Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

ディープライダーの再編



ディープライダー をリニューアルするうえで、


色々と内外から意見を頂いてきた。


今回はシリーズを再構築してきた過程を紹介していきたい。










はじめに長所と短所を確認する作業からだ。


ある程度ジギングを経験された方だと、


『シャクリ易さ』と『疲れ難さ』を気にされる方が多いと思う。


ディープライダー が長く支持されているのは、


この2つの面で優れているからだろう。


機種によって使い方は様々に分かれるが、リズムを取るように


テンポ良くジャークが出来る竿ほど良い釣果へ反映されると言ってよい。


ジャーク時の負荷に対しての『しなり』と、


元に戻ろうとする反発力のバランスが絶妙な加減にマッチする事により、


タイミングを掴みやすくシャクリ易さに繋がっている。


また弾性率を抑えているので、負荷を掛けた際にブランクが吸収して


アングラーへの負担を軽減する効果も長所と言える点だろう。






持ったときの持ち重り感を受ける方も居たのも事実であり短所と言えた。


ブランクを軽くしようと思うと、


肉薄で硬さを補うために高弾性にすれば軽量化は簡単だが、


これでは ディープライダー 特有の粘り強さは無くなってしまう。


むしろ逆に、更なる粘り強さを求めたいくらいだ。


ならばパーツを軽量化し、


運動性能を上げていく事でバランスを整えていく考えに行き着く。


ただし軽量化の弊害で強度を落としてしまっては元も子もない。


長所は伸ばし、短所を改善していく必要がある。


アクション(調子)は大きく変えたくなかった。


曲がり込んだ際の粘り強さを上げるために、


角が有った部分(急な曲がり)をスムースに曲がる様に調整し、


ブランクに掛かる負荷を分散させる事で強度面を高めることが出来た。






また機種によって曲がり過ぎていたグリップ部分を少しだけ強化も行っている。


ブラックリミテッドでの実績から


数グラムではあるがチタンフレームにする事で


モーメントを改善出来るのは分かっている。


そこで、機種別にガイドをダブルからシングルフットへ変更し、


部分的にチタンフレームへ変更する事で


強度を残しながらモーメントを改善する作業を行っていった。


(機種によって全てダブルフットの設定もあり)


スピニングモデルのバットガイドは全てオーシャンガイド(MNSG)とし、


前作からのフィーリングを崩さないように配慮をしている。










そして出来上がったサンプルを手に、


各地へ赴きテストと微調整を繰り返してきた。


タックル設定は同じでも状況によって使用感は変わる。


そういった情報を蓄積し、より使い易いロッドへ調整を行い、


フィールドで納得したうえでOKを出した。


フィッシングショーなどの展示会等で披露していく予定だ。


ぜひ触って頂き、バランスの良さを感じて頂きたい。















JUGEMテーマ:フィッシング























 
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