Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

Rayz RZ542S-L , RZ542B-L , RZ632S-L(Jerkin')

 

 

ミノーのジャーキングに対応する為に作ったのがJerkin'モデルだ。


前作にあたるRZ56LやRZ56L-BCは、5cm≒5gのミノーを基準に扱い易く設定し、


爐靴覆雖瓩魄嫂淌に持たせキャストフィールを向上させたモデルであった。


「コシ」を意識したアクションに設定し、適度な張りと曲がりを体感でき、


1本で出来る汎用性の広さもJerkin'モデルの魅力でもある。

 


・3つのJerkin'モデル 


今作のJerkin'は、渓流域向けにでスピニングとベイトタイプの2機種、


清流域向けにスピニングタイプを1機種を用意してみた。


前作のRZ56Lをベースに、ブランク長とグリップ長、ガイド形状を見直し、


シチュエーション別に扱い易いモデルに分けている。


さて、各機種の違いを説明していこう。

 


 RZ542S-L 


新旧の違いとして前作RZ56Lと比べると、


見えているブランク部分2cm、リアグリップを3cm短くしている。

 


取り回しの点ではRZ4102S-ULの紹介ブログ瓩能劼戮芯未蠱擦ぅ蹈奪匹有利であるが、


フィールドによって流れを跨いだり岩を超えて探ることを考えると


5ft前半の長さが一番活躍する長さだと思っている。


ティップを詰めたモデル、リアグリップを詰めたモデルなど


色々とテストしてみた結果、今考えられる扱い易い長さと思えたのが5'4"であった。


基本は5cm前後のミノープラグを扱い易く、7cm(6.5g)までは適合範囲と思えている。


上限として8gまでのスプーンなどメタル系ルアーとし、


下限は個人のスキル次第だが3g程のフローティングミノーは扱えるアクションだ。

 

 

 RZ542B-L 


こちらは前作RZ56L-BCと比べると、


見えているブランク部分1.5cm、リアグリップを3.5cm短くなっている。


ベイトタイプの場合、キャスト時にグリップを短くし過ぎると手の収まりが悪い為、


スピニングに比べると少し長めが良いと感じたので少し長めのRグリップとした。


RZ4102B-ULと同じくマイクロガイドの設定としたので、


手にロッド持つと今まで以上に軽く感じられると思う。


ベイト1本で渓流域を広く狙いたいという方なら、このモデルをお勧めする。


ルアーウェイトはスピニングと同じなので参考にされると良い。

 


 RZ632S-L 


このモデルは清流域で扱い易い長さを目指しており、


6cm程のミノープラグを基準として設定してみた。


清流域とは渓流よりは少し開けたフィールドであり、


河川を3つ(渓流、中流、下流)に分けて考えた場合、


渓流と中流の中間あたりとして捉えて欲しい。


前作のRZ56Lと比べて、ブランク部分を5cm伸ばし、


リアグリップはバランスを求めて1cmだけ長くした。

 

戻りヤマメ・アマゴ、アメマスやニジマスなど、


渓流域に比べて少し大きな個体狙いに活躍するモデルと言える。


RZ542に比べると若干バットに張りを強くしているため、


キャスト時のダルさやファイト時の不安は無いはずだ。

 

RZ542S-L , RZ632S-L グリップ長の違い

RZ542S-L , RZ632S-L バットガイド径の違い

 


・迷ったらJerkin'という選択 


各地へテストや取材釣行に行く際、どんなフィールドか分り難いことが多い。


そんな時は迷うことなくJerkin'モデルを持っていく様にしている。


1本で扱えるルアーの幅が広い点と、もし大型が掛かっても安心出来るからだ。


さらにフィールドが見えてきた際に、次の一手としてレイズ・スペクトラも有るのだが、


情報が少ない時こそ汎用性があるロッドの懐深さは有難く感じるものだ。


渓流トラウトの遊びを覚えて、もう少しステップアップしてみたいなと感じたら、


このモデルを触ってみて欲しい。これだ!と感じれば幸いだ。


Staff Funaki

 

 


 Rayz series concept 


RZ4102S-UL Twitchin'(2019年11月13日掲載)


・RZ6102S-LML Super-Yamame


・RZ772S-ML Variable-Shooter


RZ4102B-UL Twitchin'(2019年11月13日掲載)


