Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

源流へ




6月の末、



その日は夜中から雨が降っていた。



朝4時頃、入渓点近くに車を停め、



雨が弱まるのを待っていた。





















ちょっと車外へ出るのが躊躇うが、



意を決して用意を始める。



天気予報では朝には雨が止み、



好天になると情報を得ていたが…、



少し外に出ただけで全身ズブ濡れだ。



同行して貰ったYAMATOのT氏は、



雨男の私を見て呆れた顔をしている。























今、向かおうとしているのは、



普段通っている河川の源流部。



いくら初夏とはいえ、



標高1,000mを越える場所は



濡れるとさすがに寒い。



木々の隙間から見える空が白み始め、



夜が明けてきたら出発だ。



林道沿いに30〜40分ほどのトレッキング。





















今回持ってきたタックルは、



最近出番が増えたパックロッド。



源流の場合、岩を越えたり



ブッシュの中を進んだり、



何かと障害物は多くなり



両手はフリーになった方が都合が良い。



パックロッド気になった方は



『クレイドル』をチェックしてみて下さい。






















川の水が白く濁っているのが気掛かりだった。



所々、昔起こった崖崩れによる



泥水が川を汚していた。



この時期、急な大雨で鉄砲水が流れ、



危険が伴うことが多い。



先日の台風被害も記憶に新しい。



事前に天気予報を確認して



万全の体制で挑みたい。



危ないと思ったら後退するのが良いですね。








































暫く歩くと雨が小降りとなり、



川の水も落ち着きを取り戻してきた様に思える。



さっそく釣りを開始する。



崖崩れより上流は澄んだ水が流れており、



晴れ間が覗くと景色は神々しさを増した。



先ほどまでの雨など忘れ、



最高の景観のなかでロッドを降った。














































そんなに数は出なかったが、



イワナが適度に遊んでくれる。



さらに上流へ進むと小さな淵があった。






















太陽光とのコントラストが、



言葉で表現できない程の景色となっていた。



ジブリ映画の『もののけ姫』に出てきそうな



そんなシーンを思い起こさせる場所だ。



結局これより上流は釣れなかった。



水温は摂氏9度、



手をずっと浸しておくと痛くなるほど冷たい。




































もっと季節が進んだら、この上流も面白いかも。



充分に遊べたので、この日は竿を仕舞った。





















Tackle Data


Rod : Cradle CD50UL-4


Reel : #500class


Line : MI207N 4lb


Lure : LureStadioYAMATO 5cm


   Woodrem Arbor 5cm


   ぷらぐ屋工房 5cm      


Wear : AnglersDesign WestHigh Wader


    AnglersDesign AdvanceWadingShoes


Angler :  Mr.T   &    Funaki
















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息子との週末

















夏休みを目前に控えたある日の週末、



小学5年生になる息子がシーバスを釣りたいという。



多少おどろいたものの、二つ返事でOKし、


早速タックルの準備をしてポイントへと向かった。





















これまでも息子とエギングや



チニング・ブラックバスと釣行し、



それなりに釣果を上げていたが、



シーバスについては



私のタックルチョイスのミスやポイント選択が悪く、



バラシやホゲという残念な結果に終わっている。



当然だがシーバスに良いイメージがないようで



息子が行きたいと言うことはなかったのである。



突然やる気を見せたこのチャンス!



何としても結果を出したいと



本人以上に意気込む私でありました。(笑)




















狙いのポイントは小河川の堰下。



夕マヅメと下げ潮が重なる時間帯である。



タックルは非常に軽量で操作性の良い



マスタープランMP80L



このロッドは本当に癖がなく軽量なため、



子供や女性にも扱える優れた一品である。



フロロの8LBにショートリーダーを結び、



バンズの9センチをセット。



あたりは薄暗くなり始め、なんとも良い感じ。



息子に軽く指示をして、少し離れて様子を伺うことにした。





















キャストし水面直下をゆっくりとリトリーブする。



そして3投目に



流芯部分の流れのヨレにルアーが差し掛かった時、



ロッドティップが一気に吸い込まれた。



魚は狂ったように走り、エラ荒いを繰り返すものの



マスタープランのソフトなベリーが柔軟に追随し、



魚の引きを吸収してくれている。



最後は魚も力尽きて無事ネットイン!


























