Staff BLOG

ロッドメーカー天龍(テンリュウ)のブログです。新商品紹介や釣具開発の裏話、釣りコラムなどロッドの特徴を綴っています。

ルナキア LK752S−MMHT 開発秘話

 

 

Lunakia LK752S-MMHT    7'5"(ft)  2pcs Lure(MAX10g)  Line(MAX7.0lb , PE0.5)

 


『パワー重視フィネスモデル』


ウィードが生い茂ったエリアでのライトリグ、キャロやフロートリグの遠投、


小型プラグ類全般に対応し繊細さと力強さを併せ持った機種である。


だが、ここまで開発時間を要し、発売時期を延期させる事になるとは思いもしなかった。


今回は、コンセプトの確立と開発の経緯を紹介していきたい。

 


参考タックルバランス


・リール:D社#2500-LT2500、S社#2500-C3000

 


・ジグヘッド単体(1.5-3g):モノフィラ(2-5lb) PE(0.3-0.5号)、リーダー(フロロ4-8lb)


・キャロ&フロートリグ(〜10g):PE(0.5号)、リーダー(フロロ6-8lb)


・プラグ(〜10g):モノフィラ(3-5lb) PE(0.4-0.5号)、リーダー(フロロ4-8lb)

 

 

 


メバルロッドからのスタート


水面まで生い茂った藻のエッジをスレスレに通すと、


良型のメバルがヒットする場所があった。


プラグ類やジグヘッド単体を使い、リトリーブ中心の誘いで探り、


バイトと同時にカバーから引きはがすファイトが必要で、


それまではルナキア・マグナムがその役を担っていた。


釣法は進化し、キャロライナリグやメタルバイブなど、


縦方向へのロッドワークも迫られる様になってくる。


常にテンションを受けてアタリを取るのと、


張らず緩めずのテンションでアタリを捉えるにはロッドの性質が変わり、


一般的にメバルロッドとはテンションを常に感じる様に、


ロッド全体がしなやかなアクションの物が多い。


しかし、柔らかいだけでは縦方向へアクションを加えようとすると、


ロッドが負荷を吸収してしまい誘いが掛け難くなってしまう。


ローテンションでバイトを捉えるには、ルナキア・ソニックが適していた。

 

 


矛盾への挑戦


そこでルナキア・マグナムのネバリ強さと、


ルナキア・ソニックの繊細さを併せ持ったモデルを作ってみようと考えた。


ネバリを強くすれば繊細さは薄れ、繊細さを求めるとパワーは落ちる。


この矛盾はどんなロッドでも同じで、自分達が納得できる範囲を設定し、


そこまで近づけていく地道な作業が必要で、決して近道なんか無い。


初めにマグナム LKM78Mをベースとして、サンプル作成に取り掛かっている。


最初の時点では、ステディリトリーブだけなら使えるロッドだったが、


根本的に張りが足らず、キャロ等の使い難さに欠けたアクションであった。


張りを高める為に高弾性化を行い目標値まで近づけて行ったが、


テスターの蔵野氏からは何度もの作り直し要請を頂いていた。


 ・マグナムの曲がりも欲しいけど、絶対的なパワーと操作性が欲しい。


 ・キャロ、プラグも使える様にして欲しい。


 ・レギュラーテーパーではなく、もう少しファースト寄りとしたい。

 

 


発売時期の延期


LK822S-HTと同じく、他の完成している機種に比べ納得の行くレベルではなかった。


自分達が欲しかったロッドは最初に書いた通り、


『ライトリグ、キャロやフロートリグ、小型プラグ類全般に対応した機種』であり、


ネバリと繊細さを併せ持ったモデルである事にこだわっている。


地道に試作を重ね、やっと納得出来るモデルに仕上げるには2年以上が必要だった。


ブランクはチューブラ構造にこだわり、マグナフレックス製法で成形している。


(機種名の最後に入っているTはチューブラの意味)


