Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

撃沈な日




本当に春なんだろうか。



三寒四温とは言うものの、



寒が度を過ぎでいる。



前週の土曜には、



諏訪湖周辺で5センチの積雪があったばかりだ。



















GWの初日。



木曾方面では小雪がチラついていた。



桜も蕾が目立った。



信州は春が遅いが、今年は寒暖の差が有り過ぎる。




















2日目。



友人を渓流へ連れていく約束だった。



午後からの約束だったので、午前中は天竜川へ。



初めに行ったポイントには、



ぷらぐ屋工房のN氏が入っていた。



まだ釣果が無いとのこと。



別のポイントへ移動してみた。


































前日の冷え込みが嘘のように、



ウェアを着ていると汗が滲む。



雲一つ無い好天だ。



しかし、水温が今一つ。




















水色は良いので釣れてくれればラッキーだ。



お昼頃まで探ってみたが…ノーチェイス。



途中でN氏から入電。



私の入っていた瀬から下流の淵で良型が捕れたとか…。



何かが噛み合わない。



















とりあえず腹が空いたので、町まで戻ることに。



軽く腹を満たしたところで、友人から連絡が。



食べられる魚が釣りたいとの申し出で、



低水温でも比較的イージーに捕れそうなイワナを狙うことに。



南アルプス水系の渓流に行ってみた。



















水温は低い。



目ぼしいポイントを何ヵ所も探ったが、



一回だけチェイスが有っただけ。



夕方まで頑張ったが…互いに釣れなかった。






(ゴメンよ、Y君!釣らせたかった…)





翌日に期待して、家路に着いた…。



































TackleData



本流用



Rod:Rayz RZ75M-BC


Reel:ALDEBARAN 7 Left


Line:MI207N 6lb









渓流用



Rod:Rayz RZ53UL


Reel:#200class


Line:Nylon4lb










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リアクションテンヤとは




3〜4年ほど前になるでしょうか、



関東を発祥に、



『真鯛テンヤ』がブームとなりました。



各社がこぞって専用アイテムを発表し、



全国でテンヤだらけになったのが、



記憶に新しいことです。



弊社も、レッドフリップにて



専用のアイテムを発表したわけです。























テンヤの基本と言えるのが、



出来るだけ軽量のテンヤと、



穂先が柔らかく、繊細にアタリを取り、



大鯛を狙って釣れるところにあります。



それは、『テンヤマダイ』シリーズにあたります。






RedFlip TENYA-MADAI


RF230-FL


RF245-FML




























前置きが長くなりましたが、



リアクションテンヤ』とは何ぞや?



という事です。



カタログ上では、



ビンビンの高感度のロッドと、



ヘビー級テンヤ、



極細ラインと合わせることとあります。



そして、急速フォールと、



着底後の繊細なアタリを取るわけです。





















言葉では簡単に書いていますが、



これが奥深いのなんの…。






















開発のキッカケは、



高知の大先輩からでした。



初めのウチは『テンヤマダイ』を使っていたのですが、



着底後の敏捷性が足りないとのことでした。



時間にして、コンマ1秒位でしょうか?



その一瞬で掛けられるか、



掛けられないかが分かれるとのことで…。



初め疑心を持っていたのですが、



実際に一緒に釣りをしたことで、



目から鱗でした。























その方の反射神経は、もはや神レベル?などと



中2病的な言葉で言いたくなるほど、



ビシバシとアタリを取っていくのです。



これは、専用のタックルが出来つつあったからこそ、



可能としていたわけです。






















まぁ、同じ専用タックルを持っても、



今だ敵いませんがね…。



(いつかギャフンと言わせたい)



















ここまで書くと、



リアクションテンヤを使えば完璧か?