51センチと小型ではあるが、



ヒラスズキを思わせるファットなボディで



予想以上のファイトをしてくれた。息子も満足気である。



帰りの車中で、今年の夏休みには



もっと大きなシーバスを釣ろうと盛り上がる二人でありました。



kuranaga





















Tackle Data


Rod : マスタープラン80L


Reel : アルテグラ2500


Line : フロロリミテッドR18 8lb


Lure : バンズ90 シュガーミノーSG90

















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琵琶鱒トロール




6月下旬、僕らは琵琶湖へ向かった。



琵琶湖(北湖)にてビワマスを狙って、



トローリングをする予定だ。



F氏の新艇が出来たとの事で



釣りのお誘いを受けていた。



弊社会長をはじめ、スタッフ3人と共に



いつもお世話になっている



『ファイブオーシャン』さんに集合した。

































新艇はすこぶる快調だ。



早朝の波の無い湖面を滑るように走り、



朝の風が気持ち良い。





































用意したタックルは、



アウトリーガータイプを2本と、



ダウンリガータイプを4本だ。



ダウンリガーは、水深別に沈め



5m刻みで探っていく。



風もなく至極穏やかな湖上で、



1〜2ノットでユックリと流していく。



贅沢な時間だ。

























天気は曇りの予報だったが、



だんだんと回復傾向にあり日中は暑くなりそう。



こんな日は『びわこ虫』が多く出るとの事で、



案の定湖上に出ると船中が虫に覆われた。



『びわこ虫』とはユスリカの仲間とのことで、



血は吸わないが鬱陶しい。

































写真の赤いロッドはプロトタイプで、



色々と試しながら釣りを楽しんでいる。



ポロポロと当たりが続き、



ビックフィッシュとまでは言えないが



納得の釣果が得られた。


































イケスに入れて写真を撮ってみる。



普段は見れない琵琶鱒の生きた姿。



深い水深に生息しているため、



なかなか泳いでいる姿は見ることが出来ない。



けっこう貴重な写真かもしれませんよ。

































マリーナに帰ったあとは、



獲れたての魚を御造りにしてみた。



オレンジ色に染まった身は、



脂をしっかりと含んでおり、



柔らかく美味。



家に帰ってからムニエルにするのも楽しみだ。




















尚、琵琶湖にてビワマスを釣るには



滋賀県水産課による承認制となっており、



承認を得ずにビワマストローリングをする事はできません。



(今年の分は締め切りとなっております)



体験してみたい方は、専門のガイドがありますので



そちらを利用されるのが良いですね。



皆さんも贅沢な時間を味わってみてはいかがですか。






















TackleDada


【Outrigger】



Rod : Lagnuna LN1003L


Line : Redcore 18lb






【Dounrigger】


Rod : Lagnuna LN762L


Line : PE2























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北の大地へ その3




最終日



この日は午前中だけトライ。



皆は前日までで満足してしまったのか、



H氏と2人だけのペアで挑むことになった。



前日に行った滝の上流は、更に凄いらしい。



そんな話を前夜聞いていた。






















藪を掻き分け、崖を越え、目指すポイントまで



車止めから歩いて1時間ほどの距離だ。



言葉では2行ほどだが、



結構な苦行を強いられる。



前日に通った踏み跡さえ消えるほど、



草木の勢いは凄い。



掻き分けながら上流を目指す。



降りられそうな場所を見つけて、



ロープを使って水辺まで降りる。



抜けた先は、言われた通りだった。



滝を下流に見て、足が竦む。



高い場所が苦手な自分には、



スリル満点の釣り場だ。



上流のポイントは淵が多く、やや高低差がある。



水温は前日より1度ほど低かった。



ずっと水に浸かっていると冷たくて



長くは入っていられなかった。






















テンカラの場合、毛鈎を沈めるよりも



表層を流すと効果が良かったようで、



H氏のロッドは終始曲がった。



一通り毛鈎を流した後はルアーでも探る。



効果は覿面だ。


























時間を忘れて上流を目指した。



各ポイントで魚が躍り出てくる。



楽しい時間は一瞬で過ぎ去り、



時計を見ると残りの時間は無かった。



最後に大淵が上流にあるらしいのだが、



帰りを考えると時間は足りない。



釣果は充分だった。



帰ろう。





















来た道を折り返した。



崖の上に出ると林道になっていた。



昔は河川改修のためにトラックなどが



走った道だと思うのだが、



相次ぐ崖崩れなどで道は荒れ放題となり



草木がその優勢を極めている。



歩き出して



前方の藪が不自然に揺れた様に思えた。



気の所為だったのか…。



H氏が徐に爆竹に火をつけた。



やはり何か感じていたのかもしれない。





















3日間も大自然に身を投じると、



色々な感覚が研ぎ澄まされているかのようだ。



草木の匂いや、鳥の鳴き声、



風で揺れる木々の枝の音など



人工物に周囲を守られた場所と違い



獣と同じ心境になれたのだろうか。



その後は何事もなく入渓点まで戻れた。



全日程が終わりを告げる。



歩き通した体は悲鳴を上げていたが、



疲れよりも愉しさが上回ってしまう。



また来ようと思った。






































TackleData


【TENKARA】


Rod : TENRYU TENKARA FURAIBO TF39


Line : Fluoro 16lb(5m) & Nylon 6lb(1.5m)


