Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

パワーマスター・サンドウォーカー (POWERMASTER SandWalker)

 

 

 

 

サーフ向けの、キャスティングロッドを出したいと考えていた。

 


ターゲットは、ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュから、

 


シーバスは勿論のこと回遊してくる小-中型の青物までも視野に入れたい。

 


使われるルアーは案外広く、フラットフィッシュで多用されるジグヘッドリグから、

 


シーバス向けのプラグ類、遠投性能を考えてメタルジグも想定される。

 


そんなワガママなロッドを作ってみようと思ったわけだ。

 

 

 

 

フィールドテスターの久保田氏と打ち合わせをしていくと、

 


既存のロッドでベースとなるロッドが見えてきた。

 


トラウトロッドではあるが、Rayz-IntegralのRZI96HHとRZI106HHのアクションが、

 


サーフでのフラットフィッシュやシーバスゲームに良さそうとの事だった。

 


元々は北海道を中心とした、サーフでのサクラマスやウミアメを狙ったロッドであるが、

 


使用するルアーウェイトが近く遠投と操作性も兼ね備えており理想に近かったのだ。

 


違うのはターゲットのバイトの性質が違う事と、

 


ジグヘッド等の底を意識したルアーも使用するという点であった。

 


また状況次第では青物にも対応出来ることも理想で、

 


Rayz-Integralよりは少しパワーを上げたモデルが欲しいと思えた。

 

 

 

 

 

 

そこで定義したのは、シーバスロッドより強く、ショアジグロッドよりライト…という事。

 


そして、しっかり曲がるけどダルさが無いロッドという事だ。

 


砂浜・ジャリ浜・ゴロタ浜、大河川とその河口などが主たるフィールドで、

 


サーフ経験者なら経験が有るかと思うが、バラシの原因は波打ち際で多発する事が多い。

 


押し波と引き波の連続でラインテンションが緩みやすくなるのが原因だ。

 


サーフ向けのロッドは総じて遠投を求められ、

 


飛距離を伸ばそうと思うとロッドの張りは必然的に強くなる。

 


しかし張りを強くするとクッション性が損なわれるため、

 


前述の波打ち際でのバラシが多くなったりターゲットのバイトも弾きかねない。

 


柔軟性を持たせつつも、遠投出来るパワーも持たせるのが肝だった。

 

 

 

 

 

 

久保田氏も下記の様に語っている。

 


飛距離を伸ばす為に張りを強くし過ぎるとバイトを弾き易く


フッキング角が浅くなりフックが伸び易くなったり、身切れを起こし易くなります。


また張りが強いと魚がより暴れやすくなり、


ラインやフックに衝撃として伝わりバラシやラインブレイクに繋がります。


以前から書いているようにパワーに関しては


ロッドがしっかり曲がればバッドで受け止め易くなります。


バッドで力を受けてゴリ巻き、ティップ(上半身)で衝撃干渉する事で


小型のフックでも伸びずにファイト出来ます。


しかし柔軟性を持たせ過ぎるとキャストのコントロール低下や


飛距離が出にくくなる上に着底感度の低下を招きます。


今回のロッドは【飛距離】【キャスト】【パワー】【追従性】【ファイト中の貯め】


これらをかなりバランス良く仕上げてあります。

 


久保田氏のBlogより引用)

 

 

 

 

 

 

 

POWERMASTER SandWalker

 

PMS9102S-ML

 

  Lure : Best20g/MAX45g


  Line : MAX25lb(PE0.8-2)


  Drag : MAX4kg


  ¥43,000(本体価格)

 


PMS1032S-MLM


  Lure : Best30g/MAX50g


  Line : MAX25lb(PE0.8-2)


  Drag : MAX4kg


  ¥43,500(本体価格)

 

 

 

リリースは、2018年5月を予定。ご予約承り中。ご期待ください。

 

 

 

 

 

 

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一部公開

 

各ソルト誌にて、久保田氏の記事に出ていた試作ロッド。

 


シーズンを通してテストを繰り返してきた。

 


ようやく納得のいく内容に仕上がった。

 


簡単ではあるが氏に紹介して貰った。

 

 

 

 

リリースは来年2018年を考えている。

 


ご期待頂きたい。

 

POWER MASTER Sand Walker

 

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タックルの深化=アングラーの探求心

 

 

ようやくROCKEYE-VORTEXの、ライトカテゴリーがリリースできることになった。

 


