Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

スパイク SK772S−M(イエローテール)

 

Spike SK772S-M (Yellowtail)

 

 


【タックル設定の目安】


リール:S社6000〜8000番 , D社4000〜4500番


ライン:PE (3〜4号)、Leader(60〜80lb)


ルアー:Best(40-60g) Max(90g) 


ドラグ:5〜7kg(45°)


ターゲット:10kg以内の回遊魚(ブリ・ヒラマサ・カツオ・シイラ等)
 

 

・近海オールラウンド・テクニカルモデル


前作のスパイクSK772YT−Lの後継にあたる機種で、


アクション、ガイド、グリップに到るまで全てを見直し、


全く新しいロッドとして作り込んだモデルだ。


オフショアでのキャスティングゲームにおいて、


船上で取り回しの良い長さは、短いほど場所を選ばず使い易い。


ただし短くなるほど遠投は難しくなるため、バランスを求めてくると


およそ7〜8フィートほどの長さが扱い易い長さとなってくる。


想定したのは、比較的小型の船や喫水線の浅い船などでの使用で、


オーバーヘッドでのキャスティングを主体に、


ジャーク時に水面を叩かない程度の長さが欲しいと思っていた。

 

 

 

・前作との違い


前作と全長は同じだが、リアグリップ長が3.5cm延長しているため、


有効長と言える長さは少しだけ短くなっている。


これは、キャスト時に引き手の力(グリップエンドを引き付ける力)を


高める為に若干だけ長くしたのが狙いだ。


ただし、引き手の力が強すぎるとティップが暴れてしまい、


ラインがスムースに出ないため飛距離が落ちる原因となってしまう。


引き手の力を活かしながら、ティップの収束を如何に早く抑え込み、


前作よりも飛距離を伸ばせるロッドに仕上げるかが難しかった。

 

 

・難儀したテスト


フィールドアドバイザーの伊藤氏に初期サンプルを渡すと、


もっとシャープなアクションに仕上げて欲しいとの指示だった。


やはり振り切った際に、ティップが暴れてしまいフィーリングが悪いらしい。


今度はアクションをファースト(先調子)のタイプに変更してみると、


シャープさは増したがティップの収束が悪いらしい。


穂先だけがプルプルと震えてしまい、失速が否めないとのことだ。


要するに、ティップ、ベリー、バットのパワーバランスと、


テーパーデザインのバランスが合っていないのが原因であった。


ロッドを振り切った際にオツリが出ない黄金比を求めて、


地道に微調整を繰り返しながらテストを行っていった。

 

 

・完成形


前作よりも、ややスローに曲がるレギュラーテーパーで、


全体的にパリッとしながらも曲がるアクションに仕上げてみた。


張りが有るけど、負荷を掛けると曲がり込むといった方が分かり易いだろうか。


40〜60gのダイビングペンシルを扱い易い設定で、


90gまでのプラグをフルキャスト出来るスペックに仕上げている。


70〜80gのプラグは、引き抵抗が少ないルアーなら扱い易いが、


抵抗が強いとルアーの動きにキレが出しにくいと思う。


上記のタックル設定を基準に、選んで頂ければ幸いだ。

 

Staff Funaki
 

 

 

【関連記事】


・新型スパイク New Spike(2020年1月30日掲載)

 

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

ボートシーバスのススメ

 

ベイエリアに点在するマンメイドストラクチャー。

 

至る所にポイントが有り、機動力を生かしたボートでのゲームは奥深い魅力を持っています。

 

今回は私が普段通う東京湾での、ボートシーバスの魅力とロッド選びを紹介します。

 

 

【多彩なベイトに合わせたルアーセレクション】

 

東京湾のベイトの代表格はイナッコ、コノシロ、バチ、イワシ。

 

釣れるシーバスは非常に健康的でサイズの割に引きが強く、アングラーを楽しませてくれます。

 

夏はイワシを捕食している傾向にあり、シーバス以外の魚もイワシを捕食している時期は非常に美味しいです。

 

ランカーサイズの出現率は産卵前の秋・冬には劣るかもしれませんが、

 

強烈な引きが好きな釣り師には楽しい時期です。

 

使用するルアーですが、トップ系、バイブレーション、シンキングミノー、

 

ブレイドベイト、ワインド、メタルジグなど

 

冬の大型・波動系と比べると、キラキラ、ビュンビュン、ガラガラと小さいながらも

 

