Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

理想と現実



年の瀬が迫ってきました。



もうすぐ2013年ですね。














来年発表するネタなんですが・・・。



何度もシーバスでテストしているモノです。



今年は、このロッドに手こずらされました。










1st プロトは、硬すぎでボツ。



2nd プロトは、折れた・・・。



3rd プロトは、柔らかすぎてボツ。



4th 、5th、 etc・・・。

















理想に近づいているのですが、



あとちょっとの部分が納得がいかないのです。



作ってはテストの繰り返しで、



もちろんフィールドでの実釣。



















たぶん、今のロッドでも80点は付けられます。



ですが、個性が無いんですね。



言わば、普通。

















今、目指しているのは、



『 昔 』のあのアクションを、



現代風にアレンジしてみたいのです。



細・軽・ピンなロッドではありません。

















正直、万人に受けないかもしれません。



でも、このアクションが分かる人は、



長年シーバスフィッシングをしている方だと思います。



そんなイメージのモノです。


















エゴイストなモノを作るってのは、



作る人がエゴイストでなければならない訳で、



単純にワガママなだけなんですが。



納得して手にとって頂けるモノをお届け出来るよう、



もう少し頑張ってみます。















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こんなの作りました!!









 TENRYUロゴシールです。




TENRYUのロゴの後ろに、




ドラゴンを入れてみました。




シンプルでカッコ良い!!















実は・・・、




このシールのサイズですが、




あの人気タックルボックスの天板に




ジャストサイズにしてみました。
















オフショアアングラーの間では、





人気のタックルボックスですが、





天板に貼るステッカーが、





なかなか丁度良いのがなかったのです。





















もうすぐ、店頭に並べられると思います。





皆さんも、ぜひ張ってみてはいかがですか?









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忙しさの中で楽しむ



海外の方からすると、



日本人は仕事に対して勤勉で、



働き過ぎと揶揄されるそうです。
















私のことを棚に上げるわけではないのですが、



何かと仕事に振り回されています。



久しくプライベートで釣りを楽しむ時間が



無くなってきています。


















『時間は作るもの』と言いますが、



時間があればテストばかりしている訳で・・・



(まぁ、テストとは釣りですが)