今思えばロックフィッシュゲームというカテゴリーが、

 


まだ浸透していなかった時代に初代ROCK EYEをリリース。

 


そして自身が開発に携わるファーストモデルとなるBottomRockシリーズを発売し、

 


コアなロックフィッシュアングラーに愛用されてきた。

 

 

 

 

 

そして時代がロックフィッシュゲームの全盛期を迎え、

 


各メーカーから様々なスタイルのロックフィッシュゲームを提案したり、

 


アイテムをリリースする中でVORTEXとして第2世代に進化を遂げ、

 


着実にロッドを選んでいただく際にTENRYUのネームが挙がる事となった。

 

 

 

 

 

 

そして2015年、VORTEXはロックフィッシュゲームの

 


本流とはなんぞや?という原点を見つめ直し、

 


最新のスペックを身にまとい現行モデルとなる第3世代へと移行する。

 


ロックフィッシュゲームに想いを馳せるアングラーにこそ、

 


手に取っていただきたいアングラーに特化したモデル展開。

 


時代が求めるロックフィッシュゲームに対応したロッド作りではなく、

 


アングラー自身がゲームを提案・創造していくロッド、

 


それがVORTEXシリーズだと思っている。

 

 

 

 

 

 

今回リリースするベイト、スピニング両モデルは共に、

 


今までのVORTEXシリーズには展開していなかったニッチモデル。

 

 

 →RV74B-M (Rock Light Versatile)  ,   RV75S-L(Rock Finesse)

 

 

ただ言える事は、ライトカテゴリーだからと言って

 


サイズの小さな魚を狙うわけではない、

 


あくまで狙うのはアングラーの闘志を掻き立てるビッグサイズであるという事。

 

 

すでに予約されたアングラーの方々には、手に届くまでもう少しお待ち願いたい。

 


次回はモデル毎に開発の経緯をお伝えできればと思う。

 

 

 

Dear Rockfish specialist.

 

by FieldeTester  Masaaki Kurano

 

 

 

 

 

 

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出荷開始 RV75S-L

 

 

今夏に予定している新製品

 

 

ロックアイ・ヴォルテックス RV75S-L (Rock Finesse)

 

 

最終チェックを終えた製品が仕上がってきました。

 

 

 

 

順次、全国の販売店様へ発送される予定です。

 

 

これからキジハタをはじめ、ハタゲームが面白くなる時期です。

 

 

手軽に遊ぶことの出来るライトなタックルを持って、

 

 

フィールドに遊びに出かけてみませんか?

 

 

 

製品紹介

 

RV75S-L (Rock Finesse) 2017 New Item

 

 

 

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RV75S-L (Rock Finesse) 2017 New Item

 

ROCKEYE VORTEX RV75S-L

 

 

 

 

イトリグでお手軽ロックフィッシュ。

 


時間に追われることが多い現代の日本では、なかなか遠征釣りが難しい時代だ。

 


それでも釣りに行きたいと思うのは、全てのアングラーに言えることではないだろうか。

 


近郊の港湾エリアで、週末ファミリーで賑わう防波堤であっても、

 


ライトタックルであれば大きな魚で無くても充分遊べるターゲットが多い。

 


ちょっとした余暇でも、スリリングなゲームを味わえるロッドはいかがだろうか?

 

 

 

 

 

 

ターゲットサイズとして、20〜30センチほどの根魚を考えている。

 


案外この手のロッドは種類が少なく、

 


弊社製品であればルナキアとヴォルテックスの中間のアイテムが欲しかった。

 


要するに、メバルロッドとハードロックフィッシュロッドの間くらい。

 


ルナキア・マグナムでも狙えるサイズではあるのだが、

 


メーンラインをフロロ5lb前後、もしくはPE0.6〜0.8号クラスを扱いたかった。

 


(この太さだと、ルナキア・マグナムでは若干太い。)

 

 

 

 

 


主に使うリグは、5〜7g程のライトテキサスリグやジグヘッドリグ。

 


漁港など砂地が多く、所々に捨て石が転がっている程度のフィールドが狙いだ。

 

 

タックルとしては、エギング向けに近いものがある。

 


エギングロッドとの違いは、底でリグを操作しやすいアクションと、

 


根に潜られないように少し強めに設定したバットパワーだろう。

 


2500番クラスのスピニングリールが丁度良く、

 


実際にエギングで使用しているリールをそのまま流用するのもありだ。

 


