Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

横浜フィッシングショー 来場御礼



先日横浜にて開催されたジャパンフィッシングショーへ


沢山のご来場ありがとうございました。




























多くのお客様に弊社製品を見て頂けたかと思います。


毎年思うのですが、


弊社ブースに来て頂ける方の熱意を強く感じられます。


こうした場所でしか聞けない話が沢山あります。



















今週末には大阪でフィッシングショーが開催予定です。


ぜひ多くのご意見をお聞かせください。


沢山のご来場をお待ち申し上げます。









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ディープライダーの再編



ディープライダー をリニューアルするうえで、


色々と内外から意見を頂いてきた。


今回はシリーズを再構築してきた過程を紹介していきたい。










はじめに長所と短所を確認する作業からだ。


ある程度ジギングを経験された方だと、


『シャクリ易さ』と『疲れ難さ』を気にされる方が多いと思う。


ディープライダー が長く支持されているのは、


この2つの面で優れているからだろう。


機種によって使い方は様々に分かれるが、リズムを取るように


テンポ良くジャークが出来る竿ほど良い釣果へ反映されると言ってよい。


ジャーク時の負荷に対しての『しなり』と、


元に戻ろうとする反発力のバランスが絶妙な加減にマッチする事により、


タイミングを掴みやすくシャクリ易さに繋がっている。


また弾性率を抑えているので、負荷を掛けた際にブランクが吸収して


アングラーへの負担を軽減する効果も長所と言える点だろう。






持ったときの持ち重り感を受ける方も居たのも事実であり短所と言えた。


ブランクを軽くしようと思うと、


肉薄で硬さを補うために高弾性にすれば軽量化は簡単だが、


これでは ディープライダー 特有の粘り強さは無くなってしまう。


むしろ逆に、更なる粘り強さを求めたいくらいだ。


ならばパーツを軽量化し、


運動性能を上げていく事でバランスを整えていく考えに行き着く。


ただし軽量化の弊害で強度を落としてしまっては元も子もない。


長所は伸ばし、短所を改善していく必要がある。


アクション(調子)は大きく変えたくなかった。


曲がり込んだ際の粘り強さを上げるために、


角が有った部分(急な曲がり)をスムースに曲がる様に調整し、


ブランクに掛かる負荷を分散させる事で強度面を高めることが出来た。






また機種によって曲がり過ぎていたグリップ部分を少しだけ強化も行っている。


ブラックリミテッドでの実績から


数グラムではあるがチタンフレームにする事で


モーメントを改善出来るのは分かっている。


そこで、機種別にガイドをダブルからシングルフットへ変更し、


部分的にチタンフレームへ変更する事で


強度を残しながらモーメントを改善する作業を行っていった。


(機種によって全てダブルフットの設定もあり)