ある程度、仕事と遊びを分けて考えながら、



テストも楽しんでいるわけです。



















さて、先日の日曜のことです。






スタッフHが、



お客様を連れて研修会を行うとのことで、



三重県に行くとのことから、



一緒に付いて行くこととなりました。
















彼らは船に乗るとのことで、



私は一人、オカッパリで釣りをする予定でした。

















今回も、色々と検証したい事があり、



7本ほどのテストロッドを、



リールとの相性や、



ラインの太さ、



などなどをテストしていました。



















彼らが沖上がりで、



帰港するのは PM2:00くらい。




テストは順調に終わり、



PM1:00くらいには



十分なデータが取れました。

















さて、この残った時間を



有効に利用したいところです。
















スタッフHが、たまたま持ってきていた、



ルナキア・ソニック LKS77Mがありました。



手元には、メバル向けの小型ルアーが沢山。


















たまには、何も考えないで、



釣れる魚と遊んでみようとタックルを用意。



水中を目を凝らして覗くと、



イワシっぽい群れが多く泳いでおり、



カモメやトンビが水面で捕まえている状況。

















何か居るかな?と、



1gのジグヘッドに、



2.5インチのワームを付けて投げてみる。
















底までフォールして、


3・4回ほどシェイクしてはフォールを繰り返してみる。



ラインが 『 プッ 』 と、ふけるので合わせてみると、


小気味良い引き。








ハタの子供でした。










同じことを繰り返すと、



ポツポツと当たる。












大きくても15cmくらい。



なかなか、面白いので辞められない。

















途中で、もうすぐ帰港するとの入電。



船を着けるところに移動した。



そこで、海を覗くと、何か魚が群れている。



















考えるよりも早く、



ルアーをキャストしていた。











フォール中に当たるのだが、



一瞬のバイトなので、フッキングできない。













ウェイトを、0.1g刻みで落としていき、



0.5gのジグヘッドにしてみたところ、



魚がルアーを吸い込んで吐き出すまでに、



0.5秒ほどのタイムラグが出来るようになった。



掛けてみると、なかなかの引き。









メジナの子供でした。








その後も、何匹か掛けてはバラしたり、



キャッチしたりを繰り返した。



ラインが、1ポンドなので



無理は禁物。



出船していた彼らが戻るまでの30分ほど、



小型ながら面白いファイターが遊んでくれた。






















久しぶりに、



テストを抜きで魚と遊べた気がします。



日本人、息抜きが必要ですね。



皆さんは、釣りで息抜き出来ていますか?








Tackle Data



Rod : Lunakia Sonic   LKS77M



Reel : #2000 class



Line : 1 lbs



Lure : Jighead  0.5 - 1.0g  & Soft Bait



Angler : Staff  Funaki















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今さらですが SW97ML (長文です)


















今春に発売して、半年が過ぎました。



弊社の在庫で、残っているのが不思議な状況で、



いつも品切れしていてスミマセン。



作っているのですが、



予約注文で在庫出来ない状況が多いのです。














それだけ、沢山の方に支持されていると思うと、



ロッドデザイナーとして、



とても有り難く思います。



これからも、マニアック一筋で、



気に入って頂けるモノをお届け出来るよう、



精進致します。



















さて、これからのシーズン、



大型河川の河口部、



広大なサーフ、



または干潟など、



最高な時期となりました。



次の潮周りは面白そうです。



















そこで、活躍するアイテムが、














SW97ML  Exceed of Distance














そう、旧スワットを知る方ならピンとくるモデル。







前作 SW96ML Distance 







このモデルを超えるアイテムとして開発をしました。











Distance を超える、Distanceモデル。












何が違うか、というのが気になる所ですよね。



ここで、洗いざらい書いてみようと思います。





(発売する前に書けって、怒らないで下さいね)





















ロッドの生命線とも言えるブランクですが、



完全に1から再構築することから始まりました。



旧作を使っていて気になったことは、



持ち重り感と、バラシやすさ。この2つです。



















コンセプトである『かっ飛ばしロッド』の名の通り、



バキバキの高弾性素材を使用し、



肉厚でトルクフルなブランクでありました。



しかし、その高弾性化の結果、



ショートバイトを弾きやすく、



肉厚のため、やや持ち重りもあります。



また、シーバスを狙うには、



過剰過ぎるパワーがありました。
















そこは、アングラーの腕次第とも言われますが、



小職の様なヘタレには、もっと掛かりが良く、



軽いロッドが欲しい訳です。


















そこで求めたものは、



『かっ飛ばし』が可能で、



バレ難く、



軽い、ということ。



忘れてならないのが、



『ネバリ』強いということです。





















自重を抑えるため、前作よりレジン量を減らし、



軽量化を図りながら、



ティップは、弾性率を変化させ、



ソフトなティップにすることにより、



ショートバイトでも弾き難くしました。




















ベリーからバットは、



キャスト時のブレを少なくする為、



高弾性素材で固め、



テイクバックでロッドに掛かった負荷を、



素直に前方へ送り出せるテーパーに調節しています。




















ここで、ちょっと重要なのが、



キャスト時のブランクの曲がりです。



前作よりも、ややバットへ負荷が掛かりやすくしました。



それは、若干ですが曲がるということです。



















遠投競技の様なキャストをするのではなく、



一般的なキャストフォームで、



常にMAXに近い距離を出しやすくしています。



毎回100%の力で投げているよりも、



8割ほどでキャストしていた方が、



実釣においても集中力が続きますよね。




















たぶん、使う方によっては、



前作のブランクの方が飛ぶよ!



