Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

タイラバ・タクティクス Vol.18

 

こんにちは、スタッフMです。


私は展示会などでタイラバファンの方に

 

「リールは何を使っていますか?PEの号数は?タイラバのヘッドは?針は?」

 

等と聞かれることがあります。


なので、今回は私の使用しているタックルの状況による使い分けを紹介します。


使用する状況とタックル内容は以下の通りです。

 


・水深50m未満、バーチカルでの早掛け

 

ロッド: RF5111B-ML


リール: S社 バンタムMGL PG


PE: Y社 X8 0.8号


リーダー: K社 グランドマックスFX3号


ヘッド: 25〜60g


ドラグ: 1

 

 

・水深50m以上のバーチカルor軽いドテラでの早掛け

 

ロッド: RF5111B-M
 

リール: S社 バンタムMGL


PE: Y社 X8 0.8号


リーダー: K社 グランドマックスFX3.5号


ヘッド: 60〜120g


ドラグ: 1.2

 

 

・水深50m未満、バーチカルでの乗せ

 

ロッド: RF661B-L


リール: S社 オシアコンクエスト200PG


PE: Y社 X8 0.8号


リーダー: K社 グランドマックス3号


ヘッド: 45〜80g


ドラグ: 0.8

 

 

・水深50m以上、バーチカルでの乗せとドテラの状況

 

ロッド: RF661B-ML


リール: S社 オシアコンクエスト200PG


PE: Y社 X8 0.8号


リーダー: K社 グランドマックス3号


ヘッド: 60〜120g


ドラグ: 1

 

 

・水深50m未満、バーチカルで思いっきり乗せ

 

ロッド: RF792B-L


リール: S社 オシアコンクエスト200PG


PE: Y社 X8 0.8号


リーダー: K社 グランドマックス3号


ヘッド: 45〜80g


ドラグ: 0.8

 

 

・水深50m以上、バーチカルでの乗せとベイトタックルでのドテラ

 

ロッド: RF792B-ML


リール: S社 オシアコンクエスト300PG


PE: Y社 X8 1号


リーダー: K社 グランドマックス3.5号


ヘッド: 60〜120g


ドラグ: 1

 

 

・比較的浅めのエリアでキャストを多用する状況

 

ロッド: RF682S-ML


リール: S社 ツインパワー4000PG


PE: Y社 X8 1号


リーダー: K社 グランドマックスFX4号


ヘッド: 25〜70g


ドラグ: 1.3

 

 

・思いっきり潮の飛んだ状況でのドテラ

 

ロッド: RF742S-M


リール: S社 バンキッシュ4000


PE: Y社 X8 1号


リーダー: K社 グランドマックスFX4号


ヘッド: 60〜120g


ドラグ: 1.5

 

 

以上のようなタックル内容です。


その日に行くエリアから必要そうなタックルを3本くらい選んで持って行く感じです。

 

例えばドテラ流しメインの玄界灘で乗っ込み時期にタイラバをする場合、

 

潮がそれほど飛んでない時には掛け中心のRF5111B-M


潮が飛び始めてタイラバを潮に乗せて流したい時にはRF661B-ML

 

潮が飛んでタイラバの着底回数を増やしたい場合にはRF742S-Mを使います。

 

バーチカル流しメインの瀬戸内海で乗っ込み後にタイラバをする場合は、

 

乗せ中心のRF792B-Lをメインロッドに、回復気味の鯛を広範囲に狙うのにキャスティング用のRF682S-ML


ベイトを追っていたり、貝を食べている鯛がいればRF5111B-MLを使います。

 

こんな感じで8アイテムあるタイラバロッドをパターンに合わせて使い分けしています。


皆さんもタイラバ釣行の際にはパターンを考えながら最善のタックルを選んでみて下さい。

 

 

 

 

あと皆さんによく聞かれる早掛けのタックルについては、次回のブログで少し詳しく書きます。

 

 

スタッフ M

 

 

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スパイク SK772S−M(イエローテール)

 

Spike SK772S-M (Yellowtail)

 

 


【タックル設定の目安】


リール:S社6000〜8000番 , D社4000〜4500番


ライン:PE (3〜4号)、Leader(60〜80lb)


ルアー:Best(40-60g) Max(90g) 


