Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

完売御礼

 

 

 

天龍テンカラ風来坊 TF39別誂 について、

 


2018年2月28日を持ちまして、受注を締め切らせて頂きました。

 


限定数生産につき完売となりました。

 


沢山のご予約を頂きまして、ありがとうございました。

 


本日より順次出荷となります。

 


今後も弊社製品のご愛顧宜しくお願い致します。

 

 

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風来坊×西陣織 【本公開】 数量限定生産

天龍テンカラ風来坊 

 

TF39別誂(ベッチョウ)


全長:3.9m 継数:8本 仕舞寸法:58cm


Price:¥87,000(税抜き)


2018年2月リリース予定(数量限定生産)


ご予約承り開始致します(お近くの釣具店様へお申し込み下さい)


☆完売致しました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

『伝統への挑戦』


西陣織と出会って、通常のカーボンロッドとは違う深みを感じられる様になった。

 


日本独自で築かれた伝統と最先端の技術を融合したことで、

 


数値では現しきれないデザインを醸し出している。

 

 

 


  西陣織について→「天龍×西陣織」2016年12月13日掲載記事

 

 

 


今までは西陣織をパイプ状に加工し、ロッドの一部に採用する事が出来ていた。

 


グリップの一部や、ブランクのバット部に入れる事で独自のデザインを表現している。

 


だが職人の求める域は高く、出来る事なら竿全体に西陣織を入れてみたいと思っていた。

 


2017年度のフィッシングショーにおいて、

 


弊社ブースに展示したサンプルを覚えている方は居るだろうか?

 


ジギングロッドやシーバスロッド、トラウトロッドのブランク全てに西陣織をあしらった

 


試作サンプルをテクノロジーコーナーの一角に展示していた。

 


職人が挑戦していたのは、穂先まで西陣織を入れることである。

 


厚く硬い素材を、細いマンドレル(鉄心)に巻付けるには熟練の技が必要で、

 


たとえ巻けたとしても安定して綺麗な目(模様)を出すのが困難だという。

 


それなら更に薄く仕上げた素材ならどうか?と、マテリアル面からも改良を加える事になった。

 


西陣織の織師の技によって通常でも細い何百何千ものカーボン繊維を、

 


更に細くし薄く仕上げた西陣織クロスが出来てきたのである。

 


この薄く仕上がった西陣織クロスを使い、細く巻き上げる技術を確立していった。

 

 

 

 

『TF39との違い』

 


別誂とは別誂え(べつあしらえ)の意を持ち、

 


嗜好という点で面白さを引き立てることを意識した。

 


外装は見ての通り全くの別物に仕上げてあり、

 


振り調子においても若干の味付けを変えてみた。

 


基本となる調子は【7:3】から変更せず、

 


カーボンの弾性率を少しだけ高めて僅かだが張りを持たせてみた。

 


レベルラインを気持ちよく振れる調子を意識して調整を行い、

 


シャープな振り抜け感と綺麗に曲がる調子を味わって貰いたい。

 


また、専用のロッドケースも付属する。

 


こちらもパイプ部分を西陣織仕様になった特別仕様だ。

 

 

 

 

 

TF39別誂

 

 

 

 

『限定生産』

 


この竿を仕上げるには、通常では考えられない手間と時間を要する。

 


職人が経験と工夫で作り上げていくのだが、

 


型にハメ込んで作るのではなく、1本ずつ巻き上げていき立体的なグリップに仕上げていく。

 


マス・プロダクションとは程遠い、工芸品を作る作業に近いだろう。

 


文字では数行で済む表現だが、この間には職人達が培ってきた技術を駆使し、

 


トライ&エラーを繰り返して出来ている。

 


作りたいのは、伝統と文化を融合した竿ということ。

 


TF39の開発秘話で紹介したが、30年以上前の竿から発展した竿が

 


幾人もの手を経て新たな境地に至ってきている。

 


大量に作れないモノではあるが、竿に込めた職人の『粋』を感じ取って欲しい。

 

 

 

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風来坊×西陣織 (新製品案内)

 

 

 

 

いにしえより職漁師が伝えてきた釣法「テンカラ」と、500年もの伝統がある「西陣織」。

 


その日本独自の文化と伝統技法を、最先端の技術で融合した竿が完成した。

 