派手な動きのキャラクター達が揃います。


夏は早巻きやジャーキング等で反射食いを誘うのが定番となります。

 

 

【ショートロッドでスピーディーなゲーム展開】

 

アグレッシブな釣りに向くロッドが、ベイブレイズ BBZ601S-MLK

 

6ftといった取り回しの良い長さなので、ピンスポットのキャスト精度が得やすいです。

 

デイゲームはルアーの動きがシーバスにもキャッチされやすいので、

 

ルアーを見切られないようなアクションが重要です。

 

タナ取りも重要なので、シンキング系のルアーで釣れるレンジを探るのも有効です。

 

 

【セミロングロッドとロングロッド】

 

BBZ662S-LKはトップウォーターや軽めのルアーに向き、

 

穂先がソフトなのでトップウォータープラグの自然な動きを演出できます。

 

小さくて軽いルアーに反応が良い時にこちらのロッドは重宝します。

 

BBZ662S-MLKBBZ702S-MKはディスタンスが必要な場面で有効となります。

 

橋脚打ちを例に挙げますと、アクアラインの橋脚は規模も大きく魚のストックも多いポイントですが

 

潮流をダイレクトに受け、ボートを近づけることが出来ない状況が多々あります。

 

それ以外にも干潟のブレイクや工場の壁際にも有効なので、ロングロッドは必要になってきます。

 

 

【最後に】

 

東京湾のボートシーバスは魚のストックも多くキャッチ率は比較的高い釣りになります。

 

まだ未経験の方は是非、初夏のボートシーバスを体験してみるのはいかがでしょうか?

 

午後出船のボートもありますので、早起きが苦手な方にもお勧めです。

 

 

Staff I

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

 

 

 

  • にほんブログ村 釣りブログへ

マス・ジギングのイロハ

【マスジギングとは】


東北地方の三陸沖から、北海道の南部にて注目を集めているマスジギング。


ヤマメが降海して育った、いわゆるサクラマスがターゲットです。


サクラマスは河川に遡上して来る魚を狙うのが一般的ですが、


オフショアでのジギングも確立されて来ました。


釣り師ならば一度は狙って見たいターゲットであり憧れの魚です。

 


サクラマスの特徴としては口を含め、体表が柔らかい事が特徴的。


フックアウトの確立が高く、タックルバランスには気を使います。


ジグの操作ですが現在、ジグを飛ばすか飛ばさないかに別れる傾向が有り、


ベイトフィッシュの動向を考えロッド選択するようにしています。


簡単に考えるとベイトがイワシなのか、


メロウド(コウナゴ)なのかに合わせてタックルをセレクトしていきます。


イワシの時はジグを飛ばしアグレッシブに、


メロウドの時はジグの動きを殺しソフトに操作すると釣果に繋がります。


アングラーによって考えは有ると思いますが、そこが釣りの面白さと考えます。


蛇足ですが、あまりライトタックルにし過ぎないのも必要です。


それは稀にキングサーモン(マスノスケ)がヒットしてしまう事があり、


隣の方とオマツリしたり、ラインブレイクしてしまう恐れも有るからです。


そういった事を鑑みたタックルをセレクトをお勧めします。

 


【タックルセレクト】


 ロッド:ライトジギング向けロッド(ホライゾンLJ


     スロー系ジギングロッド(ホライゾン・プログレッシブ or ホライゾンSL


 リール:ベイトタイプ(S社200〜300番、D社100〜200番)


 ライン:PE 0.8〜1.2号


     リーダー フロロカーボン 20〜25ポンド(2ヒロ)


 ルアー:メタルジグ 80〜200g(重さは船長に聞いて用意します)
 

 

【シリーズ別の選択基準】


ホライゾンLJ


 水深50m以内 ジグウェイト100gまで → HLJ641B−FLL


 水深80m以内 ジグウェイト120gまで → HLJ631B−FL


 水深120m以内 ジグウェイト150gまで → HLJ621B−FML


ホライゾン・プログレッシブ


 水深80m以内 ジグウェイト150gまで → HPG66B−ML

 

 水深120m以内 ジグウェイト200gまで → HPG66B−M


ホライゾンSL


 水深80m以内 ジグウェイト150gまで → HSL66B−ML

 

