釣果があがりますか?

 


簡単です。

 


船長さんや、同船者さんとのコミュニケーションをしっかり取りましょう。

 


釣り開始直後は釣れたら「水深○○m 何色で釣れました〜」など、

 


棚を合わせたり鉛スッテやドロッパーのカラーやサイズ、

 


誘い方など状況によって合わせたり、釣れてない時は皆で探してみたり。 

 


釣れ始めたら棚を合わせていく。

 


船長のアナウンスを聞きながら釣っていけば、

 


その日の釣果が渋くとも竿頭になれるかも知れません。

 

 

そして時期によって変化するパターンを知る。

 


ネット検索すると論文など多くの情報を得ることができます。

 


古い資料もありますがそれらを基に考察してみると、

 


ケンサキイカの産卵は5〜10月で、6月前後が最盛期になります

 


(地域差も有ります)

 


産卵タイミングは日没後から日の出までで、産卵場所は砂地なので底べったりになる。

 


つまりはシーズン初めの6月〜7月は、

 


40cm越える大型ケンサキ(大剣)が狙える地域もあるという事です。

 

 

7月までで大剣は姿を消すとのことなので、

 


8月からは15〜30cmほどのケンサキを数釣ってを楽しむシーズンです。

 


それこそ周りと棚を合わせないと、

 


棚ボケしてしまい沢山釣る事が出来なくなってしまいます。

 

 

大剣も8月から全く居なくなると言う事ではないですが、

 


より深い場所を求めて移動しなければ釣果は難しく、

 


数を釣りたいか・大きな価値を求めるかはそれぞれで、

 


棚ボケのリスクは確実にあるという事を理解して頂くと良いでしょう。

 

 

時期の変わり目など判り難いですが、 

 


それこそ船長や周りの仲間とのコミュニケーションで釣果は確実に変わるでしょう。

 

 

 

 

 ● 仕掛けはどうしていますか?

 

 

 


・ライン

 


私の場合、AR70B-FLL / AR75S-FLL は、PE0.4号 リーダー1.75号。

 


  AR68B-FL / AR66B-FML は、PE0.6号 リーダー2号。 

 


初めて使われる方には PE0.6〜0.8がオススメです。

 


深場で釣りをする地域・遊漁船なんかは、

 


同船者さんと合わせたほうかトラブルが無いので、

 


乗船する遊漁船さんへ予約時に確認しましょう。

 

 

細いラインを使う利点は 潮通しがいいことです。

 


潮流が緩い時はドロッパーを太くして潮受けを作ります。

 


逆に潮受けしたくないときはドロッパーを細身のタイプにします。

 


太いラインであれば考え方は逆ですね。

 

 

リーダーの長さは1ヒロほど。

 


ドロッパーから鉛スッテまでは1ヒロ無いぐらい(1mほど)

 


私は1.75号〜2.5号を使いますが、

 


セット仕掛けを買うと3号などが多いと思います。

 


イカに傷つけられ頻繁に交換することを思えば太くてもOKです。

 


 
・ドロッパー (浮きスッテ・小型エギ)

 


基本は1つだけですが 多くても2つまで。

 


地域によってルールは色々ありますので、遊漁船さんに確認しましょう。

 


トラブルレス & ゲーム性を求めるなら『1つ』です。

 


上記で書いた様に潮流の状況によって、ドロッパーの大きさ・太さを変え、

 


潮受け ・ 潮通しを意識し誘いを入れると共に、

 


周囲のアングラーとオマツリしない様に心掛けています。

 

 

・エダスの長さ

 


船の揺れで上下してしまう、

 


ドロッパーを枝の長さを利用して穏やかにすることを考えているので、

 


その日の状況で変えられるのがベストですが、

 


おおよそ10〜20cm(3号)がオススメ。

 


荒れている日は少し長めに取ります。

 


AR70B-FLL / AR75S-FLLについては、

 


竿に揺れを吸収させるというコンセプトですから私はエダスを取りません。

 


以前からをAR70B-FLL使っているお客様に、

 


荒れた日で一人勝ちした…などと、お声を聞きするのはその効果と思えます。

 

 