・RZ712B-MLM Variable-Hounder


Newレイズは何が変わったのか?(2019年10月24日掲載)

 

 

 

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Rayz RZ4102S-UL , RZ4102B-UL (Twitchin')

 

Rayz RZ4102S-UL Twitchin' (Spinning model)

Rayz RZ4102B-UL Twitchin' (Bait model)

 

 

Twitchin'(トゥイッチン)モデルは、ライトウェイトルアーの扱いに長けた機種として仕上げてあり、


基本コンセプトとして軽量ミノーのトゥイッチングに特化したロッドだ。


ルアーのサイズだと、4〜5cmサイズのミノープラグで、2gに満たないフローティングミノーから、


4g程度のシンキングミノーが扱い易いバランスに仕上げている。


もちろんミノーだけでなく、軽量ルアーであればスプーンやスピナーなど、


アングラーの扱い次第で自由に遊んで頂きたい。

 


・Twitchin'の後継 


前作を知っている方は、全長が短くなったと感じた方が大半かと思う。


前身となったRZ53ULが5'3"ft(160cm)に対して、


後継のRZ4102S-ULは4'10"ft(147cm】と全長のショート化を図っている。


厳密に言うと、見えているブランク部分を5.5cm、リアグリップを7.5cm短くしてみた。

 


実はこの機種、ユーザーの方からの意見も多く取り入れて開発を進めた経緯がある。


前作のRZ53UL(Twitchin')を使っていて、少し短く出来ないか?との意見からだった。


ここで、短いロッドが欲しくなる要因を考えてみよう。

 


.ャスティング性能


渓流の釣果を大きく左右するのが、いかに狙ったポイントにルアーをキャスト出来るかだ。


短いロッドの方が手先に近い感覚となり、障害物やブッシュの奥へタイトなキャストが容易になる。


あらるゆ位置からキャストが出来る事もチャンスを増やす事が出来、


オーバーヘッド、サイドハンド、アンダーハンド、


フリップキャストなど気負いせず使えるのも短いロッドの利点だろう。


ただ、高まるトラウトフィッシングの人気と裏腹に、


フィッシングプレッシャーが高く魚は簡単に釣り難い状況も多い。


適度に離れた距離(魚から感付かれない位置)からでも、しっかりと投げ込める長さも必要だ。


5ft前半のロッドに匹敵する飛距離を出せる長さが、4'10"ftとなった理由でもある。


▲魯鵐疋螢鵐粟能


ワンハンド(片手)でキャスト、ルアー操作、ファイトを行い易いグリップの長さも欲しくなる。


リアグリップの長さを短くし、極力邪魔と思えないリアグリップ長に仕上げてみた。


しかし、単純に短くするとモーメント(重心位置)が崩れてしまい、持ち重り感が出てしまう。


今作は誰にでも扱い易いロッドが目標でもあるため、モーメントが崩れてしまっては元も子もない。


そこでグリップエンドにラバーの着いたキャップを採用し、


モーメントを改善することが出来ている。


自重こそ前作に比べて重くなってしまっているが、


実際に手に取った時のバランスの良さを体感すれば数値では図れない良さを分かって頂けると思う。

 


・2つの個性  


同モデルには、スピニングとベイトモデルを用意している。

 


ライトライン、ライトウェイトのルアーを扱うことはスピニングの優位性は高いが、


近年のフィネス系ベイトリールを取り入れる事で、ベイトタックルでの人気も高くなった。


両機種とも同じブランクを使用しているが、前作に続いて小口径ガイドを取り入れ、


ブランクだけを振っている様な軽量感を味わえるはずだ。

 

 

 


・Twitchin'を楽しむために 


往年の名作と呼ばれたミノーは、軽量であった事がTwitchin'を必要とした大きな理由だ。


前作でもそうだったが、近年のヘビーウェイト化するルアーへのアンチテーゼとしてTwitchin'がある。


軽量ルアーをテクニカルに操作し、Twitchin'でなければ出せない魚も居る事が分かると、


渓流ルアーフィッシングは更にディープな世界が見えるはずだ。


Staff Funaki

 

 

 

 

 Rayz series concept 


・RZ542S-L Jerkin'


・RZ632S-L Jerkin'


・RZ6102S-LML Super-Yamame


・RZ772S-ML Variable-Shooter


・RZ542B-L Jerkin'