 水深120m以内 ジグウェイト200gまで → HSL66B−M


【狙い方】


以前に三陸沖に行った際の狙い方を紹介します。


水深60m、船頭指示ダナは30から40m。


底取りは禁止、タラがジグを追いベイトが散る可能性が有るからです。


船中チームワークも必要でタラを釣らないように注意します。


カウンター付きのリールが有利ですが自分は悲しきアナログ人間なので、


ファジーなラインマーキング目視とカウントダウンを駆使しアタック開始。


ベイトはメロウドの様で、ソフトに動かしたいのでホライゾンLJ(HLJ641B-FLL)を選択。


グラストップのマグナフレックス製法を採用してあり、


グラスの乗りの良さとジグの動きを相殺出来る効果に期待出来ます。


ジグは100g ラインはPE1号にリーダーをフロロ20lb(2ヒロ)。


少しオーバー気味のウェイトを選択することでジグの動きを抑えられ、


メロウドの様にニョロニョロとした泳ぎ方に合わせていきます。


ロッド操作はスロー気味のワンピッチジャークが基本。


一定読度に操作する事で潮の微妙な変化が感じやすくなります。


潮を噛んだ瞬間に神経を集中し、今まで違う潮の重さを感じるバイトが出ます。


強力なフッキング…と行きたい所ですが相手は口が弱いので、


リールのハンドルを素早く巻き合わせで対応すると良いと教えられました。


水面下まで抵抗しますし、前述の通りバラシ易いので注意が必要です。


リールのドラグは、800g〜1kg程度に設定してあり、


魚が少しでも抵抗するとチチチ…とラインが出ていく様にしています。


銀ピカの魚体が見えたら、素早いタモ入れでランディング成功。


フックを外す手が震える、釣りは良いなと思える瞬間です。


ジグの選択、アクション、タナ取り、潮流変化感知、


フッキング後もバラシの危険性などスキルが求められる釣りです。


潮が早い、水深が深いなどフィールドには色々な顔が有ります。


状況変化に対応する為にもパワーの違うロッドを持ち込むとより効率的と思います。


メソッドもまだまだ有りそうなマスジギング、皆様も可能性をお楽しみ下さい。


スタッフI


 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

タイラバ・タクティス Vol.17

レッドフリップの早掛けモデル(ベイトタイプ)が、


2017年に発売されてから3回目の春がやってまいりました。


以前はタイラバというと


「巻いて巻いて、アタリがあっても決っして合わせちゃダメです」と言われていましたね。


最近タイラバ船に乗ると「早掛け」「反転掛け」など掛けるタイミングに違いがあるにしろ、


多くの方が「掛け」タイラバを実践しています。


そして思いっきりフッキングをすると、


鯛が掛かっても掛からなくて皆さん楽しそうに釣りをしています。


タイラバでの釣りに選択肢が増えることで、


タイラバの楽しさが増せば私達も嬉しい限りです。


さて今回はフィッシングショーなどでよく聞かれるロッドの選び方を書きたいと思います。


現在テンリュウではタイラバ専用ロッド『レッドフリップ』を発売しています。


そのうち「乗せ」の竿はRF661B-LRF661B-MLRF792B-LRF792B-MLの4本。


「掛け」の竿はRF5111B-MLRF5111B-MRF682S-MLRF742S-Mの4本です。

 


RF661B-LとRF661B-MLは乗せ調子の中でも、


ロッド1本で勝負がしたいという方にお勧めです。


LとMLでパワーが違うので、浅めのバーチカルがメインフィールドならRF661B-Lを、


深めのバーチカルやドテラ流しの船にも乗る方ならRF661B-MLがおススメです。


RF792B-LとRF792B-MLは長さを活かした乗りの良さとバットの強さを追求したロッドです。


長さ故に取り回しが悪くちょい投げなどもできませんが、


乗りの良いのにこれだけパワーの有る竿は少ないと思います。


MLはドテラの払い出しの潮で使ってもフッキングパワーも十分に有ります。


RF5111B-MLとRF5111B-Mは完全早掛け仕様で作ったロッドで、


食い込みを犠牲にしてフッキング速度に特化したモデルです。


「最初のコン!」でフッキングして下さいと言っていたモデルですが、


実は少しくらいフッキングが遅れても掛かります。


それ程フッキング速度が速いです。


MLは水深50m以下で、Mは水深50m以上で使いやすいです。


RF682S-MLとRF742S-Mは早掛け仕様のスピニングモデルです。


MLはバーチカルメインでのアンダーキャストを得意としており、Mはドテラを得意としています。


船の流し方と水深とタイラバのウエイトによって、


どの竿が適しているかがわかる図を貼っておくので、こちらも参考にしてくださいね。


スタッフM

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

リアクションテンヤ追加モデル RF2342S−HS

 