・スッテ (鉛スッテ・メタルスッテ)

 


浅い時・深い時 色々必要ですが、

 


先ずは遊漁船さん同船者さんに合わせた重さを使いましょう。

 


サワラ・サゴシなど歯が鋭い魚にスパスパ切られる時もあるので、

 


いくつも持っていても困りません。

 


鉛が良いか、タングステンが良いかは状況次第です。


・ドロッパー・スッテの色

 


白・赤・黄・緑 が基本でしょうか。  

 


色んな組み合わせで持っていたら良いと思います。

 


その日のアタリカラーは解りませんからね。

 


いろいろと選択出来ると更に面白さが増えると思います。

 

 


(前回初夏なのに7セット切られたので潮受けの太い浮きスッテが写っていません)

 


 ● 誘い方はどうしてますか?

 

 

スクイッドARのキモは全てベリー部分にあります。

 


誘うにしても、掛けるにしてもベリーです!!

 


バットでアクションはしません。

 


バットは掛けてから乗せるため、ティップはアタリを取るためです。

 


オカッパリ・エギングの様な、大きく機敏なアクションは不要です!!

 

 

誘い方と掛け方の理想は、弊社YouTube動画

 


ブリゲイド・スクイッドAR  Newスピニングモデル」 の

 


2分40秒〜ラストまでを参考にしていただけたらと思います。

 

 

 


スピニング・ベイト共通の考え方で、

 

 

ベリーでドロッパーが舞うイメージで誘ってください。

 

 

フワフワ・チョンチョンが基本です。

 


深場では、気持ち振り幅が大きくてもいいでしょう。

 

 

棚を変えるだけでも誘いになります。

 


棚を変えるときはクラッチを切って落とすか、ハンドルを回して巻き上げてください。

 


そして、ステイ(待ち)は長めに30秒以上。

 


大きく機敏にアクションしてしまうと、

 


待ち時間が増えると考えて頂いてもいいと思います。

 


ロッドワークの大きさで、イカを誘い集めることはできるので、

 


誘いの大きさを使い分けると更に深いゲーム展開が出来ます。

 


ケンサキイカが近くに集まっている状態と考えたときは、

 


大きくフッキングしてしまうと掛からなかった時に逃げてしまうので、

 


誘いと同じ幅くらいでフッキングし、掛からなかったらそのまま戻します。

 


掛かったら、バットに乗せていくイメージです。

 


テンションフォールパターンでは、アタリがあったら巻き合わせが基本です。

 

 

ジギングの様な鬼合わせは不要です!!

 


ポンピング・ファイトも不要です!!

 


ドラグ・フルロックは身切れの原因です。

 


フッキング時、ドラグが少し出るくらいがオススメです。

 


映像を見ていただくとドラグ音がしていると思います。

 


それがベイトリールであっても考え方は同じです。

 

 

 ● スクイッドARの特徴は?

 


「全ては 復元力と 柔らかさとのバランス」です

 

 

ティップが『グラスチューブラー』にこだわり、柔らかくも復元力を持たせ、

 


太目のティップが視認性を高めることでアタリを明確にするだけでなく、

 


マグナフレックス製法により中弾性カーボンへと違和感を無く継ぐことで、

 


アクションポイントであるベリーにスムーズなアクションとフッキングを可能にしています。

 


バットからティップまでスムーズな曲がりをさせることで、船の揺れを吸収させ

 


継目と曲がりの違和感を無くすことにより、アタリを見極められる竿になっています。
 


ベリーが曲がる・戻る(復元する)感覚を持って釣をして頂けると、

 


より楽しい感覚を持っていただけると思っています。

 

 

 

 

そして「スクイッドAR」ではゲームフィッシングとして、

 


持って行くアタリ・抱え込んでくるアタリは勿論ですが、

 


触ってくるアタリを取れることに拘ってみるのが良いでしょう。

 


食腕2本で掛けたときは、ちょっとドヤ感が出ますね。

 

 

現在各地で数釣が面白いことになっている情報も入ってきています。

 


まだまだシーズン中のイカメタルをお楽しみください。

 

 

 

 

 

Staff H

 

 

 

 

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