スピニングモデルのバットガイドは全てオーシャンガイド(MNSG)とし、


前作からのフィーリングを崩さないように配慮をしている。










そして出来上がったサンプルを手に、


各地へ赴きテストと微調整を繰り返してきた。


タックル設定は同じでも状況によって使用感は変わる。


そういった情報を蓄積し、より使い易いロッドへ調整を行い、


フィールドで納得したうえでOKを出した。


フィッシングショーなどの展示会等で披露していく予定だ。


ぜひ触って頂き、バランスの良さを感じて頂きたい。















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スペクトラ 〜虎の巻〜



内水面の禁漁期というのは、アングラーにとって一番モドカシイ時期だ。


冬季は来季に向けて、色々と準備に余念が欠かせないのではないだろうか。


さて、この冬に発売する レイズ・スペクトラ が気になっている方も多いはず。


今回は更に細かな部分に焦点を当てて紹介していこうと思う。






各地のイベント等で、展示する機会があるので触って頂けただろうか。


ご対応させて頂いた限りでは、


もっと硬く張りの強いロッドだと思っていた方が多かったようで、


案外ブランクに『しなり』が有ることに驚かれている方が多かった。


個人差が有るかもしれないが、


勝手な持論としてティップにしなりが無いロッドは、


キャストの精度を上げ難いと思っている。


スペクトラのブランク表面をじっくりと見て頂きたい。


若干の凹凸が有るのが触ると分かる。






これはブランク作成において必ず出来る『目』であり、


これを削るかどうかで硬さにも影響が出てくる。


レイズ(スタンダード)やインテグラルは、


この凹凸を削り塗装してある為ツルツルしているのが分かる。


この凹凸を削らず、塗装していない仕様がアンサンドフィニッシュと呼ばれ、


弊社製品にも様々なロッドに採用している。






このアンサンドフィニッシュに塗装すると、写真の様な表面となるわけだ。


どうして凹凸を残したかというと、


硬さを数値化すると数パーセントの差ではあるが


残っていた方が使用感が良かったことが理由だ。


前述の『しなり』を残しながらも


ブランクにシャッキリ感があり使用時にキレの良さを感じていた。


これを削ってしまうと『しなり』は有るものの、


反発力が僅かに落ちてしまい使用感にイマイチな感じを受けてしまう。


どんなロッドにでも同じ事を採用すれば良い訳ではなく、


このシリーズのテイストには、この製法が一番合っていると思い採用した。













またパーツにも注目して欲しい。


今作より、折り畳み式のフックキーパーを採用している。


移動時に使いやすいのは当たり前だが、


写真撮影の際にもルアーを適切な位置に留めておけるので、


お気に入りのタックルと釣った魚を一緒に写真撮影が可能だ。






写真撮影は渓流釣りの楽しみの1つとも言え、


綺麗な魚と道具をカッコ良く撮影出来ると何とも言えない満足感がある。


そういった細やかな遊び心を取り入れフロントグリップの直上に配置した。










気を付けて頂きたいのはリールを取り付ける際など、


フックキーパーは畳んだ状態でフロントグリップを回して頂きたい。







…と言うのも、


フックキーパーを起こした状態でフロントグリップを回していくと、


コルク部がキーパーに当たってしまう事もあり破損の原因に繋がってしまう。


フックキーパーを閉じた状態で、フロントグリップを回すように心掛けて頂ければと思う。









さぁ、第一陣の生産分が仕上がってきた。


今月末にかけて徐々に発送されていく予定だ。お楽しみに。

















Rayz Spectra


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新潟遠征 



フィールドテスターの久保田です。


年末年始は妻の実家に帰省がてら


新潟県上越市にてハタハタパターンのシーバスを狙ってきました。


ハタハタパターンは今回が初挑戦ですが、


新潟の友人曰くボリュームのあるルアーほど好反応な事が多いとのこと。


秋のハイシーズンなどではデカイルアーでも食うという事はよくありますが、


デカイルアーの方が好反応というのとは少し違う。


あくまで『デカイルアーの方が反応が良い』のがハタハタパターンだとか。







期待に胸を膨らませ一路新潟入り。


今回の釣行は30g以上の空気抵抗の大きい


ファットボディーのミノーがメインルアーとなる事、


磯や岩礁サーフがメインフィールドになり強引なファイトも必要になる事を考えて


ロッドは【POWER MASTER LIGHT CORE PML100】を選択。






ショアジギロッドですがショアジギロッドにしてはライトな感覚で使えて


ショアジギロッドとシーバスロッドの丁度中間といったロッド。


しかし魚がヒットした際には


これぞテンリュウという綺麗なベントカーブを描いてくれるロッド。






西風が8mとみぞれ交じりで吹き付ける中、


3か所目にしてガイドをしてくれている友人ヨーキーさんに待望のヒット!






悪天候の中でのファーストフィッシュは自分の釣果でなくとも素直に嬉しい!


ヨーキーさん、加藤さん、私の3人でハイタッチ。


この魚に続いたのは加藤さん。流石地元の名手のお二人です♪






そしてヒットパターンを模索していた私にもようやく待望のヒット!