 

2019年にリリースした新型リアクションテンヤモデルだが、


発表した際に1機種だけ完成していなかった機種が存在した。


スタッフ間では『Hモデル』の名で通っていたヘビーアクションモデルだ。


なかなか納得のいく調子が出ていなかった為に、


他の機種と同時リリースすることを延期してまで開発を進めた経緯がある。


今回は、通称Hモデル(RF2342S-HS)の全貌を紹介していきたいと思う。

 

 

 5〜20という数字 


このモデルに設定したスペックは、下限として5号の豆テンヤから、


上限として20号のテンヤまで使える様にしたいと考えていた。


硬いロッドだからといって、重たいテンヤだけという訳では無く、


浅場で軽いテンヤを使って大型を狙うロッドが必要だと感じていた。


テストフィールドの1つでもある外房(飯岡)を訪れた際に、


30m以内の浅場に漁礁が絡むポイントで大型が混じる時期があった。


5〜6号程度の軽いテンヤを使ってスローに誘うと、


突然のアタリと共にラインを引き出していく。


ラインを出し過ぎると漁礁に擦られてブレイクしてしまうため、


強めのタックルと軽いテンヤというアンバランスなタックルが必要とされた。


また、瀬戸内海では跳ね上げによって誘う『リアクションテンヤ』向けに、


もっと張りが強くテンヤをリズミカルに動かせるロッドも必要とされた。


硬いだけでは駄目で、適度な感度も持ち合わせているのも条件で、


パンッパンッ!とエギングの様に誘えながら、ティップが少ることで


魚信や着底感を捉えられるアクションが理想だった。


適度な張り感と、繊細なティップ、強めのバットといったバランスは、


他の機種よりもテストに時間が掛かってしまっていた。

 

 

 チューブラとソリッドティップ 


最後まで悩んだのが、チューブラのティップにするか、


ソリッドティップを採用するかという点であった。


手元に伝わってくる感度は一般的にチューブラが良いと言われているが、


近年の技術革新でソリッドでもチューブラに匹敵する感度が出せている。


例を挙げれば、当社のルナキアも良いお手本と言える。


また、スタッフTが荒れた海でテストした際、


チューブラティップの反響感度だけでは着底した抜け感が分り難く、


少しの力でも曲がってくれるソリッドティップの方が


着底した時のテンションの抜けを捉えやすい事が分かっていた。


出した答えは、犂凝戮鯣爾Ε愁螢奪疋謄ップ瓩箸垢襪海函


マグナフレックス製法を活用し、穂持ちとなる部分の弾性を変化させ、


適度に入る穂先ながらも感度を鈍らせない製法に辿り着いた。

 

 

 リアクションテンヤのスペシャルモデル 


正直なところ、万人に向けた機種とは言い難いかもしれない。


一般的にはRF2342S-MHSといった硬さの方がオールランドに使える。


ただ、大物が掛かった時、深場で重たいテンヤを使った時、


キビキビとした跳ね上げが効果的な時などでは、


他のモデルでは太刀打ちできないスペックに仕上がったと思う。


先のフィッシングショーでも、これだ!と唸った方もいた。


ザ・リアクションテンヤと言える機種を体感してほしい。

 

 

 

RedFlip ReActionTENYA ( RF2342S-HS )


TENYA : 5-20号(MAX80g)


Line : PE MAX 1.2号


Price : ¥41,000(税抜き)


2020年3月に発売予定(予約受付中)

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

新型スパイク(New Spike)

 

 

2020年は大型モデルチェンジのラッシュだ。


オフショア・キャスティングシリーズであるSpike (スパイク)瓩モデルチェンジとなる。


近年は温暖化の影響か、今まで青物が少なかった地域でも狙って釣れる様になり、


キャスティングやジギングで楽しめるシーズンが多くなった。


フィールドごとに狙い方は変わり、タックルも今までのモデルだけでは


全てをカバー出来なくなってきた為、新型を作ってみようとなった訳だ。

 


・ベースアップ 


今作のコンセプトは犇甞ぅャスティングのスタンダード瓩箸靴討い襦


玄人向けのシリーズではあるが、特定の方だけが使える特化した物ではなく、


誰もがキャストしても安定した飛距離を出しやすく、大物とも安心して


やり取りを楽しめるシリーズにしてみたいと考えていた。


前作をベースにして、もっと飛距離を出しやすく調整し、しっかり曲っても


不安のないネバリ強さを持たせられないかとテストしてきた次第だ。

 