と思えますが、



そうでは無いのですね。



リアクションテンヤは重いテンヤを使ってなんぼで、



軽量なテンヤには、『テンヤマダイ』タイプが合っているのです。






























3機種ありますが、



短くなるほどテクニカルで楽しくなります。



メーンラインも出来るだけ細くしていくと、



アタリが鋭くなり、ファイトもスリル感を味わえます。



勿論、ドラグ性能が良いリールを使うことが前提になります。



この釣り方が完璧な訳では無いのですが、



この競技性があり、何よりも自分のスキルが、



そのまま釣果に現れるのが楽しいのです。



ストンと落として、ビシっと掛ける。



ヤミツキになりますよ!

 

 

 

 

RedFlip ReAction-TENYA


RF742S-L


RF772S-ML


RF802S-M

 

 

 

 

 

 

 






 

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渓流ベイトタックル(リールの選択編)





ここのところ、渓でのベイトタックルが人気が



ジワリジワリと上昇してきました。



以前より楽しまれてきている方も多いでしょう。



ここで私なりのリール選びを、書いてみようと思います。







ちょっと長文です・・・。







正解でもあるし、間違いかもしれないので、



これらの点に関しては、1つの遊び方程度に



参考程度にして頂ければと思います。








































以前に『3gが壁』という事を書きました。



これはキャストにおいて低弾道でルアーを



ピンポイントに送り届けられるか、という事になります。



3g以下が投げられない訳ではないのですが、



どうしても弾道がフライになりやすく実用的と思っていません。




(私のスキル不足ですね…)




リールの性能にも大きく左右されます。



バスフィッシングでは当たり前となりつつある、



ベイトフィネスタックルと同様に



スプールを軽量にすることが得策でしょう。



同じリールでスプールをノーマルのモノと、



軽量なモノと比べてみました。



正直なところ、気持ち良さは比較になりませんでした。



さすが専用と言ったところです。
























更に投げやすさを追求していくと、



スプールに巻くラインも気にしたりもします。



普段は50mだけラインを巻く様にしています。



これはバックラッシュしても、



100mのラインなら残り半分を持ち歩いて、



現場で巻き直す事を考えての事ですが、



先日、知人との会話でスプールの重量を気にする方は多いけど、



ラインの重さも考えるべきと言われました。



確かにその通りで、



100m巻くのと50mとでは初速が変化します。



バックラッシュ怖さにしていた事だったのですが、



少なく巻くことで軽量になったことで、利にかなっていた様です。
























ベイトタックルでの利点として、



キャスト後に巻きだし直ぐにクラッチが戻せるので、



ルアーの立ち上がりスピードを着水後すぐに可能になります。



スピニングリールなら、ベールを戻すタイムラグが発生します。



手でベールを戻す方法で短縮が可能ですが、慣れが必要です。



ベイトタイプだとハンドルを回すと同時に巻きだしが出来るのが、



ストリームでの釣りでは有効と思っています。






























また、当たり前かもしれませんが、



ハンドルも キャストする手とは に、



右手で投げるならレフトハンドル、



左手で投げるならライトハンドルをオススメします。



巻きだしの時間を縮めることに繋がります。




(ハンドルの位置は慣れでカバーもできます。)



























ギア比も高いことに越したことはありません。



しかし、一概にハイギアが一番とは言えません。



ギア比が変化すると巻き取り量に変化が生じます。



以前にスピニングリールを新調した際に、



巻き取り量が変化した事で



リールに慣れるまで苦労した記憶があります。



理想はハンドル1回転が、



普段使われているスピニングリールと同じ位の



巻き取り量に合わせると良いです。



ベイトタックルでも巻き取り量を合わせることで、



スピニングと同じ感覚に近づけるのが良いと思います。



























ハンドルの長さの変化も気になったりもします。



円運動の半径、すなわちハンドルノブまでの長さが、



ベイトタイプだと短い場合が多いのです。



ハンドルを回すピッチのズレだけでも、



何か違和感を感じることも有るわけです。



(極端な場合ですけどね…。)