ドラグ:5〜7kg(45°)


ターゲット:10kg以内の回遊魚(ブリ・ヒラマサ・カツオ・シイラ等)
 

 

・近海オールラウンド・テクニカルモデル


前作のスパイクSK772YT−Lの後継にあたる機種で、


アクション、ガイド、グリップに到るまで全てを見直し、


全く新しいロッドとして作り込んだモデルだ。


オフショアでのキャスティングゲームにおいて、


船上で取り回しの良い長さは、短いほど場所を選ばず使い易い。


ただし短くなるほど遠投は難しくなるため、バランスを求めてくると


およそ7〜8フィートほどの長さが扱い易い長さとなってくる。


想定したのは、比較的小型の船や喫水線の浅い船などでの使用で、


オーバーヘッドでのキャスティングを主体に、


ジャーク時に水面を叩かない程度の長さが欲しいと思っていた。

 

 

 

・前作との違い


前作と全長は同じだが、リアグリップ長が3.5cm延長しているため、


有効長と言える長さは少しだけ短くなっている。


これは、キャスト時に引き手の力(グリップエンドを引き付ける力)を


高める為に若干だけ長くしたのが狙いだ。


ただし、引き手の力が強すぎるとティップが暴れてしまい、


ラインがスムースに出ないため飛距離が落ちる原因となってしまう。


引き手の力を活かしながら、ティップの収束を如何に早く抑え込み、


前作よりも飛距離を伸ばせるロッドに仕上げるかが難しかった。

 

 

・難儀したテスト


フィールドアドバイザーの伊藤氏に初期サンプルを渡すと、


もっとシャープなアクションに仕上げて欲しいとの指示だった。


やはり振り切った際に、ティップが暴れてしまいフィーリングが悪いらしい。


今度はアクションをファースト(先調子)のタイプに変更してみると、


シャープさは増したがティップの収束が悪いらしい。


穂先だけがプルプルと震えてしまい、失速が否めないとのことだ。


要するに、ティップ、ベリー、バットのパワーバランスと、


テーパーデザインのバランスが合っていないのが原因であった。


ロッドを振り切った際にオツリが出ない黄金比を求めて、


地道に微調整を繰り返しながらテストを行っていった。

 

 

・完成形


前作よりも、ややスローに曲がるレギュラーテーパーで、


全体的にパリッとしながらも曲がるアクションに仕上げてみた。


張りが有るけど、負荷を掛けると曲がり込むといった方が分かり易いだろうか。


40〜60gのダイビングペンシルを扱い易い設定で、


90gまでのプラグをフルキャスト出来るスペックに仕上げている。


70〜80gのプラグは、引き抵抗が少ないルアーなら扱い易いが、


抵抗が強いとルアーの動きにキレが出しにくいと思う。


上記のタックル設定を基準に、選んで頂ければ幸いだ。

 

Staff Funaki
 

 

 

【関連記事】


・新型スパイク New Spike(2020年1月30日掲載)

 

 

 

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SWAT SW932S-LML (Tidal Walker)

 

 

SWAT SW932S−LML(Tidal Walker)

 

Lenght (9'3"ft)  Lure (MAX35g) Line (MAX16lb , MAX PE1.2号)

 

 

 

【Tidal Walker】


ロッドのサブネームを見て気付いた方も多いはず。


このモデルには、SW842S-LML(以下SW84S)と同じサブネームを施している。


コンセプトとして、都市型フィールドや中規模河川でのゲームを主体として、


比較的にライトタックルでの遠投に拘った機種に仕上げてみた。


SW842S-LMLが近接ポイントに向いているモデルとして、その相対するモデルと言える位置付けだ。

 