・矛盾への挑戦 


キャスティングにおいて優先されるのは猗距離瓩覆里牢岼磴い覆ぁ


ロッドに求められるのはシャープなキャストフィールと共に、


いざ掛かった大物にも対応出来るネバリ強さも必要である。


ターゲットによってもヒラマサやブリなどを狙う際は、


安定したキャスト性能が求められるられるが、


マグロ類となるとファイト時のリフト力も重要となってくる。


シーバスロッドのスワットを開発している際も同じであったが、


シャープにするほどネバリを落ちるのは必然であり、


この両立を目的にすると矛盾への挑戦となっていた。

 


・素材とテーパー 


〇〇製法…などと一言で言える画期的な製法ではなく、


ロッドの核心部と言えるのは昔から基本とされる要素が案外重要だ。


現代のロッドを構成するのは、カーボンやグラスがメーン素材であり、


素材の弾性、繊維の太さ、プライ数、テーパー等にて硬さや調子が変化し、


無限とも思えるパターンを重ねて出来ている。


今作において重視しているのは飛距離UPとネバリであり、


重要となった要素は狒悩爿瓩鉢爛董璽僉辞瓩裡嘉世任△辰拭


メーン素材としてイエローテールモデルには中弾性カーボンを主体に、


ツナモデルには低弾性カーボンを主体とした構成としている。


両モデルともレギュラーテーパーに変えたのも意味もある。


更に基礎力が向上したブランクにC・N・Tを入れることで、


前作を上回るネバリ強さも狙ってみたつもりだ。

 


・イエローテールモデル 


前作はファーストテーパーだが今作はレギュラーテーパーとして、


少ない力でルアーのウェイトを乗せやすく(感じやすく)、


反発を利用して飛距離アップが出来るように狙ってみた。


メーン素材の中弾性カーボンは反発とネバリをバランス良く配分でき、


シャープなアクションを出しやすい反面、張りが強く出てしまうため


ナローテーパー(緩やかな傾斜)にして張りを抑えつつ、


曲げ込んだ時のネバリ強さも持たせる様に考えている。


この効果が分かり易いのは、アンダーハンドでキャストした際だ。


アンダーハンドで少ないストロークで最大の飛距離を出すには、


充分にブランクを曲げルアーにロッドの反発力を推進力に変えて


一気に爆発させないと充分な飛距離を得られない。


しっかりと曲がり、反発を活かせるアクションであれば、


キャスティングで必要とされる飛距離を稼ぐことが出来るわけだ。


また、リアグリップ長は前作よりも長く設定した機種もあり、


(SK772S-M、SK822S-MH)振り抜いた時にスイングスピードが


上がり飛距離を伸ばす点に貢献している。

 


・ツナモデル 


今回発表した2機種は、前作のライトタイプの後継となる。


キハダマグロが主なターゲットで、大型ヒラマサ狙いも考えている。


こちらは太いラインで強いドラッグを掛けてファイトを重視したため、


メーン素材には低弾性カーボンを使用している。


ただ…低弾性にすると圧倒的にネバリ強さは上がる物の、


前述の通り反発が少ないために飛距離を伸ばすには力任せに成りかねない。


そこでツナモデルはハイテーパー(急な傾斜)にすることで、


シャープさが増しブランクの収束を早めることを狙ってみた。


そしてベリーからバットに掛けて徐々にパワーを上げていく事で、


失速しにくい力のあるキャストとネバリ強さを両立させている。


ガイド径も大きくし抜けの良さを向上させ、


太いラインシステムであってもトラブルが少なくなる様にしてみた。


また、フォアグリップ上にはアシストグリップを配置し、


長時間ファイトになった際に高い位置でグリップ出来る事で


アングラーが楽にファイト出来るように考えてみた。


古くからあるグリップ形状だが、その効果は実感して貰えるはずだ。

 


・詳細は次回 


他にも機種別に色々と紹介したいところだが、詳しい説明は次回としよう。


フィッシングショーでも展示しているので、


ブースへ来て頂ければ詳細だけでなく開発の裏話までお話したい。


また、ブースには発売は未定だが 超大型マグロを狙った試作モデル も展示する。


フィールドアドバイザーの澤田氏とタッグを組んでテストしているモデルで、


まだ未完成ではあるが究極のモデルになることは違いない。

 

同じシリーズで発表するかは未定だが、期待して頂きたいロッドだ。

 

とりあえず発表してる5機種は初夏までにはリリースする予定なので、


発売時期が決まり次第ご連絡していきたい。


Staff Funaki
 

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

まだまだ続くよイカメタル!