出来る限り普段のスタイルに合う



リールを選ぶことが望ましいです。























『まとめ』 をすると、





・軽量なスプールを装着





・ラインの巻き量を少なくする





・ハンドルの向き、長さを合わせる





・ギア比と巻き取り量を合わせる









以上の事を意識しています。



決してベイトタックルは、道楽的な釣り方ではなく、



実践的な釣り道具として遊べると思いますよ。

 

 

 













Rayz  RZ56L-BC ,  RZ75M-BC







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男たちの鱒釣り大会 結果発表




皆が続々と帰ってきた。



疲れているが、清々しい顔をしている。



持てる術を出しきった感じだ。



ドコの川に入ったとか、



何のルアーが良かったとか、話題が尽きない。



不思議と皆が違うエリアを攻めていた。



このエリア選択で明暗が別れた。



























早速、発表に移る。






















第5位   M・O氏   1匹   21センチ  アマゴ











大穴狙いで行ったが、大穴過ぎたか…



タイミングを外してしまった様だ。



尺サイズのみ焦点を当てて挑んだと言っていた。















































第4位   TUBOI氏   1匹   22.5センチ  アマゴ












強気に攻めたが噛み合わなかった様子。



渓流で16グラムのメタルジグまで活用したとか…。



何ヵ所かの川を回ったが、サイズに恵まれなかった様だ。





































第3位   FUNAKI   2匹   合計59センチ







38センチ イワナ








21センチ アマゴ





あと1匹に泣いた…。



尺サイズを持ち込んでも勝てない…悔しい〜!



















































第2位   T・H氏   3匹   合計64センチ









アマゴ 21センチ











アマゴ 21センチ











アマゴ 22センチ








本人の経験値こそ少ないが、



知っている場所で手堅く揃えてきた。



1匹は銀毛した極太アマゴが凄かった。



惜しいの一言!



















































第1位   T・S氏   3匹   合計  72センチ









アマゴ 24.5センチ










イワナ 24センチ











アマゴ 23.5センチ











片道1時間近くかけて最遠の川までチャレンジしての結果。



皆が1匹に喘いでいる中で、一時は爆釣状態だったとか。



ルアーもM・O氏のハンドメミノーだった。



数を釣ってサイズを伸ばしたと語る。



リスキーな選択から勝利を導いた様だ。






























全員の釣りで一致した事があり、



『レンジが深い』ということ。



水温が低いので魚の活性が低く、



食い気がある魚のレンジに合わせて、



ルアーをコントロールするとバイトが得られた。



カウトダウンしてレンジを合わせるか、



ルアーの潜る深度を選んでいた訳だ。






















さて、状況として決して楽に釣れる訳ではないが、



そんな中でも最善のエリアを見つけるゲーム展開となった。



最近、渓流域での釣りがマンネリ化しており、



あまり頭を使わなくても満足していたが、



今回は馬車馬の様に釣りに集中していた。



場所、時間、ライバルの動向、タックル、



全てを考えて釣りをしていた。



久しぶりに釣りに燃えた1日だったと思える。



















次回は、梅雨明け頃に企画が進んでいる様だ。



次こそはと、それぞれの仲間が考えていることだろう。



それまでは、頑張って練習しておこうと心に決めた日だった。

 

 

 


 





