Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

ちょっと昔の話




カタログ用の写真を整理していて、



ふと1枚の写真に目がとまった。




































いい写真だな…と。



素直に感じた。




















その時の事を思い出した。



撮影時は真夏。



場所は静岡県の某所。



朝から気温は30℃近くなっていた。



シイラを釣りに船に乗る朝、



夜明け前にサーフで撮影をしていた。



チェストハイのウエダーと



長袖のウエァーを着込み、



数100mサーフを歩いた。



カメラマンは、半そで短パン。



私は時期外れのフル装備。



汗だくでキャストを繰り返し、



何の修行をしているのだろうと思っていた。




















2008年のカタログで使われなかったカット。



別アングルから取ったモノが採用された。



気になった方は、



カタログの1ページ目を参照ください。



カタログが残っていたらですけどね(笑)
















釣竿屋の小言でした。










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好敵手 〜ライバル〜














仕事 ・ 遊び ・ 生活していく中で、



ライバルと呼べる方がいると、



物事に熱中するものです。



友人、兄弟、親父、奥様、彼女、



誰でもよいですし、人によって様々でしょう。



人ではなく、それが魚だったら、また面白いですね。























さて、今回は『好敵手』がお題。



今までのことを振り返ってみると、



『魚釣り』だけを見ても、



その時の節々に色々な人が居ました。



カッコ良いタックルを持っている兄弟。



年間200日以上釣りに行っている友人。



涼しい顔をして爆釣する隣のオッチャン。



今の技量さえあれば、



彼らに一泡吹かせることが出来たのでは…



なんて考えてしまったりします。



まぁ、それらの経験があったからこそ、



今となって良き思い出のようになるのですね。





















さて、今の私のライバルですが、



弊社のスタッフ達と言えます。



例えば、渓流の楽しみを教えた仲間。



彼らのハマリっぷりは凄いですが、



何よりも釣果もスゴイ。



ハイシーズンとなれば、日課が釣りとなり、



休日をフルに使い、毎回写メを見ることになります。



負けてはいられない私も、



休日を使って釣りに出かける訳です。



今となっては、彼らのほうがポイントを知っているので、



逆にガイドして貰う始末。





















一応、ちっぽけだが私の小さな自尊心を守るため、



キャストの技術を磨いてみたり。



何とか足掻いているつもりですが、



釣果は、たいして差を感じていない状況です。


























競い合える人が居る、



とても楽しいことですね。



皆さんにもライバルは居りますか。




















釣竿屋の小言でした。























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釣りの教科書




釣りの教科書を持っていますか?



今の世の中、



webで探せば魚釣りの方法は幾らでも見つかるでしょう。
















私が釣りを覚えた頃は、



親父に教えてもらった事がきっかけだったと思う。



当時、読みふけった本があった。












『つりのひみつ』



私の釣りの教科書だ。



ボロボロで、何度も繰り返し読んでいたと覚えている。



昭和後期ごろの本だったと思うが、



初歩として読むには内容が濃いモノだった。



しかも、漫画だったため受け入れやすかった。



もう絶版だが、



こういった子供向けの釣り情報誌が少ない様に思える。




















先日、渓流で中学生に出会ったことを書いたが、



最近10代の釣りをしている子に会うことが少ない。



お父さんが釣りが好きで連れて行くことがあるかもしれないが、



自分たちだけで出掛けている子は



全国でどれだけいるのだろう?



危ないから子供だけでは釣りはダメという自治体もあると聞いた。



公園でも携帯ゲーム機に夢中の子を多く見かける。



私もファミコンに夢中だったので否定はできないが…、



自然の中で遊んでいたことも多かった。



でも、ディスプレイ越しに手にはいる情報より、



実際に魚を手にしたときの感動は体験しないと分からない。



そして、それ以上に釣りたくなって専門誌を読み漁るだろう…




















果たして近い未来、



今の子達が親の世代になったとき、



釣りを教えられる人はどれだけいるのだろうか。



そんな事を、この本を押入れの奥から見つけたとき、



感じたことをを書いてみた次第です。













釣竿屋の小言でした










 