 

この時期からが私は本シーズンだと思っています。

 

スタッフHです。

 

 


お盆が終わり、夏の暑さも落ち着いてくるこの時期

 

大剣を狙うより数を釣る季節に変わってきます。

 

もちろん、シーズン始まりの大剣を狙うことをメインとされている方も多いと思いますが

 

数釣りをして楽しむこれからの時期を期待されてる方も多いと思います。

 

台風の影響など天候に左右されやすく、釣果も良い日と悪い日の差が激しくなりますが


日が落ちる頃から棚を上に上にと意識しながら水深20m前後で勝負していく。

 

その際重要になってくるのは、手返しの早さ浅い棚だからこその誘い・攻め方でしょう。


意識したいのは、いつも通りの明暗の分かれるところ。

 

船で作られる影の明暗部なのか、集魚灯の外側の明暗部なのか


多くを探っていきたいところです。

 

そこでオススメしたいのがスクイッドARのスピニングモデルである。


リールは2000〜3000番。


オカッパリのエギングやシーバスなどでも、このサイズのリールをご利用頂いている方も多いと思います。


狙うは集魚灯外側の明暗部。


8号以下の軽めのスッテでアンダーからキャストし、そこから10〜20mほどラインを出し


ラインテンションを張りながらのカーブフォールで誘う。


この時、軽めのスッテ、潮受けの良い枝ス(エギ)を使用することで

 

ゆっくりカーブフォールさせることも考えのひとつです。


たまにアクションをかけながら船下の明暗部までを誘っていく中でアタリがある。


アタリが無ければ繰り返す。


広範囲にアプローチをかけることができます。

 

回収巻きをしていると、たまに外側の明暗部からマイカが追って来ることがあります。


「追いついてこない、乗せきれない」


そんな時こそスピニングロッドの出番です。

 

是非船に持ち込むラインナップに、スピニングロッドを加えてみてはいかがでしょうか?

 

 

レバーブレーキ付きリールとスクイッドARスピニングモデルがあれば、更に誘いの幅は広がります。


まだまだ 海水温は高くマイカも消える様子も無いので、今年も長く楽しめることを期待しましょう。

 


少し気が早いですが、間もなく秋です。


色んな釣りに心躍り、魚も美味しいシーズンの到来です。

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

 

 

 

  • にほんブログ村 釣りブログへ

リアクション系テンヤ真鯛ロッド。

 

 

今作の特徴は『リアクションテンヤ』のコンセプトを継承しつつ、


軽量な『豆テンヤ』を使った従来のスタイルから、


『巻きテンヤ』等の誘いにも対応した挑戦的な内容となっている。

 


前作のコンセプトは重いテンヤで急速落下させ、


着底の瞬間に補食させるリアクションスタイルに向けたシリーズであった。


近年、瀬戸内の笠岡エリアを中心に、活きエビを使ったスタイルによって、


エギングの様にリグを跳ね上げて誘いリアクションで喰わせるメソッドが人気だ。


岡山県の笠岡諸島付近で人気となった釣法で、笠岡式とも呼ばれている。


活きエビの良さは、冷凍エビに比べ『餌持ち』が良く、


少し強めのシャクリを入れても餌が取れてしまう恐れが少ない。

 

 


元々が張りを持たせた同シリーズは、


そういった跳ね上げ式のリアクションスタイルにもマッチしていた。


他の地域でも活きエビを活用する所もあり、


四国の高知を初め、関東でも外房の飯岡を中心に使える様になってきている。


そういった面を踏まえて、リアクション的なシャクリが出来るロッドを開発した訳だ。


さて、ロッドの特徴を紹介していこう。

 

 


ブランク


今作は、ソリッドティップモデルとチューブラティップモデルの2種がある。


ソリッドティップの良さは、チューブラでは不可能な極限の細さを出せる点で、


魚信や着底を知らせる感度を高めることに向いている。


ただし、欠点となるのがブランクとの接合部が曲がりを阻害してくるという点がある。


そのウィークポイントを、天龍お家芸であるマグナフレックス製法で解消している訳だ。


先端のソリッド部からべリー部に向かって、徐々に弾性を上がっていく様になっており、


淀みないベンディングカーブを描く様に設計されている。


対してチューブラティップは、ソリッドに比べ若干だが張りが強くなる。


張りの強さはシャクリ上げる際のパワーロスや、フッキング時もロスが少なく、


よりリアクションを意識した使い方に向いている。

 