職人の手で繋いできた技により、国産でしか醸し出せない和のテイストを実現。

 


別誂(べっちょう)の名をあしらい、2018年春リリース予定。

 


詳細については、2018年1月のフィッシングショーにて公開予定。

 


ご期待ください。

 

 

 

 

 

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『天龍テンカラ風来坊』 開発秘話

 

 

現在、テンカラは世界的ブームと言える状況だ。

 


その根源は海外からもたらされ、逆輸入的に人気が再燃している。

 


人気の理由は様々だが1つとしてシンプルな道具仕立て、

 


竿、糸、毛鉤の三種で構成)である事も言えるだろう。

 


そのシンプルさが、山岳渓流を楽しむ方達には

 


背負う荷物を減らせるといった点で都合も良いわけだ。

 


さて今回は弊社テンカラ竿、

 


『天龍テンカラ風来坊』の開発秘話を明かしていきたい。

 

 

 

 

 

 

発端

 


以前より親交のあったF氏達との会話で、

 


テンカラ竿を復活させようという話となった。

 


長さは3m後半、調子は7:3で、8m程のロングラインを操れるのが理想だ。

 


レベルラインにも対応するのも条件である。

 


関係者を集めた開発会議は、釣り談義も含めて長時間に及んだ。

 

 

 

 

 

 

 

『松風』という竿

 


おそらく30年以上昔の竿になるのだが、

 


当時の取引先との特注で作り販売していた竿である。

 


松風(マツカゼ)と読む竿は非常に振り込み感に優れた調子となっており、

 


当時から釣りを楽しむ方にとって語り草ともなっている竿だ。

 


この松風の調子を見本に、現代の技術でアレンジしてみようと考えたわけだ。

 

 

 

 

 

 

職人最後の仕事

 


40年以上工場で竿を作り続けてきた職人が

 


最後の仕事として残したのが『風来坊』となった。(彼は2016年春、引退している)

 


  以前に紹介した記事を参照下さい。 『職人の手』(2015年1月26日掲載)

 


前述の松風を設計した張本人であり、

 


数十年の時を経て松風の後継モデルを世に送り出すことになったのである。

 

 

 

 

 

 

イメージする調子が決まると開発は早い。

 


さっそく出来上がった試作品をF氏に送り、

 


実釣テストを繰り返しながら理想を求めていく。

 


数回のテストを経て、納得のいく調子に辿り着くことが出来た。

 


ここまでは、すんなりと進んだ。

 


だが開発は簡単に進まない事の方が多い。

 

 

 

 

 

 

先ずは、デザインだ。

 


単純に分かれたのが『赤色』か『黒色』にするか?である。

 


緻密なマーケティングなどを行えば、

 


おそらく黒色に落ち着くのが一般的であったと思われる。

 


御多分に漏れず、黒色のデザインになることが濃厚であった。

 


だが、試しに全てを朱色に染め上げたサンプルは圧倒的な印象を残した。

 


初めて見た方も鮮烈で強烈なインパクトの強さを感じたと思う。

 


その存在感を見て「これで行こう」と即決した。

 


ネーミングにも紆余曲折があった。

 


名前には数パターンの候補が有り、

 


点数を付ければ70〜80点程で何か物足りなさを感じており、

 


決め手に欠けていた状況にあった。

 


最初の話に戻るが、F氏との会話で

 


「遊び心があったネーミングが欲しい」と希望があり、

 


「風来坊なんか面白いんちゃう?」とも言っていた。

 


この言葉を思い出した時、既に心は決まっていた。

 


『天龍テンカラ風来坊』に決定した瞬間である。

 

 

 

 

 

 

発売にするに対して反対の意見も多かった。

 


何よりも国産であるが故に高額となるのは否めない。

 


市場に並ぶ竿と見比べてみると1.5倍ほどの価格であったため、

 


ニッチすぎる分野との見方が強かったのは事実である。

 


だが、国産だからこそ誇れる内容の竿であった。

 


職人が一本づつ精魂込めた竿は口コミで人気は広がり、

 


気付くと1年先まで予約が入る程となった。

 

 

 

 

 

 

『伝統のテンカラを現代に』

 


日本古来より続く釣りは、進化していく。

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

 

 

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