【遠投+操作性≒長さ+α】


各フィールドで必要と思えたのは、8ft台の長さでは一歩届かないポイントの攻略だった。


橋脚を狙うにも一本目なら充分届くが、二本目にはギリギリ届かなかったり、


届いたとしてもルアーを流すコースには少し足りなかったりと遠投を求められる条件は多い。


遠投だけに特化するなら、もっと長いモデルの方が向いているが、


ピンに入れた後は繊細な操作性も欲しく、結果的に9ft前半の長さに落ち着いてくる訳だ。


ただ、ロッドは長い程“しなり”が発生する為に、


SW84Sを長くしただけではダルダルのロッドになってしまう。


実質的に10インチ(25cm)ブランクを延長しており、


ダルさを消し8ftクラスに匹敵する操作感を求めるには、ピンとしたバットの張りが必要だった。


バット部を高弾性カーボンで締め上げ、お家芸でもあるCNTで粘りを強化。


少し太めのバット径として、テーパーを強めてシャープさを挙げたことで、


使えるルアーの幅がSW84Sよりも若干広がったのは嬉しい誤算だった。


キンキンの高弾性では無く、適度に潮の抵抗を感じられる感度なので、


ルアーの位置が見失わない範囲の感度ということを付け加えておきたい。

 


【他の機種との棲み分け】


遠投を目的にすると、SW972S-MLとの違いが求められてくる。


選ぶ基準となるのは、使用頻度が多いルアーウェイトを20gを境にして、


軽ければSW932S-LMLの方が扱い易さが上になってくる。


逆に20gより重たいルアーが中心ならば、SW972S-MLの方を選ぶようにしている。

 


【タックルバランス】


ロッドに対して多い質問は、何のリールがベストバランスなのか?


何のルアーに対応するのか?といったところだ。


簡易適だか、私の使っていたタックルバランスを紹介しよう。

 


・リール


S社 C3000〜4000番、D社 LT3000〜LT4000番


基本的にリールのサイズの目安は、スプールに巻けるラインのキャパシティを参考に


選んで頂くのが良いとお伝えする様にしている。


一般的にシーバスフィッシングで使用する事の多いPEライン(0.8〜1.0号)を基準に、


およそ150〜200mを巻けるリールで有れば良いと思っている。


もし、大型のターゲットが予想出来る場合は両社共に4000番クラスに上げ、


リール自体の巻き上げ力を上げて対処するのも有りだ。

 


・ライン


PEラインの0.8〜1.0号を基準として、


16〜25lbのショックリーダーを1ヒロ取ってテストを繰り返していた。


1.2号を上限としているのは、近年のラインは強度がロッドを上回ってしまう為、


参考数値としてナイロンラインを使った場合でMAX16lbとも表記している。


これは昔からルアーフィッシングを嗜んでいる方なら知っているかもしれないが、


16ポンドクラスのロッドという表現方法であり、


リールのドラッグ上限値をラインの1/3に設定して使うのが一般的な設定だ。


従って1ポンドの場合およそ453gなので、453×16=7248(g)となり。


リールのドラグ設定は、7248gの1/3だと2.4kgがドラグMAXの値になる訳だ。


シーバスの口は弱いため、2.4kgに設定していると身切れしてしまう可能性もあり、


実際には1kg程の設定で使うと魚をバラシ難くなる事だけ覚えておいて貰えばよい。


厳密に言うと、ロッドとラインの角度によってドラグ値も変わるのだけれど…


これは別の機会に書くことにしよう。

 


・ルアー


ミノープラグ(7〜25g)


リップ有りのミノープラグとリップレスミノーを含めた範囲で、


7cm〜12cmのサイズをメーンに扱い易く感じられる。


一般的にシーバスミノーと呼ばれるルアーは、ほぼ全般対応してくれる。


シンキングペンシル(7〜30g)


バチ抜けに活躍する比較的軽めのルアーから、ややボトムを意識したシンペンまで


リップ有りのミノーよりも幅広く扱えると思う。


ティップが少し入ってくれるので、適度な引き抵抗を感じられるのが特徴。


バイブレーション(15〜30g)


このルアーは引き抵抗の強さが重要で、


小型なら動きが強め、大きめなら動きが弱めの方が合っていた。


35gでもフルキャスト出来るが、あまり抵抗が強いルアーだと、


カレントが強いエリアでは少し負け気味になる事をご承知頂きたい。


ブレードベイト(15〜20g)


こちらも上記のバイブレーションと同じで、引き抵抗が軽い方が扱い易い。


リフト&フォールを多用する方は、SW922S-Mがティップが強いためリフトし易く、


SW932S-LMLではリトリーブ中心で使った方が釣果が安定していた様に思えた。

 

 


以上の内容が、テストで分かっている範囲だ。


使用頻度が高いモデルだからこそ、念入りなテストをしてきたつもり。


じっくりと吟味して、ベストと思えるロッドを選んで頂きたい。


Staff Funaki

 