・RZ712B-MLM Variable-Hounder


Newレイズは何が変わったのか?(2019年10月24日掲載)

 

 

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ルアマガプラス『レイズ特集2』

 

ルアマガ+にて、レイズの特集記事の最新号が公開となりました。


より実践的な目線で、ロッドのメリットに着目した記事となっております。


渓流のルアーフィッシングがもっと上達したいという方には、


ぜひ読んで頂きたい内容になっていると思います。


前回の記事も合わせてご覧ください。

 


ルアマガ+(レイズ特集1)
細身の1本が実現した猗慣欧琉靴い笋垢記瓩縫魯泙襦(2019年10月11日記事)

 

 

ルアマガ+(レイズ特集2)
曲がるロッドで実現した飛距離が魚の警戒心を解く(2019年11月11日記事)

 

 


レイズ(2020年モデル)
2019年11月1日より 予約受付中。 
2020年1月(下旬)発売予定

 

 

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スペクトラ追加モデル

そろそろ追加機種は出ないのかと、期待していた方も多かったのではないだろうか。


レイズのカスタムモデルとして位置付け、ハイエンドシリーズであるレイズ・スペクトラは、


徹底したテストを繰り返しエキスパートの使用だけを目的にしたロッド群となっている。 


そして今回の追加モデルは3機種。

 

Rayz Spectra


・RZS61LL(Twitchin' custom)


・RZS77MHH(Mikija)


・RZS51LL-BC(Twitchin' custom)


どの機種にもコダワリを存分に詰め込んでみた。

 


2019年12月1日より 受注開始。 


2020年2月発売予定。

 


各機種の紹介は後日。ご期待下さい。


Staff Funaki

 

 

 

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Newレイズは、何が変わったのか?

 

レイズのリニューアルを発表して多くの反響を頂いた。


一番知りたいのは、何が変わったのか?という点だと思う。


今回は何が変わり、何を残したのかについて紹介していきたい。

 


・ブランク 


レイズシリーズを踏襲しているのは、レギュラーテーパーという点だ。


これは新型レイズでも同じで、全てレギュラーテーパーの調子に仕上げている。


長さ・硬さ(パワー)は各機種異なるが、調子(曲がり方)は変えずに、


使用感が大きく変わらない様にブラッシュアップした次第だ。


今作の1つの目標として、使い手を選ばない扱い易さを目指してみた。


トラウトフィッシングにおいて重要視される点の一つとして、


キャスト精度を上げることが釣果に大きく関わってくると思っている。


ルアーのウェイトを感じ易く、張りが有るけど適度に曲がり、


ラインをリリースするポイントが分かり易いロッドが良いと考えている。


熟練度の高いエキスパートになれば、ルアーの操作を重視したピンピンのロッドでも


テクニカルなキャストが出来てしまうかもしれないが、


そうしたハイエンドロッドは「レイズ・スペクトラ」を用意している。


今作は究極のスペックを求めるのではなく、


ロッドを操れる面白さを感じられるアクションに仕上げられたと思う。


もちろん実践的なロッドであることは不変であり、


軽快な操作感やターゲットとの駆け引きを楽しめるバランスは引き継いでいる。

 

 


・ガイド 


新型レイズは、前作よりもバット部分に『ハイフット(足高)のガイドを配置してみた。

 

写真 (左:旧レイズ 右:新型レイズ)

 


レイズ・オルタの開発を行っていた際に気づいた事がキッカケで、


軽量ルアーでも飛距離を落とさずキャスト出来ることがあった。


リールから放出されるラインとバットガイドに当たる角度を適正化し、


ラインがスムースに出ていく様にしたのが要因だ。


渓流で使うモデルには無駄にラインが出ない様に小口径のガイドを採用し、


遠投を必要とするモデルには少し大きめのガイドを採用している。


圧倒的に飛距離が伸びる訳では無いのだが、


例えるならば、前作が15m程の飛距離だったがのが16m程に伸びた様に感じられる。


実際に現場でテスト時にライン・ルアー・リールは変えずに、


ロッドだけを変えてキャストするとルアーを対岸の岩にヒットさせてしまっていた。


前作での振り幅やスイングスピードでは問題無かったのだが、


ラインがスムースに出ていくために距離感を誤ってしまっていたからだ。


少し力を抜いてキャストするとミスは少なくなった。


従って以前よりも力を入れずに飛距離を稼げることになり、


遠投した際にもブレを少なくでき正確なキャストに繋がってくる訳だ。

 