その場合は、リーダーを少し太めの12lb程度にすると良いだろう。

 

 

 

 

 

 

数釣りが望めるタックルなので、

 


資源保護の観点から小さすぎるサイズはリリースを心掛ければ、

 


普段では見過ごしてきたフィールドが案外面白くなると思う。

 


ライトタックルで、スリリングなゲームを味わって頂きたい。

 

 

 

 

 

 

ROCKEYE VORTEX RV75S-L


Length : 7'5"(ft) 


Sections : CenterCut 2pcs


Lure : 5-20g


Line : 5-12lb


Price : ¥37,000-(希望小売価格)

 

 

2017年5月末頃リリース予定。

 

 

 

 

 

 

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RV74B-M (Rock Light Versatile) 2017 New Item

 

ROCKEYE  VORTEX  RV74B-M

 

 

 

 

コンセプトは、気軽に防波堤で遊ぶ。

 


ハードロックフィッシュと聞くと、ヘビーリグとハードなタックルが必要と感じてしまうが、

 


都心部から近いフィールドでは少しオーバースペックな感がある。

 


湾港エリアで遊ぶなら、重くても1オンスまでのリグで充分だ。

 


しかし、既存のヴォルテックスのシリーズでは強い(硬い)との声もあり、

 


3/8〜1/2oz(10〜14g)程を使い易いモデルで様々なシチュエーションで遊べる機種が理想。

 

 

 

 

 

 

ボトムと中層

 


カサゴやソイ、アイナメなどをターゲットにするとボトムを意識したリグを使い、

 


バイトと同時に障害物から引き剥がすパワーを求めたベイトタックルが望ましい。

 


近年では、ハタゲーム向けのタックルを要望する声も多く、

 


スイミングで中層を意識したリグにも対応させたかった。

 


ボトム系であればファーストテーパーのアクションが扱い易いのだが、

 


中層を意識して泳がせるイメージで扱うことも考えると、

 


レギュラーファーストテーパーのアクションがスイミングさせる事に向いている。

 


そこで、ベイトタックルでレギュラーファーストアクションとし、

 


全体的にピンとした張りを持たせることでボトム感知能力も求めた。

 

 

 

 

 

 

タックルバランス

 


ボトム〜中層を選ばず扱うなら、今や主流のテキサスリグだ。

 


表記では5gから対応するが、これはテキサスリグ等のシンカーの重さを基準にしており、

 


ソフトベイトと合わせて7g程からが扱い易い範囲で、上限ではリグの総重量が1oz(28g)まで扱える。

 


近年流行しているブレード系ベイトであれば、15g前後のモノを選ぶと良いだろう。

 


メーンラインはフロロカーボン10〜12lb程が扱い易く、モノフィララインであればリーダーは不要だ。

 


PEラインなら1〜1.2号に、フロロカーボン12〜14lb程のリーダーがバランスが取れる。

 

 

 

 

 

 

気軽に防波堤で遊ぶ

 


港湾エリアは人工的なストラクチャーがメインとなり、

 


ケーソンの隙間や消波ブロックがロックフィッシュの恰好の住処となる。

 


カジメやホンダワラなど、海藻が密生していない場所であればライトなタックルで充分。

 


バスタックルの延長で、ゴツ過ぎないタックルで遊ぶことが好きな方にオススメだ。

 

 

 

 

 

 

ROCKEYE VORTEX RV74B-M


Length : 7'4"(ft) 


Sections : CenterCut 2pcs


Lure : 5-28g


Line : 6-14lb


Price : 未定

 

2017年初夏リリース予定。(予約受付中)

 

 

 

 

 

 

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ヴォルテックス2017追加モデル

 

 

 

 

開発中のモデルを動画で告知し、

 


フィッシングショーにて発表した2機種がこの度発売になる。

 


既にカタログや、ホームページをご覧になっていれば分かる通り、

 


既存のモデルに比べると、硬さが大きく違いライトなモデルに仕上げている。

 

 

 

 

 


今作はライトタックルを中心として、手軽に遊べることをコンセプトに作ってみた。

 


沖磯や沖堤防などに渡れば、普段ではお目に掛かれないサイズの魚が望める。

 


しかし、手軽に遊びに行こうとしても渡船を利用するなど時間に制約されてしまう。

 


そこで身近なフィールドでライトタックルを使い、

 


レギュラーサイズのターゲットでも充分に楽しめるタックルにしてみよう考えた。

 