根を強引に躱しながらランディングした魚は


70cmほどの白銀の眩しい綺麗な魚体。


これがハタハタに着いているシーバスか。






ハタハタは本来深海魚。産卵の時期だけ接岸し浅場にやってくる。


遊泳力には優れておらず波の力に流されて漂っているものを


シーバスが捕食という図式だと聞いていたのだけど、


ヒットしてきた時のルアーアクションは漂わせるというよりは


緩やかな波動のルアーをそれなりのリトリーブ速度で巻いてきてのヒットだった。






なんとなくヒットまでの感覚が掴めたからか魚の群れが回ってきたのか、


そこからはヨーキーさんと私に交互にヒット!










家庭の事情でこの時合いの前に帰宅となってしまった加藤さん不在が悔やまれます。


そして私の3本目。


根回りでヒット!


波の浸食で水中でえぐれているいる磯に向かい


これまでよりも1周り2周り大きいシーバスがエラ洗いをしながら突っ込んでいく。


波もセットの波が入って来ておりえぐれ根に容赦なく魚を叩きこもうとする。


強引に魚の向きを方向転換させ


無理やり磯にズリ上げた魚は86cmの腹パンナイスプロポーション!






磯にずり上がった瞬間にポロリとルアーが外れたのを見て思わず苦笑い。





曲りとパワーを併せ持つLIGHT COREに救われた結果となりました。


年末の締めの釣りとしては出来過ぎた釣果に大満足の新潟遠征となりました。






TackleData

Rod : POWER MASTER LIGHT CORE PML100M

Reel : 13' CERTATE3012

Line : YAMATOYO STRONG8 1.2号

       + FAMELL フロロショックリーダー 22lb

Lure : ZipBaits ZBL15HD-S

Wear : Anglers Design

Angler : Y.Kubota

Special Thanks : ヨーキーさん、加藤さん












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新生ディープライダー 〜JIGZAM-DeepRider Renewal !!〜






このシリーズを、リニューアルする時がやって来た。


ディープライダーというシリーズは、


既に独り歩きを始めており国内外で実績を積み重ねている。


いつの日か再編する時が来るのだろう…と思ってはいたが、


いざ目の前にして ハードルの高さに圧倒されてしまいそうだった。







完成度が高いロッドは、何年経っても色褪せないものだ。


でも釣り人の欲というのは、底無し沼の様に果てしなく続いていくもので、


そろそろ新しいディープライダーを…と期待してしまう方も居ただろう。






以前にジグザムシリーズの10周年として、


ブラックリミテッド を限定発売させて頂いた。


反響は大きく、再販の問い合わせが後を絶たない。


その時学ばせて頂いたのは、ベースのブランクは変えなくとも、


パーツをリファインすることで違う世界が見えてきたという事だった。


チタンフレームのガイドを搭載したモデルが欲しいとの要望もあり、


その結果としてブラックリミテッドに繋がった訳だが、


今回はパーツ変更だけではなく、


ロッドの命とも言える ブランクからリファイン を施す考えでいた。






各地へ釣りに行った際に、


直接ユーザーの方からの意見も色々と頂いており、


そういった色々な声を形にするのも目的でもある。


フィールドに出る度に粗探しの様なテストを繰り返してきた。


『ディープライダー』らしさを残しながらも、


いかにアップデートしたモノに仕上げるか…。


リニューアルの目標に掲げたのは、


『汎用性を高めたフラッグシップシリーズ』に仕上げること。






ジグザム・ドラッグフォース は機種別に強烈な個性が光るシリーズとして


ジグザムシリーズのフラッグシップシリーズとなっている。


それに対して基本性能を磨き上げていく事で、


幅広く対応できるフラッグシップシリーズとする事とした。


最終サンプルが目前に仕上がってきて、


やっと肩の荷が降りた気がしたのと同時に、


納得のロッドに仕上がった実感している。


徹底して無駄を排除していき、華美な装飾など要らず、


機能美とも言えるデザインに仕上げた。






生まれ変わったディープライダー。ご期待ください。








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