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天龍のモノ造り



昨年のカタログから、



掲載している文があります。













 Japan Quality



 『大量生産・大量消費の時代は過ぎ、



 本物を求める時代。



 トレンドなモノを発信するだけでなく



 目指しているのは、



 Japanese Standard



 長く愛用して頂きたい・・・



 その思いで造る。



 職人の技が一本一本精魂込めて、届けます。』
















この文を、今年のカタログにも掲載しました。



























先日、取引先の方と話をしていての話。



 「 天龍さんって、



   マニアックなブランドかもしれないけど、



   スタッフが釣りしているから、



   釣り人目線の製品になるんだよね。



   だから、商品が薄っぺらくない。



   作り込んであるから、



   安心して紹介できる。」










・・・というお言葉を頂きました。



作っている側からすると嬉しい限りです。



すごい感動したので、今回書いているのです。




















営業スタッフ全員が釣りを楽しみ、



そしてスタッフが企画して、



スタッフが現場でテストしている訳です。



もちろん、それを支えて頂いている、



沢山のサポーターの方たちもいらっしゃいます。



本当に、いつもアリガトウございます。



















たまに極端にマニアックなモノを



発信することもありますが、



それは次の扉を開ける為に



必要と思い試しているわけです。



















スタンダードであり、



長く愛されるモノ。



もちろん、マニアックなモノも。



今に慢心せず、面白いモノを造っていきます。



これからも長くのご愛顧よろしくお願いします。





















釣竿屋の小言でした


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シーバスで、ベイトタックル


ここのところ、



シーバス向けのベイトタックルが



人気を集めている。


















以前から楽しまれていた方にとっては、



今さら?と言われてしまいますが・・・。



ボートからのキャスティングでは、



比較的ショートディスタンスで狙うことが多いので、



BASS向けのリールで事足りていたこともありました。


















ここ数年で、リールの性能が飛躍的に向上し、



PEライン対応のモノも発表され、



ショアでのベイトタックルも



主戦力となりうる時代となりました。

















さて、



ベイトタックルを選ぶ理由とは何なのでしょう?



カッコ良いから?



流行だから?



重いルアーが使いやすいから?
















最近、展示会などで



ベイトタックルを探す方も多くいらっしゃいます。



さすが、天龍ユーザーの方たちはマニアックな方も多く、



内容の濃いアドバイスを頂いています。

















弊社の製品では、



ショアレンジシリーズ(廃盤)から、



スワット(旧タイプ)、マスタープランなどでも



ベイト仕様を発表してきました。

















ここのところ、



これらのロッド郡を集めては、



色々とテストを繰り返していて、



様々なことを再発見しました。



私の中での事ですが、ショアからのゲームで



ベイトタックルでの再構築をしている状況です。


















ただ・・・、私の勝手な好みで、



リールだけは、旧来からの遠心力ブレーキにコダワリたいなと・・・



何て言うのでしょう、



マニュアル感というのでしょうか。



オートマチックではなく、



リールを乗りこなすことが好みなのでしょう。



デジタルなモノは凄かったです。



目から鱗でした。



でも、違うんです。



釣りは遊びですし、



好きなタックルで突き詰めたいなと・・・。



ある程度、煮詰まりましたら、



書いてみたいと思います。




















釣竿屋の小言でした。




























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軽さ





ここのところ、



軽量なタックルばかりを持っていたため、



手が馬鹿になってきた。





ルナキア・ソニック





レイズ





グレイスTRコンセプト





いずれも軽量なロッドであり、



この軽さに慣れると、



それさえも重く感じる時もある。



感覚が馬鹿になってきているのだろう。

















別にスペック重視で作っている訳では無いのだが、



やっぱり釣りをしていると、



軽量なロッドやリールが欲しくなる。

















先日、帰省した際に、



眠っていた昔のロッドを見つけた。



ランチャー・スーペリア』だ。



懐かしさと共に感じたのは、



「このロッド軽っ・・・!!」



12年ほど前に買ったロッドだった。



当時、バスロッドでは高弾性ロッドが人気を博していた。



まぁ、扱いには気を使うロッドでしたが・・・。



95年モデルの、当時最新スペックのリールも見つけた。



「重い・・・」



この重さには、笑えた。



竿、リールは、この20年近くで、



劇的とも言えるほど軽くなった。













このまま行くと将来には、



持っている感覚さえ無い竿が出るかもしれない。










でも、それって どうなんだろう?
















