Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

今さらですが SW97ML (長文です)


















今春に発売して、半年が過ぎました。



弊社の在庫で、残っているのが不思議な状況で、



いつも品切れしていてスミマセン。



作っているのですが、



予約注文で在庫出来ない状況が多いのです。














それだけ、沢山の方に支持されていると思うと、



ロッドデザイナーとして、



とても有り難く思います。



これからも、マニアック一筋で、



気に入って頂けるモノをお届け出来るよう、



精進致します。



















さて、これからのシーズン、



大型河川の河口部、



広大なサーフ、



または干潟など、



最高な時期となりました。



次の潮周りは面白そうです。



















そこで、活躍するアイテムが、














SW97ML  Exceed of Distance














そう、旧スワットを知る方ならピンとくるモデル。







前作 SW96ML Distance 







このモデルを超えるアイテムとして開発をしました。











Distance を超える、Distanceモデル。












何が違うか、というのが気になる所ですよね。



ここで、洗いざらい書いてみようと思います。





(発売する前に書けって、怒らないで下さいね)





















ロッドの生命線とも言えるブランクですが、



完全に1から再構築することから始まりました。



旧作を使っていて気になったことは、



持ち重り感と、バラシやすさ。この2つです。



















コンセプトである『かっ飛ばしロッド』の名の通り、



バキバキの高弾性素材を使用し、



肉厚でトルクフルなブランクでありました。



しかし、その高弾性化の結果、



ショートバイトを弾きやすく、



肉厚のため、やや持ち重りもあります。



また、シーバスを狙うには、



過剰過ぎるパワーがありました。
















そこは、アングラーの腕次第とも言われますが、



小職の様なヘタレには、もっと掛かりが良く、



軽いロッドが欲しい訳です。


















そこで求めたものは、



『かっ飛ばし』が可能で、



バレ難く、



軽い、ということ。



忘れてならないのが、



『ネバリ』強いということです。





















自重を抑えるため、前作よりレジン量を減らし、



軽量化を図りながら、



ティップは、弾性率を変化させ、



ソフトなティップにすることにより、



ショートバイトでも弾き難くしました。




















ベリーからバットは、



キャスト時のブレを少なくする為、



高弾性素材で固め、



テイクバックでロッドに掛かった負荷を、



素直に前方へ送り出せるテーパーに調節しています。




















ここで、ちょっと重要なのが、



キャスト時のブランクの曲がりです。



前作よりも、ややバットへ負荷が掛かりやすくしました。



それは、若干ですが曲がるということです。



















遠投競技の様なキャストをするのではなく、



一般的なキャストフォームで、



常にMAXに近い距離を出しやすくしています。



毎回100%の力で投げているよりも、



8割ほどでキャストしていた方が、



実釣においても集中力が続きますよね。




















たぶん、使う方によっては、



前作のブランクの方が飛ぶよ!



って方も居るかもしれません。



でも、良いんです。



シンドイ釣りをするより、



楽しく釣りを出来る方を選びました。



でも、不思議なモノで、



前作より飛距離が伸びた様に思えるのです。



今度、正確な実証を取ってみようと思います。






















パーツに目を移します。



なんと言っても、



Kガイドに目が行きます。



















前作は、ローライダーガイドシステムでしたが、



Kガイド化すると、



大口径のガイドとなる為、



ラインの通る軌道が大きく変わります。
























バットガイドの直径を、



一般的なサイズと比べると、



ワンランク小さくしました。




それは、ラインの収束をバットで押さえつけ、



上部へ移行していく時には、



直線的になるようにセッティングしています。



















これは、最新のKRコンセプトに近い考えですね。



ただ、マイクロガイドではなく、



太いラインシステムでも、



かっ飛ばせる事がポイントになるのです。



















そして、最後に、







ネバる ということ。








SAWTシリーズを使用頂けた方なら、



感じているかもしれませんが、



もっちり、と表現したほうが分かり易いでしょう。

















魚を掛けると負荷によってブランクが追従し、



バラシ憎くく、



タメる事によって、



自然とターゲットの顔を、こちらに向かせ



寄せてくることが楽になります。




















ちょっと長く書き過ぎました。






伝えたいことは、まだまだ有るのですが、



読むのも書くのもシンドイので、



この辺にしておきます。


















ホント、ロッドを考えるのって楽しいですね。



ちょっと、気になるようでした、



ぜひ、お店様で見てみて下さい。



気に入って頂けると思いますよ。


























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