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ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

スパイク SK742S−MHH(ツナ)

Spike SK742S-MHH(TUNA)

 


【タックル設定の目安】


リール:S社8000〜18000番 , D社4500〜6500番


ライン:PE (4〜6号)、Leader(80〜130lb)


ルアー:Best(60-100g) Max(120g) 


ドラグ:7〜12kg(45°)


ターゲット:キハダマグロ(20〜30kg)

 

 


・ライトツナ・ショートモデル


今作はキハダマグロをメーンターゲットに見据えて作ったロッドで、


主にアンダーハンドキャストを得意としたモデルに仕上げてみた。


ミヨシに立てればオーバヘッドキャストがOKという船もあるが、


どうしても胴の間などテイクバックが取れない状況では、


アンダーハンドでのキャストを強いられる状況は免れない。


相模湾での遊漁船を例に挙げると乗合いにて乗船した場合、


大概は船長の指示で釣座をローテーションする事が多い。


運良くミヨシに立てた時にナブラに遭遇出来れば、


オーバヘッドで思いっきりキャストすることが出来るが、


その確率は毎回起きてくれることは無いはずだ。


そういった場合でも確立を上げるために、


アンダーハンドで飛距離を稼げるロッドは出来ないか?と思い、


開発を始めたのが今モデルのキッカケである。


経験ある方はご存知かと思うが、ナブラに遭遇してルアーを


完璧と思えるスポットに投げ込めてもバイトしない事も多々ある。


これはベイトのサイズにルアーが合っていないのも1つの理由で、


18cmのフローティング・ペンシルベイトで釣りたいと思っていても、


ベイトサイズが10cm程だと全く見向きもされ無いこともある。


何本もタックルを持ち込み条件次第で使い分ければ良いのだが、


それこそ乗合船なのでは限界も出てくるだろう。


こういった条件も鑑みてロッド1本で扱い易いルアーの範囲は、


シンキングペンシルだと40-60g程度から扱え、


100gまでのフローティングペンシルまでは扱い易く設定してみた。


120gまではフルキャスト出来る設定としたが、


下限を40g程から使える様にティップをソフトに仕上げているため、


120gを投げようと思うと少し負け気味に感じられると思う。


フローティングペンシルだったら、60-100g程度がベストだろう。

 


・SK732S−MH(YT)との違い


SK732S−MHの項でも紹介したが、


イエローテールモデルに比べると曲がり込むアクションなのが


ツナモデルの特徴と思って頂きたい。


ファイト性能を重視して、アングラーが楽にファイト出来る様に


全体的にモッチリとしたアクションに仕上がっている。


ロッドを立ててブランクを曲げ込むと、アングラーは楽でも


ターゲットには大きなプレッシャーを掛けられる様になっている。


フォアグリップの上に付けた『アシストグリップ』も、


長時間のファイトでは両手で楽な位置にホールド出来るので、


無理な力も入らずに精神的・肉体的に楽になってくるはずだ。


また、PE6号までの使用が出来るので、浅く根がキツイ場所では


思いっきりドラグを掛けてファイトする事も出来るので、


大型ヒラマサへの応用も充分に出来るアクションになっている。

 


・泳がせ釣りへの応用


実はこのモデル、餌釣り(泳がせ釣り)にも向いたモデルでもある。


ルアーアングラーからすれば餌釣りって邪道だ!って、


言われてしまうのを覚悟の上で提案をしているのだが。


大型のターゲットほどヒットするチャンスは、


生餌よりもルアーの方が確立は少なくなっていく。


(ルアーが餌を上回る事も有るが一般論として)


各地で数多くは無いが、シャワーとチャミングで魚を寄せ


イワシなどを餌に、泳がせで狙う遊漁船もある。


まずヒットチャンスの多い泳がせ釣りで魚との接点を多くし、


大物とのファイトを覚えてみるのも有りだと思っている。


道具の限界を引き出す行為に近い釣りでもあるので、


心技体の全てを鍛えるには餌釣りも良いトレーニングとなる。


実際にエキスパートの方のファイトを間近で見ると、


ロッドの角度やリールの巻取り方法など隙が無いのが分かる。


これは経験を基に積み上げてきた技であり、


何本もの大物とのファイトで鍛えられたからだ。


どうしてもルアーで釣りたい!って方は別として、


とりあえず大物を釣って基礎から覚えたいとの方は、

 

一度試してみても面白いと思う。

 

 

 


【関連記事】

 

・新型スパイク New Spike(2020年1月30日掲載)


・SK772S−M(2020年5月7日掲載)


・SK822S−MH(2020年5月11日掲載)


・SK732S−MH(2020年5月18日掲載)

 

 

 

 

 

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