 


ガイド


全てステンレスフレームのKタイプガイド、リングはSiC-Sを採用している。


前作よりもバット部を足高で小口径のタイプにしたことで糸抜け感を向上させながら、


ティップ部にかけて足低に持っていく事でブランクとの一体感を図っている。


このガイドシステムにした背景は、浅いエリアなどではキャストして


広いエリアを探った方が効果的な釣法が確立されてきた事も有る。


ガイドのリング径を大きくすれば、糸抜けは更に上がると思われるが、


あまり大きくし過ぎるとテンヤを上下に誘う動作時にラインが絡まり易くなる。


こういった点を踏まえ、現場で調整しながら出したガイドサイズだ。

 

 


グリップ


スピニングタイプは、前作に比べ若干短めのリアグリップに変更してみた。


これはキャストする事も考えると、あまり長いと取り回しが悪くなるため、


アンダーハンドでも投げ易く、魚が掛かった時はしっかりホールド出来る長さを求めてみた。


対してベイトタイプはキャストすることは余り考えず、


リーリングで誘うなどベイトタイプだからこそ使い易いリアグリップにしてある。


機種別で詳細を紹介したいが、ベイトタイプだからこそ出来る『技』には、


このリアグリップ長が良いと思い採用してみた次第だ。


ささやかだが、グリップの一部には西陣織パーツを採用し、


渋く個性が光るデザインに仕上げてみた。手に取った際に光にかざして頂くと、


独特の模様が浮かび上がるのを目で楽しんで頂きたい。

 

 


発売時期


2019年6月下旬のリリースを予定。
 

 

 

Staff Funaki

 

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

タイラバ早掛けのセッティングについて

 

 

タイラバの早掛けが段々と浸透してきた。


初めのうちは、フッキングを入れる事すら受け入れられない事も多かったが、


状況を判断して『早掛け』と『向こう合わせ』を使い分ける事で


それぞれの有効性が認知されてきたと思っている。


ただし、闇雲にフッキングを入れれば良い訳ではない。


ここの所、フッキングでタックルを破損してしまった事例も多い。


天龍のロッドは、そんな簡単に折れる様には設計していないが、


PEラインは伸びが少なくなり、フックも折れ難くなると負荷は逃げ場を失う。


ロッドは使い方を誤ると、簡単に折れてしまう事もあるので、


船に乗る前に適切なセッティングを行うことが重要だ。


注意して頂く点は、リールのドラッグ調整が最重要と言える。


ロッドに表記している最大ドラッグ値は、静荷重の状態(ロッドを水平に固定して


垂直方向にユックリと負荷を掛けた値)としている。

 

 


タイラバ向けのレッドフリップには、


各ロッドに最大のドラッグ値を表記しているが、


これは最大であって適切な値は別にあると考えている。

 

 


ラインの強度、フックの強度と貫通力、ターゲットのサイズ…など、


状況によって変化していくが、タイラバを楽しむにあたっては、


平均して800g〜1200gの初期ドラッグ値が適切かと思う。

 

 


水深50m程で潮流が1ノットも無い状況で、


バーチカルにタイラバを落とした状態で早掛けのフッキングを入れると、


「ジッ!」とリールのドラグが鳴るのが基準だと思って頂いてよい。


これでは早掛けなどフッキングが決まらないのでは?と思うかもしれないが、


瞬間的な負荷はドラグが滑り出すよりも早く伝わり、


ターゲットにフックセットされる事が多い(魚が反転したパワーも加わる)。


フッキングが決まりファイトに移っても、


同じドラグ値を保つように心掛ければフックアウトすることは少なくなるはずだ。


これよりもラインを出されたくなければ、本人の手を使って


スプールが回り始めるのを押さえつけてあげれば良い。


道具の限界を知り使いこなす事で、もっと深い面白さが見えてくると思う。


ご自身のタックルを再度チェックしてみては如何だろうか?