バットにC・N・Tが入ったことでマグナム譲りのネバリも相まって、


このクラスでは相当強い部類のパワーを持たせることが出来たことで、


Mクラスの使用感でMHクラスのバットパワーとなり表記もMMHとした。


ガイド形状はKタイプを採用し、PEラインを主体に使え、


状況次第でモノフィラ(3-5lb)も扱い易いサイズも狙った。

 

 


最後の落とし穴


短いレングスのモデルと同じ様に、量産化が図れる限界に近い軽量化を狙っていたが、


軽くし過ぎた故に持ち重り感が悪く、モーメントの改善が必要とされた。


アクション(調子)は申し分ない域に達していたが、


リールをセットして手に持った際に縦に捌く操作をすると、


フロントヘビー(ティップが重く感じる)のバランスとなってしまっていた。


グリップサイズの変更と位置の微調整、ガイド位置の変更など、


胃がキリキリと鳴くような調整を繰り返していくと、


持ち重り感は解消され気持ちの良い振り心地を手に入れられた。

 

 


マグナム×ソニック


ルナキア・マグナムをベースに始まったロッドは、ソニックの要素も加えていき、


両方の良さを併せ持ったモデルに仕上げられたと思う。


1g以下のスーパーライトリグ等をカバーする事は不可能だが、


上記の参考タックルバランスでも書いたタックルにはベストと感じている。


他の機種とも使い分け、システムの構築には必須のモデルともなった。


ライトゲームの攻めの一手として、ぜひ一考頂きたい。


Staff Funaki

 

 

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ルナキアLK6102S−MLT開発秘話

 

 

Lunakia LK6102S-MLT    6'10"(ft)  2pcs Lure(MAX5g)  Line(MAX4.0lb , PE0.4)

 


『リアクション特化型モデル』


リアクションの釣りが活きてくるデイゲームでは、ワインドやメタルジグが効果的だ。


ターゲットを反射的に口を使わせてしまう事を狙い、


リアクションの釣りに特化した専用モデルとして昇華させたのが今モデルである。


また、MLクラスのパワーを利用して、他のジグヘッド単体向けのモデルと使い分け、


少し重めのリグにも対応出来るように設定もしている。


今回は、このモデルが生まれた背景を紹介していこう。

 

 


参考タックルバランス


・リール:170g以下


・ワインド(ジグヘッド 1.5-4.5g) : PEライン(0.2-0.4号)


・スプリットショット(1-5g) : PEライン(0.3-0.4号) or モノフィラ(1-3lb)


・プラグ&ジグ(〜5g) :  PEライン(0.3-0.4号) or モノフィラ(1-3lb)

 

 

 


特化型の要望


一般的にスーパーライトゲームは陽が落ちてから夜間での釣りが主体ではあるが、


ワインドやメタルジグなどを使いトゥイッチ&ジャークが日中でも効果的なのが


解明されてきた事で、デイゲームでのタックルも欲しくなってきた。


既に2機種(LK582S-LSLK632S-LMLS)にてジグヘッド単体向けが


試案として挙がっており、これらよりも少し強めのモデルも必要と言われていた。


そこでベースとして考えたのが、ルナキア・ソニックLKS610MLであった。

 

 


旧作からの進化


ソニック LKS610MLは、チューブラで成形されたブランクで、


適度な張りと軽量リグの操作性を併せ持ったモデルであった。


チューブラの特性は、ティップの反発(戻る速さ)がソリッドに比べて強く、


トゥイッチやジャーク等で意識的にラインスラックを出すことに向いている。


そういった面でデイゲームに必要な要素にむいており、


このモデルを最新の技術でブラッシュアップしてみようと考えてみた。

 

 


  試作  


想定しているリグは、1〜2gのワインド、


3g程のメタルジグやメタルバイブとミノー等のプラグ類だ。


試作ロッドを作成し、テスター蔵野氏とテストを繰り返していく。


初回サンプルからのレポートは下記の通りだ。

 


『ワインドモデルとして1.5〜2g前後のウェイトは使い易い。


 アクションとワインドを跳ね上げさせる際のベリーのパワーは有る。


 曲がった時(魚を掛けた時)の突っ込みに対応する追従がもう少し欲しい。』

 