Fly : 特製毛鉤(Special TENKARA Fly)


【Lure】


Rod : Cradle(改) CD50UL-4


Reel : #500class


Line : MI207N 4lb


Lure : Woodrem Arbor 5-7cm


   ぷらぐ屋工房 5-6cm


       LureStadioYAMATO 5cm


Wear : AnglersDesign Wetgaiters


         AnglersDesign AdvanceWadingShoes


Other : 熊鈴 & 爆竹(多数)


Angler : Staff Funaki
























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北の大地へ その2




3日目



この日は別の川へ行くことに。



前日の夜に合流したお二人と一緒に



3人のパーティで川を釣りあがった。












































初めは一抹の不安があったものの



幾つかの堰堤を越えてからは



数えきれない程の魚が飛び出した。



一切放流などない天然の魚達。



私は前日テンカラで遊んだので、



ルアーロッドをメインに竿を振った。



お二人は、テンカラとルアーを交互に



釣りあがっていく。































































いくら北海道でも7月になると気温は高く、



日が高くなる度に汗が噴き出してきた。



こんな日は少しでも快適に遊ぶのに、



ゲータースタイルが気持ち良い。



中まで濡れてしまうのが前提だが、



足に適度な水温を感じながら歩くと、



自然と一体になった気分になる。
























3時間ほど登っただろうか、



釣果は充分過ぎるほど得られた。



使っていたミノーのフックは、



フロントにシングルフック1本だけに変えた。



トレブルフックを前後に付けると、



『掛かり』は多いかもしれないが、



ゲーム性を優先して自制した。



狙ったポイントに1投で決め、



理想の誘いで魚にスイッチを入れる。



喰い損ねた魚は深追いをさせず、



一端元の位置まで戻ったことを確認して、



次のキャストでバイトさせる。



フック1本だから、深いバイトを得られないと



バレに繋がってしまうからだ。



この駆け引きが堪らない。






































川は淵と瀬を繰り返し、私たちは上流へ進む。



最後に辿り着いた場所は、



落差10m程の滝壺となっており、



かなり大きな淵となっていた。























ここを最後に折り返しにする予定。



スレさせないように交代で探る。



疑似餌など見たことなかったのか、



我先に先を争ってバイトしてきた。



不思議なことに、スプーンやスピナーには



見向きもされない。ミノーだけにバイトが続く。




















































一通り遊んだところでストップフィッシング。



ここからは下山するだけだ。



使っていた クレイドル を仕舞い



背負っていたバックに押し込む。



帰りは藪を掻き分けて林道を歩く。



こんな時は両手がフリーになった方が楽だ。



途中、ロープを使って登り降りすることも考えると、



パックロッドは必須だと思う。



草丈は人より高く、前も思うように見えない。



前日のこともあって爆竹で僕らの位置を伝えながら、



慎重に藪の中を進んだ。



1時間ほど藪の中を歩いて入渓点まで戻れた。



この日の結果は前日以上だった。



3人で数えきれない程の魚と遊んだ。



大満足だ。





















…が、それでは終わらない。



宿に戻ると皆が戻っていた。



そして、F氏に誘われて2ラウンドへ。



近くを流れる川を探ってみることに。



タイムリミットは2時間ほど。



ここではテンカラ竿を振った。



水面を流しても反応が無く、



逆毛バリを付けて貰い、



やや沈めて水中を探ってみる。



これが功を奏し、次々と魚が出て来てくれた。



時間が無いので良いポイントだけ狙ったが、



じっくり狙ったら何匹釣れたのだろう…?



満足を越え、放心に近い感覚だった。





















宿に帰って温泉。そして宴会。



酒の肴に釣り談義。



最高の時間が流れていく。



もう残された時間は少ない。



続く





















TackleData


【TENKARA】


Rod : TENRYU TENKARA FURAIBO TF39


Line : Fluoro 16lb(5m) & Nylon 6lb(1.5m)


Fly : 特製毛鉤(Special TENKARA Fly)










【Lure】


Rod : Cradle(改) CD50UL-4


Reel : #500class


Line : MI207N 4lb


Lure : Woodrem Arbor 5-7cm


     ぷらぐ屋工房 5-6cm


         LureStadioYAMATO 5cm


         Ray Tune 5cm


Wear : AnglersDesign Wetgaiters


           AnglersDesign AdvanceWadingShoes


Other : 熊鈴 & 爆竹(多数)


Angler : Staff Funaki























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