 


・グリップ 


シート部には『西陣織カーボンパイプを配したのと、


グリップエンドには傷防止の『ラバーキャップ』を採用している。

 


西陣織の部分は、フロントグリップを回して見えてくる部分で、


リールを取り付けるとほとんど見えない。


チラリと見える隠れたオシャレを楽しんで頂きたい。

 

 

写真 (左:旧レイズ 右:新型レイズ)



また、エンドキャップにはレイズ・オルタと同じ形状のを採用し、


ロッドを立てかけた際に傷が付き難く、滑り止めの効果もある。


実は前作に比べると、このエンドキャップを採用した事で、


ロッド本体のウェイト数値は重くなっている。


これはバランサーの役割をすることを狙っており、


リアグリップを短くしたモデルなどモーメント(持ち重り感)の改善を図った。


スペックの数値だけを見たら、なんだ重いじゃないか?と思ってしまうが、


ただ軽くすれば良いという訳でない事をご理解頂ければ幸いだ。

 

 


さて次回は、各機種を深く掘り下げていこう。


1機種ずつ濃〜い開発ストーリーがあるので、じっくり楽しんで頂けたらと思う。


Staff Funaki
 

 

 

 

 

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Rayz 発売時期が決定

 

 

新型『Rayzの詳細が公開となった。


公開している動画の撮影は、


Rayzのメインテストフィールドでもある天竜川水系で行っている。


同水系の名は、水源である諏訪湖から流れ出し、海に注ぐまで変わらず『天竜川』だ。


Rayzシリーズも天竜川の流れと同じく、一貫したコンセプトの基にロッド作りをしている。


今作も前作から基本コンセプトを踏襲し、もう一歩進んだロッドに仕上げてみた。

 


決して究極を追い求めたロッドでは無い。


エキスパート向けに用意している『Rayz Spectra』にて究極を追い求めていく考えでおり、


Rayzは誰もが扱いやすく、楽しめるロッドでありたいと思いデザインしてみた。

 


今作はスタッフやテスター陣の考えだけでなく、


Rayzを使って頂いている沢山のユーザーからの意見も取り入れてあり、


沢山の思いを詰め込んだ魅力ある機種ばかりになったと思っている。


各地の展示会にて、各機種を展示していく予定だ。


もし宜しければ足を運んで頂き、新型Rayzに詰め込んだ思いを感じ取って頂ければ幸いだ。


2019年11月1日より 受注開始。


2020年1月(下旬)発売予定。

 

ご期待下さい。

 


Staff Funaki

 

 

 

 

 

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Newレイズ公開

 

この度、TENRYUのトラウトロッドシリーズである


レイズ』のフルモデルチェンジが発表となる。

 

 


発売して8年目となる同シリーズは、


スペクトラやインテグラル、オルタなど20機種を越えるロッド群となっている。


開発期間を入れると、最初のモデルを着手したのが10年前となるだろうか。


当時の最新技術や素材、昔から続く理想の調子、天龍らしい独特のテイスト、


そしてアングラーの思いなど、様々な要素を取り入れながら完成させた経緯がある。


どの機種にも開発ストーリーが存在し、それぞれ思い入れ深い物ばかりだ。

 

 


今回のフルモデルチェンジにあたって大切にしたかったのは、


全てのモデルは今まで発表してきた機種の続きの物語である事だ。


基本コンセプトは変えず、もう一歩進んだロッドに仕上げるのが今回の目標だ。

 

 


「細身」「軽量」「張りの有る本調子」


これら前作から続く3つの要素を主軸に、各機種のコンセプトを踏襲し仕上げてみた。


今作は究極は追い求めず、誰もが扱い易いアクション、バランスとなっている。

 

 


気になるリリース時期は、2020年早春の予定だ。


追って詳細を公開していこうと思う。ご期待ください。


Staff Funaki

 

 

 

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レイズオルタ (ガイドセッティングのコダワリ)

 

 

レイズ・オルタ(エリア向け)とレイズ(ネイティブ向け)を見比べると、

 


ガイド形状が違うのが一目で分かって貰えるだろう。

 