こういったレポートから、シャープ感を残したまま


荷重を掛けた際にフレキシブルに曲がるアクションを求めて行く。


何度かの試作を重ね、ある程度まで煮詰まって来ていた。


ガイドは、PEラインの使用も考えてKタイプのフレームを採用し、


極細のPEラインを使っても絡み難いセッティングとしている。


もちろん状況によっては、ミノーやペンシルベイト等も使うので、


プラグ類との相性を考えるとモノフィラ(単糸)にも対応するセッティングだ。

 

 

特化&汎用


デイゲームでは、PEラインを使ってワインドやメタルジグ等に相性が高く、


メッキやカマス等を狙ってミノープラグでも面白い。


ナイトゲームだと、少し潮流の早いエリアや風が強い際に、


少し重めのジグヘッド単体(1.5g〜4.5g)を使う事にも長けている。


他にも、小型クランクベイトを使ったハゼ狙い(ハゼクラ)など、


アングラーの使い方次第で色々と楽しめるモデルだ。


弊社HPで行っている写真投稿で届いている内容を見ると、


想定以上の釣果を上げている方も多く、まだまだ未知数のロッドかもしれない。


このロッドの持つポテンシャルを、ユーザーの手で引き出してみて欲しい。

 


Staff Funaki

 

 

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ルナキア LK632S−LMLS 開発秘話

 

 

Lunakia LK632S-LMLS    6'3"(ft)  2pcs Lure(MAX3g)  Line(MAX3.0lb , PE0.3)

 

 

 

『掛け重視のフィネスモデル』


アジングやメバリングなどスーパーライトゲームにおいて、


ジグヘッド単体のリグ(後述ジグ単)はスタンダードとなっている。


そのジグ単を使用しての『早掛け』にこだわって作ったのがLK632S-LMLSだ。

 


参考タックルバランス


・リール:170g以下


・ジグヘッド単体(1-3g):モノフィラ(1-3lb)、リーダー(フロロ2-3lb)


・スプリットショット(1-3g):モノフィラ(1-3lb)、リーダー(フロロ3-5lb)

 

 


コンセプトを固める


テスターの蔵野氏と次期モデル(現在のルナキア)の話を進めていた時のこと。


いろんな案が飛び出してくるけど、とりあえず『基本となる機種』が必要と思えた。


ジグヘッド単体での使用は、リーリング中心の操作からロッドワーク中心の使い方が重視されてきていた。


ルナキア・ソニックでも、LKS610MLといったモデルを追加したのも、


ロッドワーク中心の使い方に対応する為ではあったが、時代は更に先の次元での要求が高まっていた。


一昔前とは違い、アタリを捉え積極的にフッキングを入れて


掛けていくスタイルが定番となり、ロッドは繊細で張りが強いのが当たり前となったが、


どうしても掛けることを重視し過ぎるとロッド全体が硬くなりすぎてしまう。


ロッドをスイーピングして常にラインを張った状態を作らないと


潮流の変化や本命のアタリも取り辛く、熟練者向きのロッドになりがちであった。


そこで私達が出した答えは、


誰でも扱い易く『掛ける』事が楽しくなるロッドにしてみようと考えてみた。


ルアーウェイトは、使用頻度の高い1〜1.5gのジグヘッドを操作し易い範囲に設定し、


長さは操作性を重視して6'〜6'5"(ft)辺りを見込み、


実釣テストを行いながらスペックを絞り込んで行く事とした。

 


試作スタート


テスターの蔵野氏からの要望で、先ずはソリッドティップのモデルから試作が始まっていく。


ソニックのLKS610MLをベースとして、長さとアクションを調整したロッドを作ってみた。


最初のレポートでは、目的のルアーウェイトは扱い易いとの事だったが、


ダルさが目立ちフッキングレスポンスが低いとの事だった。


もう少し張りを持たせた機種を作ってもみたが、次も厳しい結果を突き付けられる事になる。


潮流の変化を捉えるにはソフトなティップが必要不可欠で、ソリッドティップの良さは感じていたが、


チューブラ(中空構造のブランク)に比べ、


比重が高いソリッドは弾性率を高めてもソリッド自体の重さでティップにダルさを感じさせてしまう。

 