 

 

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ボートシーバスのススメ

 

ベイエリアに点在するマンメイドストラクチャー。

 

至る所にポイントが有り、機動力を生かしたボートでのゲームは奥深い魅力を持っています。

 

今回は私が普段通う東京湾での、ボートシーバスの魅力とロッド選びを紹介します。

 

 

【多彩なベイトに合わせたルアーセレクション】

 

東京湾のベイトの代表格はイナッコ、コノシロ、バチ、イワシ。

 

釣れるシーバスは非常に健康的でサイズの割に引きが強く、アングラーを楽しませてくれます。

 

夏はイワシを捕食している傾向にあり、シーバス以外の魚もイワシを捕食している時期は非常に美味しいです。

 

ランカーサイズの出現率は産卵前の秋・冬には劣るかもしれませんが、

 

強烈な引きが好きな釣り師には楽しい時期です。

 

使用するルアーですが、トップ系、バイブレーション、シンキングミノー、

 

ブレイドベイト、ワインド、メタルジグなど

 

冬の大型・波動系と比べると、キラキラ、ビュンビュン、ガラガラと小さいながらも

 

派手な動きのキャラクター達が揃います。


夏は早巻きやジャーキング等で反射食いを誘うのが定番となります。

 

 

【ショートロッドでスピーディーなゲーム展開】

 

アグレッシブな釣りに向くロッドが、ベイブレイズ BBZ601S-MLK

 

6ftといった取り回しの良い長さなので、ピンスポットのキャスト精度が得やすいです。

 

デイゲームはルアーの動きがシーバスにもキャッチされやすいので、

 

ルアーを見切られないようなアクションが重要です。

 

タナ取りも重要なので、シンキング系のルアーで釣れるレンジを探るのも有効です。

 

 

【セミロングロッドとロングロッド】

 

BBZ662S-LKはトップウォーターや軽めのルアーに向き、

 

穂先がソフトなのでトップウォータープラグの自然な動きを演出できます。

 

小さくて軽いルアーに反応が良い時にこちらのロッドは重宝します。

 

BBZ662S-MLKBBZ702S-MKはディスタンスが必要な場面で有効となります。

 

橋脚打ちを例に挙げますと、アクアラインの橋脚は規模も大きく魚のストックも多いポイントですが

 

潮流をダイレクトに受け、ボートを近づけることが出来ない状況が多々あります。

 

それ以外にも干潟のブレイクや工場の壁際にも有効なので、ロングロッドは必要になってきます。

 

 

【最後に】

 

東京湾のボートシーバスは魚のストックも多くキャッチ率は比較的高い釣りになります。

 

まだ未経験の方は是非、初夏のボートシーバスを体験してみるのはいかがでしょうか?

 

午後出船のボートもありますので、早起きが苦手な方にもお勧めです。

 

 

Staff I

 

 

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スピードスティック『発売時期』

 

スピードスティック の 発売月は2020年7月を予定


5月1日(本日)より予約受注を開始。


※ご予約は弊社製品を取り扱いの釣具店様へお問い合わせください。

 

※詳細スペックや価格も決定しているので、詳しくは弊社ホームページを参照ください。

 


フィッシングショー(1月)の時点では、秋頃の発売となるとお伝えしていたが、


沢山の方から少しでも早くリリースして欲しいとの要望を頂いていた。


そこで何とか早い時期に、アングラーの下へ渡せないかと調整していた。


そして、ある程度の算段が終わり今回やっと発表出来るに至った。


今出来る事を努力した限りでは、


7月のリリースが出来そう…とだけお伝えしたい。


何せこの世の中、色々と自粛モードの為に


この日に発売とは言い難い事をご承知頂きたい。


ただ…正直なところ何か達成感というのか、


遂に発売されてしまうのか?と感慨深い物を感じている。


温め続けていた卵が、遂に雛となって孵るときがきたと思う所だ。


お手元に届けられるまで、楽しみにお待ち頂きたい。


Staff Funaki

 

 

 

バスロッド温故知新。あの名竿がよみがえる!!
スピードスティック・プロジェクト序章
ルアマガプラス(2020年4月13日掲載)

 

 

 

 

 

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