ネイティブ向けには、Kタイプのフレームでも足低のタイプを選んでいる。

 


逆に、オルタには同じKタイプのフレームでもフットが高い

 


これは意味があって、それぞれ違う形状に分けた経緯があるのだ。

 

 

左(ネイティブ向け RZS51LL)、右(エリア向け RZA60MLM-T)

 

 

 

 

 

 

少し以前のロッドには、Yタイプのガイドが標準的に使われていた。(※Yタイプは廃盤)

 


長くルアーフィッシングを嗜んでいる方には、この形状の方が親しみがあるかもしれない。

 


ラインが絡み難い形状との事で、Kタイプのガイドがスタンダードとなり、

 


今ではKガイドがあらゆるロッドに使われるようになっている。

 

 

左(Yタイプ CR53L-Jerkin')、右(Kタイプ RZA60MLM-T)

 

 

しかし、改めてYタイプを使ってみると、

 


ナイロンライン等のモノフィララインを使うと非常に抜けの良さを感じられるのだ。

 


これはリールから放出されるラインのスパイラルが、

 


抑制されずにガイドを抜けているからだと思われる。

 


Kタイプだと傾斜している為バックラッシュしたラインが絡み難いぶん、

 


ほんの少しだが抵抗になっていると感じていた。

 


これを逆手に取り、無駄なラインを出さずに着水と同時にアクションを入れていく様な

 


ネイティブ向けのモデルには、足の低いKタイプのガイドを採用している。

 

 

 

 

 

 

エリアで使うルアーを考えると、必然的に軽量なモノが多くなる。

 


状況によっては、1gに満たないスプーン等の出番も多い。

 


こういった軽量ルアーを使おうとすると、前述の抵抗のあるガイドだと

 


キャストしても失速してしまい遠くに飛び難くなってしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

そこで昔のロッドを改めて見直すと、ガイドの形状の違いが見えてくる。

 


では、現状のガイドでエリア向けロッドの理想形状は何だろうか?

 


答えは、フットの高いKタイプ(KL-H)を使いリールとガイドとの角度を調整することだ。

 

 

 

 

 


フットの高いフレーム形状を選び、Yタイプに近い角度と位置を見つけていく。

 


エリアフィッシングの場合、ナイロンライン、フロロライン、PEライン、

 


エステルラインと種類が多岐に渡るのもKL-Hを選んだ理由でもある。

 


ラインに抵抗を少しでも緩和する方向にすることで、

 


軽量なルアーであってもラインの抜け感が良い様にテストをしていった。

 

 

シリーズコンセプトでもある『温故知新』の考えも、こういった点で踏襲されている。

 


もっと自重の軽さを求めるなら別のガイド形状も有るのだが、

 


軽量さを狙ったロッドでもないので今回は割愛させて貰った。

 


もし手に取ることが有ったら、ぜひガイドを見て欲しい。

 


ちょっとしたコダワリに気づいて頂ければ幸いだ。

 

 

 

Staff Funaki

 

 

 

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大人の休日

 

 

そろそろ本州の各河川では、トラウトの禁漁期が近づいている。

 


オフシーズンになると来期に向けて色々と考えを巡らせる様になってくるが、

 


さすがに何か釣りに行きたくなるのがアングラーの性というもの。

 


オフシーズンでも遊べるとしたら、エリアフィッシングの選択も有りだ。

 


弊社では以前に『エリアス』や『スファーダ』といったエリア向けの

 


シリーズをリリースしていたが、10年程前に最後の生産を終えている。

 


その数年後、ネイティブトラウト向けのシリーズとして、

 


『レイズ』を発表するとエリア向けのロッドも欲しいとの声も有った。

 


そこで発表したのが、今回の新作『レイズ・オルタ』だ。

 

 

 

 

 

先日、その実釣取材で山梨県のベリーパーク・フィッシュオン鹿留さんを訪れた。

 

 

(写真はフィッシュオン鹿留さんのブログより拝借)

 


アングリングファン11月号(9月21日発売予定)の記事で、

 


『大人の休日』と銘打った題名で短期連載で出演させて頂いている。

 


オルタの開発ストーリーなどを実釣を踏まえながら紹介していこうという内容で、

 


僕らが普段遊んでいるスタイルを包み隠さず記事にして頂いた。

 