チューブラティップの限界


試しにマグナフレックス製法で、全てチューブラのアクションのタイプも試作している。


適度な張りが表現でき、感度とフッキングレスポンスは高まったが、使用方法を誤ると簡単に折れてしまった。


原因はソリッドに近づけるために、極限まで細く加工したチューブラでは、


フッキングやファイト時にロッド角度を付け過ぎると負荷に耐えきれないからだ。


これでは誰にでも扱い易いロッドとは言えない。


ティップ部はソリッドと決め、ソリッド部の長さや弾性率、


穂持ちと呼ばれるソリッドを繋ぐ位置の弾性など、あらゆる角度から試していく事にした。

 


テーパーの重要性


LK582S-LSとの比較を見て欲しい。

 


ブランク(バット部)の太さが、明らかに太いのが見てとれる。


これは『掛け』に特化させるため、ティップとの角度(テーパー)を大きくしてロッド全体に張りを出させる為だ。


昔のロッドは、今ほど高弾性の素材が無く、


ティップとバットとのテーパーを大きくして調子(アクション)を出していた。


昨今は高弾性素材を取り入れる事で、細身であっても先調子(ファーストアクション)を表現出来る様になったが、


最初のレポートに有った通りダルさを解消するには、昔ながらのテーパー設計が理にかなっていたのだ。

 


最後に出した答え


テストを繰り返し、最終的に行き着いた答えは下記の通り。


‥度な柔らかさと感度を備えたショート・カーボンソリッドティップ。


◆愾甞櫃院戮魏椎修砲掘▲瀬襪気鯤Э,靴慎泪董璽僉疾澤廖


I蕾戮鳳じて曲がり込む可変アクション。


これが現状で考えられる『掛け重視のフィネスモデル』の答えだ。


新型ルナキアの中核を担うモデルでもあり、ジグヘッド単体で『掛け』を重視するのであれば、


とりあえずLK632S-LMLSを選んで頂くと良いだろう。


Staff Funaki
 

 

 

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ルナキア LK822S−HT 開発秘話

 

 

Lunakia LK822S-HT  8'2"(ft)  2pcs Lure(MAX25g)  Line(MAX10lb , PE0.8)

 

 

『遠投&パワー重視フィネスモデル』


アジング向けとするならオーバースペックだが、大型メバルや他魚種への対応も考えた


ライトゲームロッドの中ではかなり強めに設定したモデルと言える。


パワーバランスを簡単に表現すると


アジ・メバルロッド エギングロッド シーバスロッド …といった具合だが、


この機種はアジ・メバルロッドとエギングロッドの中間のパワーバランスを狙っている。


想定しているのは、5〜10g程のジグヘッドリグから10〜20g程のキャロライナリグ


フロートリグ、他には14〜20g程のメタルジグを扱い易い設定だ。


テスト時のリールは、D社2500番クラス(自重210g)を使っていたとの事で、


リールセット時にリールシートの頭にバランスが来るので参考にして頂きたい。


展示会などで聞かれた質問は、どんな対象魚まで対応出来るか?などだ。


大型メバル、大型アジは勿論の事、ハタ類やチヌ、シーバスなどが掛かっても


問題なくやり取り出来るだけのパワーを持たせたモデルに仕上げている。


ただし、ガイド設定はウルトラライトクラスのサイズとしているので、


太いリーダー(3号以上)の使用をすると糸抜けが悪くなりトラブルの恐れもある。


基本はメバル・アジのロッドであり、ライトタックルのバランスを考えて遊ぶのが適切だ。


下記のタックルバランスを参考に、ロッドの性能をフル活用して釣りを楽しんでほしい。


参考タックルバランス


・ジグヘッド単体(5〜10g):PE(0.5号)、リーダー(フロロ6-8lb)