釣竿屋の小言でした。







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感度





釣り道具を語るうえで、


何かと出てくる言葉、






『 感度 』

 



このカンドとは、なにを基準として出てくるのだろう。


月並みな言葉で纏めるなら、


竿、リールなどは軽く、


糸は細く伸びが少ないモノほど良いとされる。


また、指先の感覚、気分なども大きく作用されることも多い。











以前に釣りに行った時の出来ごと、


ティップランでイカを狙っていた時のことだ。


アタリを良く取れる日があった。


決して爆釣というわけでなく、


その日を含め数日間は釣果が芳しくない状況であった。









しかし、スパスパとイカを掛けることが出来たのだ。


初めのうちは慣れてくるまで時間が掛かったが、


ある一定のところで、尽くアタリを見逃さず掛けられた。


たぶん、相当に神経が集中していたと思う。


穂先に目がいき、波の揺れや、


風の影響など全てを感じ取れている。







アタリだけを見極めていく時間があったのだ。


色で例えると、白黒の世界というか、モノクロで表現した方が良い。


タックルとの相性もあるのだろう。


何かが当てはまった時、このスーパーな時間がある。






とある本を読んでいたところ、


有名なレーシングドライバーの記事があった。


この方の言葉を借りると、


スーパーな時間のことを、






『 Zone 』 ゾーンと呼ぶらしい。






集中力が極限まで高まった時に感じられるとのことだ。


こんな時、物事が色で表現されたり、


止まって見えたりするらしい。







さて、話を戻します。




極限まで、感度を出したいようなら、鮎竿のような竿に、


極細のメタルラインかPEラインを結ぶ。


それに、タングステンなどの硬質のオモリを付ければ、


感度が飛躍的に高まるかもしれない。







だが、それで魚が釣れれば、皆さんもそうしますね。







ちょっとくらい、曖昧な部分が有るからこそ、


釣りはイメージで楽しめるモノだし、


釣れた、釣れないに一喜一憂できるのかもしれない。






最近、PEラインに慣れ過ぎてしまった・・・。


渓のトラウトでも、海のシーバスでも、勿論ジギングも。


そろそろ、感度だけでない部分を模索してみようと考えています。
















釣竿屋の小言でした。










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大物 or 美魚 それとも?(改筆)

 

 

「 初めは数。そして大物。そのうち美魚。最後に思い出。 」

 


昔、私の先生に教えて頂いた言葉。

 


経験が少なかった私には、ただ大きい魚が釣りたかったし、

 


今でも大きな魚を求めている。

 

 

 

 

 


このBlogを読んで頂いている諸先輩は、

 


何を求めて釣りに行かれているのでしょうか。

 


それぞれの価値観で楽しみ、大きさを求めて行脚するのもよし。

 


数を釣って自慢するのも釣りと思う。

 


フライロッドを振っているだけでも楽しいモノだ。

 

 

 

 

 


写真や剥製を見せて頂くことが多い。

 


魚体の大きさや美しさ、それは素晴らしい。

 


剥製を見ながら酒を嗜んでいる方がいた。

 


聞くところによると、釣り場のポイントや仕掛け季節的など、

 


先程までそこに居たかのように話してくれるのだ。

 


今、一番熱くなっているモノが求めている事なのだろう。

 

 

 

 

 


私は、大物ばかり考えている毎日だが、

 


いつかサイズではなく、美魚を釣りたいと感じる時はくるのだろうか。

 


先生の行き着いた境地は、まだまだ遠いようだ。

 

 


釣竿屋の小言でした。

 

 

JUGEMテーマ:フィッシング

 

 

 

 

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楽しみな朝

 





待ち遠しくて、眠れない夜を覚えているでしょうか。






ドキドキして眠れない方も多いのでは?