Staff Funaki

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

中深海ジギングタックル考察

 

 

フィッシングショー等の展示会や弊社HPへの問い合わせで、


中深海ジギングで使うロッドはどれが良いか?と聞かれる事が多い。


専用ロッドとして開発はしていないが、弊社ラインアップの内では


スロー系ジギングロッドとして開発したホライゾン・プログレッシブ


中深海でのジギングに適していると言える。


今回は、中深海でターゲットとなる事が多いムツ類(1kg程度)を狙っての、


状況別に応じてのロッド選びやタックルバランス等について説明していきたい。

 

 

 

水深とジグウェイト


狙う水深によって、使うメタルジグの重さが大きく影響する。


100mより浅い海域であれば、船長の指示した棚(レンジ)が少し外れても、


ジグの交換などをして投入し直せば大きく外すことは少ない。


中深海の場合だと、投入してジグのフォール時間や回収時間は水深が深いほど


手間が掛かり、手間取っているとバイトチャンスを逃しかねない。


また、潮流の強弱や二枚潮などの影響で状況に合ったジグウェイトでないと、


棚ボケしてしまい釣れないだけで無く同船者とオマツリなどトラブルの元にもなってしまう。


そういった意味もあり、ジグウェイトの選択には気を使いたい。

 

 

 

ロッドとのバランス


水深別のロッド選択は以下の通り。(ジグウェイト 潮流弱い → 強い)


水深200m前後 ジグウェイト200g→300g : プログレッシブ HPG66B−M 


水深250m前後 ジグウェイト250g→350g : プログレッシブ HPG66B−MH 


水深300m前後 ジグウェイト300g→400g : プログレッシブ HPG66B−H 

 

 

 

ラインのバランス


基本的にはロッドは一律同じで、潮流の強さによってメーンラインの太さを替えたい。


ロッドテスト時のラインバランス


メーンライン:PE1.2〜1.5号(低伸度タイプ)


リーダー:フロロカーボン 20lb前後(5号)3m


あまり太いライン(リーダーも同様)を使うと、潮流の影響を大きく受けてしまう為、


出来るだけ細いラインを使った方が結果的に釣果に繋がっていると思っている。

 

 

 

ホライゾンSLの使用は?


同じスロー系ジギングロッドとして先にデビューしている、


ホライゾンSL(後述HSL)では中深海での使用はどうだろうか?


ホライゾン・プログレッシブ(後述HPG)に比べ、


少し張りが少なく操作感と感度の面も少し劣るのは否めない。


それでも使用する事は充分に可能となるが、HPGとタックルバランスが変わってくる。


HSLとのバランス(ジグウェイト 潮流弱い → 強い)


水深200m前後 ジグウェイト200g→250g : ホライゾンSL  HSL66B−M 


水深250m前後 ジグウェイト250g→300g : ホライゾンSL  HSL66B−MH 


水深300m前後 ジグウェイト300g→350g : ホライゾンSL  HSL66B−H


以上の様に若干だが使えるジグウェイト幅が狭くなってしまう。

 

ラインの選択は、HPGと同じ考え(上記参照)で大丈夫だ


この点だけ考慮して頂ければ、HSLで有っても対応は可能だ。

 

 

 

ロッドの使用方法


誘い(ジャーク)はスローなワンピッチジャークを基本として、


激しいジャークは必要無く、フォールを意識してバイトを取っていきたい。


少ない経験でしか話を出来ないが、なぜか強めの誘いを入れるとクロムツばかりとなり、


丁寧な誘いで狙うとアカムツのバイトが集中した事も有った。


苦い経験としては、クロムツが強い誘いで狙って釣れるならとジャークを強くし過ぎたため、


フックがラインに絡まりエビ状態となってしまって、回収がとんでもなく大変だった(笑)


また、気を付けたいのはジグウェイトが通常より重たいため、


投入時にラインがガイドに絡まっていないか配慮して頂きたい。


乱雑な扱いをしてしまうと、ガイドが抜けてしまうトラブルもあるので、


焦らずに丁寧なタックルの使用が快適な釣りに繋がってくる。


また、メーカーとして保証の面でもルアーの基準がキャパを大きく超えているので、


同条件下でトラブルが発生しても全ての保証は難しくなってくる点だけ了承頂きたい。

 

 


以上の事は、テスト時の経験値から出した答えなので全てでは無いが、


ジグウェイト・ラインの太さや種類など色々と変化を交えて釣りを楽しんで欲しい。


Staff Funaki

 

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

  • にほんブログ村 釣りブログへ

  • にほんブログ村 釣りブログへ
  • GyoNetBlog ランキングバナー