Tackle Data


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



Angler : M・O


Rod : Rayz RZ65ML


Reel : #2500class


Line : PE 0.8




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Angler : TUBOI


Rod : Rayz RZ56L


Reel : #2000class


Line : Nylon 4lb




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Angler : FUNAKI


Rod : Rayz RZ53UL


Reel : #2000class


Line : Nylon 4lb


Lure : ぷらぐ屋工房 Type




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





Angler : T・H


Rod : Rayz RZ56L


Reel : #2000class


Line : Nylon 4lb




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Angler : T・S


Rod : Rayz RZ56L


Reel : #2000class


Line : MI207N 4lb




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




Others : TENRYU Fishing Ribbon





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
























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男たちの鱒釣り大会




4月中旬、



朝も明けきらないコンビニの駐車場に5人の男たちが集まった。














皆、弊社TENRYUに勤める鱒釣りに自信がある者ばかりだ。





(井の中の蛙とも言われますが…) 。





その中でも一番を決めようと考えたわけである。



一位になっても栄誉だけ。



本来なら馬鹿馬鹿しいと思うのだが、



馬鹿なことを本気でするほど楽しい。





















大会のルールは、個人戦で3匹の全長の合計で競う。



ルアーのみ使用が許され、毛鉤や餌釣りは禁止。



ターゲットはアマゴとイワナのみ。



エリアは、長野県の南部(下伊那漁協 圏内)と絞られる。



しかも、本流やダムでの釣りは禁止。



支流と呼べる渓流域のみだ。



それでも、下伊那漁協圏内には無数の河川がある。





下伊那漁協の河川(PDF)





5時に出発して15時に帰着。



10時間のうちに行ける場所も限られてくる。



時間、場所、先行者などを考えながら、



その日に釣れると思われるポイントを絞りだすのだ。






















当日の天候は快晴。最低気温マイナス3℃、最高気温が17℃。



前週に爆弾低気圧が駆け抜けた翌週だ。



前々週に川に入ったときは、春爛漫な陽気で楽しめたが…



今回はそうも行きそうもない。



しかも、このメンツだ。



それぞれ得意なエリアを持っていて、



誰もが優勝するだけの実力者ばかり。





(何度も書きますが…井の中の蛙達です)





 前々週に良い釣りを経験しているので



敗けられない気持ちがある。



お互いの手の内を知っているので尚更だ。



















クジ引きで出発の順番を決める。










(私は1番)。





車の出ていく方向で入る川を予測できる。



出発から駆け引きが始まっているのだ。



『たぶん、アイツ…●●川だな』とか、



『やっぱり、そっちに行ったか〜』など



心の内で思っているのだろう。

























さぁ、ドコに行こうか!



今までの経験だと、この時期は少しでも水温が高く、



水量も安定している所が良いと思っている。



行くとこは決まっていた。いつも通っている川。



ポイントによっては発電の為に



上流で取水した水を落としているので水温が低い場所がある。



狙いは放水溝より上流で、水温と水量が安定しているエリアだ。
























サクっと準備して探ってみる。



今回は レイズ 53Twichin' を使った。



ダウンストリームでミノーをユックリ見せて、



活性の低い魚を拾っていく作戦。



ルアーは5センチ5グラムのヘビーウェイト系のミノーだが、



ノリを優先して選んでみた。



水温を計ると4℃…。













ガイドも凍っている。













日が昇らないと、ちょっとキツイ。













暦は春なんですが・・・



霜で草花に元気がない。





























目ぼしい場所を効率よく探っていくと、アマゴが出てきてくれた。















何とか一安心。



あと二匹がリミット。



日も出てきて温存していたエリアを探ってみると、



デカイのが追いかけてきた。



目の前で食い損ねたので、執拗に誘ってみるとバイト!



なかなか引きが強い…。













ネットイン出来たとき、一人で吠えていた。



今日は勝ったかも…。



(この余裕が後を狂わせる)




















気の緩みから、アプローチが雑になっていく。



何度かバラシがあった。



その後、15センチ程度のモノは釣れるが、




























20センチの壁を越えられない…。



また、バイトがあっても早アワセでフッキング出来ない。



時間も迫ってくる。



焦りがミスを誘い、なかなか思うように行かない。



そんなこんなで、タイムアップ。



余裕をみて一番に帰着し、皆の帰りを待つ。



正直、勝つ自信はこの時点であった…。



けど、世の中甘くないわけで。









次回、結果発表です。

 

 

 

 

 

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