って方も居るかもしれません。



でも、良いんです。



シンドイ釣りをするより、



楽しく釣りを出来る方を選びました。



でも、不思議なモノで、



前作より飛距離が伸びた様に思えるのです。



今度、正確な実証を取ってみようと思います。






















パーツに目を移します。



なんと言っても、



Kガイドに目が行きます。



















前作は、ローライダーガイドシステムでしたが、



Kガイド化すると、



大口径のガイドとなる為、



ラインの通る軌道が大きく変わります。
























バットガイドの直径を、



一般的なサイズと比べると、



ワンランク小さくしました。




それは、ラインの収束をバットで押さえつけ、



上部へ移行していく時には、



直線的になるようにセッティングしています。



















これは、最新のKRコンセプトに近い考えですね。



ただ、マイクロガイドではなく、



太いラインシステムでも、



かっ飛ばせる事がポイントになるのです。



















そして、最後に、







ネバる ということ。








SAWTシリーズを使用頂けた方なら、



感じているかもしれませんが、



もっちり、と表現したほうが分かり易いでしょう。

















魚を掛けると負荷によってブランクが追従し、



バラシ憎くく、



タメる事によって、



自然とターゲットの顔を、こちらに向かせ



寄せてくることが楽になります。




















ちょっと長く書き過ぎました。






伝えたいことは、まだまだ有るのですが、



読むのも書くのもシンドイので、



この辺にしておきます。


















ホント、ロッドを考えるのって楽しいですね。



ちょっと、気になるようでした、



ぜひ、お店様で見てみて下さい。



気に入って頂けると思いますよ。


























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新生 ベイブレイズ







既に弊社HPをご覧になった方は



お気づきかもしれませんが




















BAY BLAZE ベイブレイズ 


 

リニューアルします。



















Kガイド を搭載します。





機種名の最後に 『 』 の文字が入ります。




















 

ただ、単純にKガイド仕様とするには、
 

竿屋として面白くないため、
 

生命線とも言える
 

ブランクから考え直しました。















 

基本的なアクションを変えず、
 

アンサンドフィニッシュにすることにより、
 

ブランクにシャープさを出しました。


















 

前作において、
 

十分なスペックを持っていたため、
 

リニューアルというハードルは
 

とても高く感じていました。


















 

今までと変わらないのでは、
 

変える必要がありません。
 

初回のサンプルが仕上がってきたとき、
 

正直驚きました。

















 

何年もロッドの事ばかり考えていると、
 

大体のイメージが出来ていたのですが、
 

これほどシャープになるとは予想外でした。



















 

以前のログで、
 

ボートシーバスに出かけていたのを
 

覚えていらっしゃるでしょうか?









→ 過去ログ 『東京湾クルーズ』

















 

あの時が、最終確認のテスト釣行でした。
 

キャストフィール、
 

フッキング性能、
 

バラシ難さなどを確認していました。

















 

それと、言葉で言いにくい感性的な部分なのですが、
 

持った時のバランスや質感なども、
 

総合的にOKが出せたので、
 

やっと製品化になったのです。












 

今回は、スピニングタイプのみになります。











 

Kガイドにして感じたことは、
 

ラインの抜けが良くなった様に思えます。
 

これは、 パワーマスター(ライトコア) でも感じたことです。
 

ガイド形状の角度や
 

直径のバランスに起因していると思います。


















 

トップ部は、大口径のリングとし、
 

バット部は、やや小さいモノにしました。
 

スワットを開発していたガイドバランスのデータを、
 

このシリーズにフィードバックしました。
 

無駄なラインのフケを少なくし、
 

スムースなキャストを可能にするガイドバランスです。













グリップも、細身で手にフィットしやすく、



こちらも、スワットからのイメージを活用しました。


















 

ベイトタイプは、スタンダードタイプを継続します。







 

…というのも、






 

ベイトタイプでKガイドに移行したところで、
 

メリットを見出せなかったのが本音です。















 

必要性を感じないのなら、
 

現行のままで行こうと考えました。
 

Kガイドにすれば、売れるのに…
 

…なんて考えではロッドを作っていません。


















 

やっぱり、
 

現場で鍛えたロッドが一番ですからね。
















 

11月末 頃のデリバリー開始になります。


 

ご期待ください。


 









 

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