スニーカースタイルで遊べるほど気楽にできるのが理想だ。

 

 

 

 

 


現状のタックルだとメバル系のロッドは極端なライト志向となり、

 


その反対に大物を狙うために、ハード系ロッドは長く硬くなる方向にある。

 


欲したのは、その中間のロッドだ。

 


思い描いたのは、5〜7g程度のリグを扱い易いスピニングタイプと、

 


10g程のリグを扱い易いベイトタイプの2機種。

 


追って詳しい紹介をしていきたい。お楽しみに。

 

 

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『High Tension Dragger』 SWAT SW88MLM (改筆)

 

 

SW88MLM (High Tension Dragger)

 

Lure : 8-40g  ,  Line : 8-16lb ( 参考数値 PE0.8-1.5号 )

 

 

 

 

『ハイテンション・ドラッガー』という サブネームの通り、

 


曲げる事でロッドのトルクを最大限に引き出す事を楽しむロッドだ。

 


コンセプト文にも書いたが、

 


イメージしたフィールドは河川であり、

 


太い流芯の中からビックフィッシュを引きずり出す事を考えている。

 


リールのドラッグの替わりにブランクを曲げ込み、

 


余計なラインを出さず大型のシーバスと対峙することを目的にしている。

 

 

 

 

 

 

リアグリップ長が長いと感じる方も多いかと思う。

 


これはファイト時に肘や脇に当てやすい長さを意識しての長さである。

 


確かにライフジャケットや厚着した際に干渉しやすい長さでは有るが、

 


流れのある河川で大型のターゲットとファイトした事のある方なら、

 


このリアグリップの意味が分かって頂けると思う。

 


大物対応と書くと太くて硬く曲がらないロッドをイメージされる方も多い。

 


確かに硬いことのメリットも多く、

 


張りが強いロッドは瞬間的に魚の顔をアングラー側に向かせる強引なファイトであったり、

 


スピンテールやバイブレーション系のプラグとの相性が高くなる。( SW92M が典型例)

 


だが河川において流れに同調させる様な釣りは硬いロッドでは難しくする。

 

 

 

 

 


イメージして欲しい、川幅が適度に広いタイダルリバーで、

 


橋脚によって流れにヨレが発生し魚が留まりやすい環境が出来ている。

 


大概は流下してくる餌を補食しやすい位置に定位しており、

 


アングラーは魚の目の前にルアーを送り込み誘いを掛けていく。

 


流れに逆らうことはせず、ドリフトさせるイメージで狙いのポイントへ流し込む訳だが、

 


この際ロッドのティップに適度なシナリが有ることで

 


『流れ』を感じやすく安定してルアーを流し込み易い。(これは他のロッドにも言える)

 


全ての釣りにおいて同じく硬い竿ほど魚が暴れ易く、柔らかいロッドだとその逆だ。

 


シーバスの面白さはエラ洗いなどの大胆なファイトが魅力であるが、

 


その反面に執拗に暴れることでバラシ易い面もある。

 


そこで曲がるアクションに設定し、フックが伸びてしまったり(時には折れる)、

 


フックの刺し傷が広がりバラシ易くなることを防ぐ訳だ。

 


またラインテンションを一定に保ち易く、魚の引きに追従することも狙いである。

 


川の流れる力と魚の抵抗が加わり、ロッドは大きく曲がりこむ。

 


だが使用するアングラーは曲がった際に、安心感のある粘り強さを感じるだろう。

 


ファーストテーパーのロッドに馴れてしまうと、ベンディングカーブの頂点がバットに近くなるため、

 


些かパワーが無いロッドと思われがちだが、このロッドは曲げ込むほど本当の力を発揮しはじめる。

 

 

 

 

 


一見細身で華奢ではあるが、カーボンを肉厚に巻き、

 


ナローテーパーに仕上げることでモッチリとしたアクションに仕上げた。

 


オフショアで青物などのターゲットを狙う際、

 


弊社のジギングロッドでも同じ様なアクションに仕上げることが多く、

 


大型を狙う時ほど曲がるロッドの方がキャッチ率が高いと感じている。

 


例えが極端になってしまったが、兎に角曲げて楽しむロッドという事だ。

 

 

 

 

 


さて、この機種に合わせるバランスを紹介しておきたい。

 


15〜20g程度のミノーやバイブレーションプラグ等に対応している。

 


それより重めのルアーはヘビーシンキングのペンシルやジグミノー等、

 


ボリュームは少なく比重が高いルアーと相性が高い。

 


晩秋の河川などでは大型が狙えることも多く、この機種の出番が多くなる。

 


ぜひランカーハントの一手として選んでみてはどうだろうか。

 

 


Staff Funaki

 

 


 

この記事は2012年5月に掲載した文章を改筆したものです。

 

 

 

 

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虎の巻 『SWAT SW92M』

 

 

こんにちは。テスターの関川です。

 


いよいよ10月に入り、シーバスも秋本番モードに突入ですね!