釣りを覚えた子供のころ、寝れずに夜更かしをして、

親に叱られたのを思い出す。










考えてみると、近頃では簡単に眠れる様になってしまった…。







それは、楽しみではない?というと、そんなことは無く、

仕事中でも心は別のところに行ってしまう。

(釣りの事ばかり考えているのです)









この変わり様は、何だろう。









幼いころ、時間はあるが金が無く。(今は、どちらも無い)

少ないお小遣いで貯めてかった道具を片手に、

明日は魚が釣れるか楽しみだったと思う。











別に釣れなくても、釣りに熱中していた。

生まれ育った場所が、釣り環境には恵まれていたため、

何時間も自転車で、池・湖・川・海まで通っていた。








大人になっても欲しい道具は多い、

当時からすれば何倍も高い竿も持っている。





車でスイスイと釣りに行けてしまう。

何匹も魚を釣ってきた。







しかし、一匹としての価値が子供の頃と比べると、

薄いモノになってしまったように思えてならない。







ここ数年の話だが、

渓流でのルアーフィッシングを覚えて感じたことが、

新しい釣りを知ってハマり出す時、

ドキドキと胸が高鳴るのを覚えた。








たぶん、釣りに対して

マンネリ気味の気持ちがあったのかもしれない。











そんな毎日の中、久しぶりにドキドキで寝れなかった。







初めてでは無いが、

まだ釣りを始めたばかりの方をガイドすることになったのだ。







場所、天気、タックルを考え、釣らせてあげたい気持ちと、不安で

眠れない夜になってしまった。







結果として、一匹のアマゴが釣れた。







結果はどうであれ、本人はとても喜んでくれた。

(彼は、その後 釣りにハマっていく…)








次回、釣りに行くとき、眠れなくなるか聞くのが楽しみである。








要するに、人に釣りを教えることが楽しみになったのかもしれない。




どうアプローチするか?

キャストは?

ルアーは?







伝えやすく、覚えやすい様に説明すると、

自然と自分のスキルアップになっている。









何匹も釣るより、1匹でも仲間が喜ぶ魚が釣れたとき、

一緒になって喜びを分かち合える。

これが今の自分のスタンスかもしれない。









最近、また釣りに興味がある人が出てきた。

また、眠れなくなるのかな。












釣竿屋の小言でした。



















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ネバリって何だろう





各地の販売店様や、展示会などで商品の紹介をしていると、

よく語られる言葉がある。




「 天龍らしい、ブランクだよね





この言葉を、何度も耳にする。

何が、らしいのか?





総じて共通する事は、




『 ネバリがある 』 …となる。





TENRYUユーザーの方たちは、

自然に感じている事でしょう。


確かに、私をはじめスタッフ全員が、

「 ウチのサオは、ネバリヅヨイ 」と答えるだろう。







さて、ロッドにネバリを求める声は多い。







マグロを狙うロッドから、渓流のフライロッドに至るまで、

どんなロッドでも、よく言われている。






では、ネバリとは何だろうか?






定義付けすると、なかなか曖昧な部分であり

表現しにくい点ではあるが、

私の考えとして、







『 耐久力 と 復元力 』と解釈している。








耐久力とは、ブランクが破断するまでの限界値。





復元力とは、負荷をかけると入力された方向とは、

反対に戻ろうとする力。

または、潰れた円が戻ろうとする力でもある。









この2つの力の値が高いことで、

『 ネバリがある 』、『 ネバリ強い 』と表現されているのだろう。







硬い = ネバリ強い …という訳ではない。







すなわち、







『 耐久力と復元力が強い = ネバリ強い 』

ということである。








ターゲットの獲物が掛かった際に、

ロッドとラインの角度を、

常に直角(90°)に保てるようにしてみて頂きたい。







適正なドラッグ値などでファイトすると、

ロッドを持っているだけで、十分な負荷を掛けることができる。

ブランクに仕事をさせる、

意外と、出来る人と出来ない人が分かれるのです。












…以上、釣竿屋の小言でした。













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