・キャロ&フロートリグ(〜20g):PE(0.6号)、リーダー(フロロ6-10lb)


・メタルジグ(10〜20g):PE(0.6号)、リーダー(フロロ6-10lb)

 

 

 

 

 テスターからの要望 


ロッドを企画する段階でのテスターへのヒアリングでは、


キャロライナリグ、フロートリグ、メタルジグを遠投出来るモデルが欲しいとの事だった。


前作にはルナキア・ソニックにはLKS710MHという、とがったコンセプトのモデルが有り、


全体的に張りを強く持たせてあったのでキャロやジグの操作に向いた機種であった。


ただ、更なる遠投を考えるとパワー不足は明らかで、もっと重たいリグへ対応出来る様に


ボアアップした機種の開発が必要との事だった。


同時期に開発を始めていたエギングロッドもあり、スペックを考えるとエギングロッドをベースに、


パワーバランスを調整すれば良いのでは?と考え開発に取り掛かった。

 

これが一番開発に時間が掛かるとは思いもよらなかった。

 

(話は脱線するが、この試作のエギングロッドは2019年フィッシングショーに参考出品されている)

 

 

 

 難航した開発 


開発を進めていたが、なかなか目標としているアクションが出なかった。


2017年6月にテスターの蔵野氏から貰ったレポートでも、


「ベリー、バットの全てにパワーが足りない為、キャスト性能が無い…


 75の延長になっている気が…」と厳しい言葉が返ってきた。


他の機種を作っていても同じだが、長いロッドにするほど曲がり(タワミ)が


大きくなりやすく、それを抑制するために高弾性のカーボンを肉厚に巻くのだが、


肉厚にしすぎると自重を重くしてしまい、操作性や感度を落としてしまいかねない。


逆に軽くしようとして、肉薄のブランクにするとパワーが足りず、


魚とのファイトどころかキャストにさえ不安を残してしまうロッドになってしまう。


C・N・T素材も使っていても同じことで、新素材を使っても肝心の基本性能が高くないと、


いくら良い素材を使っても最大限に良さを引き出すことは不可能ってことだ。

 

 

 

 開発期間2年8ヶ月 


開発中の5機種のうち、3機種(582 , 632 , 6102)にGoサインが出せていたが、


この段階でも納得のいくレベルに仕上がっていなかった。


軽さを求めるとパワーが足りず、パワーを求めると重くなる…。その間を上手く突き、


操作性とパワーを両立させた黄金比を見つけ出す地道なテストが続いていた。


これがシリーズ発表をしても、同時期にリリース出来なかった理由。


そしてリリースが遅れる事…5ヶ月。やっと目標となるスペックに辿り着けた。


初めに指示を出したのが2016年2月で、完成が2018年9月。


2年以上の時間を掛けて仕上げたモデルとなってしまった。


妥協してしまえば、もっとリリースは早く出来る訳だが、テスターの熱意と


竿屋の意地が発売を遅らせても良い物を作りたいという事に繋がったのだと思う。


Staff Funaki

 

 

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ルナキア・ストーリー

 

●スーパーライトゲームロッドの確立


 メバルを始めとした、ライトゲームが注目されて来たのが2000年初頭の頃だろうか。


 それ以前からルアーにてメバルをターゲットにしていた方も多く居られたが、


 タックルは自作するか何か代用品を見つけて活用されていたのが中心で、


 専用タックルが各メーカーから相次いで発表されて来たのは20世紀が終わる頃だったと思う。

 

 

 

 


 TENRYUもご多分に漏れず、同時期に専用ロッドの『ビックアイ』を発表している。


 (それ以前だとミッジミノーインや、チビT等のロッドが活躍していた。)