 


産卵を前にした大型の個体が、荒喰いするこの時季のシーバスをどう攻略してやろうか。

 


一年で一番楽しみにしておられる方も沢山おられるのではないでしょうか?

 


そんな中、確実に「武器」となりえるロッド『 SWAT 92M 』を、今回ご紹介したいと思います。

 

 

 

 


このロッドが生まれるきっかけとなった

 


「都市型河川のような急激な流れの中でも、シーバスに対して主導権を得る」

 


というコンセプトでしたので、今までの SWATシリーズ に比べると、

 


まずそのバットからベリーにかけての「硬さ」に驚かれると思います。

 


これは掛けた魚がダウンからのやり取りになったとしても、

 


アングラーが水力と魚の抵抗に負ける事なく、

 


魚を自在にコントロールする為に必要な硬さとなっています。

 


従来からの SWAT の特徴である「粘り」を殺さずに、ギリギリの設定の中でそれを求めました。

 

 

 

 


そして特に拘ったのが「ベリー」です。

 


SW92Mは乗せて掛ける為のロッドではなく、自ら掛けに行く仕様にしてあります。

 


もともと充分な感度があるので、

 


アタリを感じた瞬間から、如何に早くアングラーがフックを掛けに行けるか…。

 


この点も満点の仕上がりとなっており、実際僕もテストを繰り返す中で、

 


キャッチ時によくある通常の口の左右にある柔らかい所へのフッキングはもちろん、

 


口の中で両フックが掛かっている状態でキャッチする事が、

 


このロッドを使い出してから爆発的に増えたのです。

 

 

 

 

 

 

 


アタリを感じてから、アングラーの初期動作が今までよりワンテンポ速くなる分、

 


フッキングポイントが吸い込まれた奥になるという証明です。

 


ただこういった掛かり方をすると、良い点・良くない点がハッキリします。

 


良い点は圧倒的にバレにくくなり、キャッチ率が上がるという事です。

 


そして良くない点は、リーダーへの負担です。

 


いわゆる丸のみに近い状態となる事が多いので、

 


スナップ上5cmぐらいがガサつく事が稀にあります。

 


あえてリーダーを太くする必要まではないのですが、

 


一本捕った後は必ずチェックして頂きたいと思います。

 

 

 

 

 


そして「ティップ」です。

 


この部分には、若干の「遊び心」を施してあります!

 


穂先から10cm前後だけを、スッと入るようにセッティングしています。

 


グーッと入り過ぎると、

 


結果として折角の掛けに行ける仕様であるベリーを殺してしまう事になるので、

 


バランスを取ってスッと入る程度に仕上げました。

 


実は僕、真冬の5g〜7gといった超スローなボトムのシグヘッドワーミングでの釣りでも、

 


このロッドを使っているぐらい、スッとの入りが良い完成度になっているんです。

 

 

 

 

 


悩むぐらい沢山のロッドが世に出回っている中、

 


この SWAT92M は他との違いがハッキリとしています!

 


堅さはあるのに、重みが乗りググーッと曲がり始めると、

 


最大限の粘りを発揮しようと曲がりのタメを作ろうとします。

 


この部分に奥深さを持たせたというロッドなので、

 


『これオモシロイ』と思える一本に仕上がっていると思います!

