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ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

解禁は雪と共に




今年も、南信地区に解禁日がやって来た。



シーズンの開幕日だ。



今回は近所の河川へ行くこととなった。



本来は北陸の大河へ行く予定であったが、



先日の大雪が予定を狂わした。



先週末、全国を襲った大寒波は、



各地に記録的な降雪をもたらした。



悪天候になることは予想していたが、



この大雪は予想を遥かに超えた。



未だに復旧出来ていない場所も多く、



早急に復旧されることを祈るばかりだ。




















さて、話は解禁の前日に戻る。



釣り仲間のT氏から入電。



「明日、行けるかな?」



「どうだろ?川まで辿り着けるかな…」



「とりあえず、見に行こうか」



入渓出来るか心配だが、行ってみないと分からない。



釣りが出来ないかもしれないけど、



チャレンジすることになった。




















朝、T氏を迎えに行く。



普段なら車で10分で着くところを、30分以上掛かってしまった。



街中が雪の影響で交通麻痺をしている。



近くの川なのに、とても遠く感じてしまう。



何とか川を望める橋に到着。



覗いてみるとユキシロの影響か濁っている。



上流部へ行こうかと迷ったが、



雪でスタックして帰れなくなりそうなので、



別の場所を見てみることにした。






















普段なら川の近くまで降りられる場所も、



道が雪で塞がれてしまっている。



ならば歩くのみ。



何とか1台分の駐車スペースを見つけて、



入渓に挑んでみた。



最初は、くるぶし辺りまで埋もれたが、



道を進むごとに膝下まで雪が高くなる。




















通いなれた場所だからこそ、入渓ポイントを読めたが、



初めての人は辞めたほうが良いですね。



岩と岩の間に隙間が出来ていたり、かなり危険です。
























何とか川辺まで辿り着いて、用意を始める。



水温を測ると、摂氏2〜3度。

















若干濁りは有るが、先ほどよりは良さそうだ。



ただ、見る限り生物反応ゼロ。



お気に入りのルアーを着けて、思い思いの場所を探ってみた。


















…反応なし。



途中、上流へ行ったT氏に電話したが、



返事は全くダメとのことだ。



しばらく頑張って探ってみたが、魚からの返事は無かった。





























清く退散することにした。



…が、この雪だ。帰り道も大変な思いをした。



雪に埋もれた崖を這い上がり、



足を高く上げて雪を超えて歩いた。



手は小傷だらけ。



渓流釣りって大変だ。



車まで辿り着いた時は、二人とも体力が限界だった。



でも、何か達成感はあった。



決しておススメしませんが、雪の川も面白い。



次回こそ釣れると良いな。



















Tackle Data


Rod :  RZ56L  &  CR56UL


Reel : #2000 Class


Line : MI207N 4lb


Lure : ぷらぐ屋工房 ミノー5cm


         ルアースタジオヤマト ミノー5cm



angler : Funaki   &   M・T
























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