興味のある方は、今月発売の誌面をご覧頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らのスタイルは古参のアングラーには懐かしく、

 


若いアングラーには目新しく映るのではないだろうか。

 


最新のロッドやリールを使うが、ルアーはオールドを選んでみたり、

 


そのフィールド(エリア)のレギュレーションの範囲内で面白い事だけを求めている。

 


もちろん流行のルアーも使うし、古いタックルだけに固執するつもりもない。

 


沢山釣りたいし、大きい魚も釣りたい。

 


でもスタイルにはコダワリたいだけだ。

 

 

 

 

 

 

以前に書いた小言を思い出した。

 


→『大物or美魚 それとも?』(2012年7月26日掲載)

 

 

 

 

 

 

「初めは数。そして大物。そのうち美魚。最後に思い出。 」

 


昔教えられた事が、何となく解りかけてきている様な気がする。

 


焦って釣りをしていた時期も有るけど、

 


目前に沢山の魚が居るのなら、自分の時間で遊べれば良いと感じている。

 


思い出に残る釣りは、たぶんストーリーがあると思う。

 


近道を見つける釣りではなく、スタイルを重視した遠回りが良いかもしれない。

 


そんな釣りを好む方にオルタを使って頂きたい。

 

 


Staff Funaki

 

 

 

 

 

 

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超軽量ルアー対応モデル RZA62UL-S (Midge Spoonnin')

 

Rayz Alter <レイズ オルタ>


RZA62UL-S (Midge Spoonnin')


Lure : ≒Zero-4g Line : 1-4lb

 

 

 

 

 

求めたのは、『曲がって楽しく』『乗って嬉しい』ロッドだ。

 


エリアフィッシングで遊んでいると、いつも当たる壁がある。

 


フィッシングプレッシャーが高まると、

 


極端にバイトが浅くなりアタリが有ってもフッキングしてくれない魚が居るからだ。

 


魚の活性が下がり、追ってきてもルアーを甘噛みして逃げていく。

 

 

 

 

 


こうした時の対処法が2種類あって、

 


甘噛みを感じたら即座にフッキングを入れていく『早掛けスタイル』と、

 


その逆に『向う合わせ』で乗せていくスタイルだ。

 


このモデルは後者(向う合わせ)に向いたアクションで、

 


マイクロスプーンなど軽量ルアーを超低速から低速域のリトリーブスピードで扱い易く、

 


魚の活性が鈍くなる時ほど活躍するモデルとなっている。

 

 

 

 

 


軽量なルアーを使うほど水抵抗が少なくなり、

 


リールを巻いていても動いているのかさえ分かり難く感じてしまう。

 


僅かな抵抗でもティップが曲がってくれる繊細なティップであれば、

 


ルアーの位置を把握しやすくなりイメージが膨らみやすい。

 


(感度は極端に良い訳では無いが、ルアーの位置さえボケなければよいと思っている)

 


そして何よりも、ソフトなアクションが故に曲がり込み、

 


一般的なレギュラーサイズが掛かっても魚の引きを存分に楽しめるロッドとなっている。

 

 

 

 

 

 

以前のフェイテス・ミッジミノーインはソリッドティップであった。

 


オルタの他機種はチューブラ状に仕上げたが、このモデルはソリッドティップを採用している。

 


別の場でも説明したがチューブラには限界の太さがあり、

 


極限まで細い穂先を作り、食い込みの良いティップに仕上げるにはソリッド材が適しているのだ。

 


更にソリッドより下の部分には、低弾性カーボンから中弾性カーボンへの移行部分を

 

 

 マグナフレックス製法 でスムースに曲がるアクションに仕上げてみた。

 


こうした事で、ソリッドティップに有りがちなキャスト時に穂先がブレる事が少なくなり、

 


煩わしいライントラブル等の軽減にも役立っている。

 

 

 

 

 

このロッドを使う際は、とことん細い糸を試すようにしている。

 


…というのも常にアングラーの気持ちを持ち、魚の方に優位性を持たせてあげた方が、

 


ゲーム性が高まりスリル感があって面白いと感じている。

 


アングラーのスキルや、リールのドラッグ性能によってもバランスは変わってくるが、

 


もし競技でなければ細糸にチャレンジするのも有りだ。

 


このドキドキ感をぜひ味わってほしい。

 

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

 

 

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