 


(写真は全て最終プロトです)

 


次回は実釣編やキャスト編などもアップしていきたいと思います。
 

 

 

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POWER MASTER HeavyCore 開発記

 

POWER MASTER HeavyCore

 

 

 

 

ヘビーコアの必要性

 


日本の海岸線は変化に富んでおり、人工的な岸壁からサーフ

 


磯場など様々な要素が複合的に混ざり合って形成されている。

 


ターゲットも様々だが、中でもブリやヒラマサ・カンパチなど青物は

 


岸から狙えるルアーのターゲットの中でも難易度は高いと言える。

 


イナダなど幼魚サイズであれば比較的ライトなモデルで

 


充分に狙えることもあって近年のブームとなっているが、

 


大型を狙おうと思った際ターゲットに合わせて専用タックルが必要だ。

 

 

 

 

 


今まで弊社では『スタンダードモデル』が存在した。

 


当時、ショアジギ(ショア ジギング)といった言葉さえ確立されていなかった時代、

 


陸から青物を狙えるタックルを開発しリリースしてきた。

 


以前に比べると釣法やルアーの細分化であったり、

 


ターゲットの大型化に対応するためタックルは進化を続けてきている。

 

 

 

 

 


この度発表したモデルは、大型青物をターゲットとした上級者向けに開発したシリーズである。

 


沖堤や船渡しが必要な磯など、限られたタックルでしか挑めない場所が存在し、

 


そういった場所ではバーサタイルに使える性能を必要とする。

 


今までのスタンダードモデルは機種によってジグには対応するが

 


いざプラグも…と考えると使い難いという弊害が出ていた。

 


また、温暖化の影響なのか狙えるターゲットの北限域が移行し大型化も進んできている。

 


そこで考えたのは、『C・N・T』によるロッドの強化と最新パーツ採用し、

 


将来を見据えた新しいショアジギロッドを作ろうと思ったのである。

 

 

 

 

 

 

前作からの伝統

 


スタンダードモデルにおいて PWM100H という名作があった。

 


キャストフィール、ルアーの操作性、パワーバランス等が優れており、

 


今作においてベースとして考えた機種でもある。

 


このモデルを基準に、ただの焼き直しではなく

 


レングスとパワーを調整していき各々の個性を持たせ作り込んでいった。

 

 

 

 

 

 

実際のフィーリング

 


先ず感じるのが『軽さ』だろう。

 


この軽さはパーツ重量配分を徹底してバランス良く纏めた結果である。

 


ブランクの肉厚量は厚くし、強度は落とさない様に務めた。

 


ガイドをチタンフレームのトルザイトリングを採用し持ち重り感を解消。

 


結果としてモーメントが改善され、

 


バランスをグリップ付近に集中する事によって軽く感じられる様になっている。

 

 

『ヘビー ≒ 硬いロッド』といったイメージは持たせていない。

 


ガチガチのロッドでは無く、しなりを活かしたアクションに仕上げた。

 


弊社スタッフで試投会を行った際の感想は、

 


「キャストの際ブランクが勝手にルアーを運んでくれる」と述べている。

 


テーパーデザインによる反発力と素材の弾性率、ロッド全体の自重バランスが

 


マッチングする事により不必要な力を使わず安定したキャストが可能だ。

 


回遊を待つなど投げ続ける事が必要な釣りにおいて、

 


キープキャスト出来るバランスは精神的・肉体的共に大きなアドバンテージをもたらしてくれる。

 

 

 

 

 

 

ドラッグ値について

 


この数値はロッドとラインの角度が常に90度方向に向いている場合の数値であり、

 


角度が急になる場合はドラッグ値は低く設定する必要がある。

 


強いロッドは必然的にドラッグ値の数値が高くなり、もちろん強いに超したことは無い。

 


しかし、磯場やテトラの上など不安定な場所でのファイトを余儀なくされる場合も多く、

 


常にMAX値だけで挑むのも危険が伴うことも考えられる。

 


その為、ロッドには全体的に『しなり』を持たせた経緯もある。

 


ブランクがしなり、弾性を活かすことでショックを吸収するアブソーバーの役割となり、

 


ファイト時に曲がるブランクが戻ろうとする力が魚にプレッシャーを与え、

 


無理な力を必要とせず余裕を持ったファイトを可能とした。

 

 

 

 

長所と短所

 

 

前作より長所を伸ばしたシリーズではあるが、短所もある。

 


市場に出回っている同クラスパワーのロッドと比べると、若干だが柔らかく感じられるかもしれない。

 


それは前述のアクションを求めたからであるが、

 


人によって硬く張りの強いアクションを好む方も居るのは事実である。

 


こればかりは好みの範囲であるため、パリっとしたアクションを求める方はに向かない。

 


言葉や文字だけでは伝えにくいフィーリング的な部分ではあるが、

 


店頭にて触って頂きアクションを確かめて頂きたい。

 


ひとつ言えるのは天龍らしいアクションに仕上げたという事だ。

 

 

 

 

 

 

次回、各機種に迫っていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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