 当時のロッドは現在のモノに比べると、ダルく柔らかいモデルが主流であった。


 魚が反転してからフッキングを入れる、向う合せを意識しての事だ。


 そして次第にアタリを感じたら即フッキングを入れる事が有効と分かると、


 徐々にロッドは高反発な張りを求めて行き、更なる感度も必要とされる様になっていく。


 ビッグアイもバットを強化したモデルなども展開し、積極的な『掛け』が出来る様になった。


 しかし、時代の流れは更なる高感度化を要求し、当時のカーボンソリッドでは限界が見えてきていた。


 そこで注目され始めたのが、繊細なチューブラティップを採用したロッドだ。


 ビッグアイでもチューブラモデルも発表したが、時代は更に先を要求していた。

 

 

 

●チューブラの台頭(初代ルナキア


 カーボンプリプレグを極細のマンドレル(芯金)に巻付け、


 1.2〜1.4伉度の極細に巻き上げたチューブラティップにすることで、


 ソリッドの様なソフトさとシャープなフィーリングを手に入れられる様になってきた。


 これこそが、初代『ルナキア』である。

 

 


 感度・張り・ネバリの要素を持たせたブランクは、


 メバルだけでなくアジ(アジング)向けとしても面白いロッドに仕上がっていた。


 旧世代のロッドと比べると比較にならないくらい張りが強くなり、


 アタリを感じ積極的に掛けていくのが可能になったことが理由である。


 また当時では過剰とも思えるバットパワーを持たせたことで、


 チヌやシーバスなどライトタックルで狙える魚種が一気に広がっていった。


 同時期にラインの種類も、フロロカーボンだけでなくPEラインが台頭してきた事で、


 感度や操作面においても劇的な変化が訪れている。


 ナイロンやフロロカーボンといったモノフィラメント(単糸)向けの当時のガイドシステムでは、


 PEラインを使うとガイドに絡むことが多発しており、


 初代ルナキアには対策としてティップにLDBガイドを採用していた。

 

 

 

●素材と製法の進化( ソニック の誕生)


 カーボン素材も日々進化しており、


 より細い繊維を織り上げた薄いプリプレグ(カーボンシート)が実用化されると、


 更にロッドを細く繊細に仕上げる事が可能になってくる。


 TENRYUではマグナフレックス製法で手応え感じており、


 薄いカーボンシートと、マグナフレックス製法を組み合わせるとロッドは新たな世界が見えてきた。


 マグナフレックス製法の長所はチューブラ(中空)でソフトティップを作成することが出来る点にある。


 そこで新技術を取り入れ次世代ロッドを作ろうと企画したのが、2代目ルナキアシリーズだ。


 アジングが人気となり、極細PEラインとエステル系ライン(ポリエステル単糸)が一般化し、


 『掛け』に特化したロッドが求められていた。


 薄く高弾性のカーボンを採用し、全体的にパリッとした張りを出し軽さと感度を求めて作ったのが、


 ルナキア・ソニックシリーズである。

 

 


 マグナフレックス製法によって、ティップはチューブラ構造で感度を伴たソフトティップを実現し、


 極限の細さにも挑戦し穂先の径は1.0mmまで絞り込むことに成功した。


 ただ、張りが強く感度を求めただけのロッドは作りたくなかった。


 釣趣としての味わい(面白さ)を残した、ゲームロッドが作りたかった。


 フィールドテスターの蔵野氏曰く、ソニックを開発している時に、


 『パリパリのロッドが速さのみを追い求めるレーシングカーなら、ソニックは


 ワインディングロードを美しく駆け抜けていくクーペのように柔よく剛を制す。』と例えていた。


 軽量・高感度・高反発であるのは第一条件で、素直に曲がるアクションと適度なネバリ強さを持たせ、


 アプローチからファイトまで一貫して楽しめるロッドを目指したわけだ。

 

 

 

●逆の発想(マグナムの誕生)


 ルナキア・ソニックでは『掛け』を意識したロッドとなったが、逆に『乗せ』のロッドも必要とされた。


 特定の条件下では旧来からのソフトなアクションが効果を発揮するシーンもあり、


 いわゆる乗せ掛けに向いたロッドの開発もソニックと並行して進めていた。


 マグナフレックス製法で、ティップには低弾性カーボンを使いベリー部へ徐々に弾性を上げていき、


 違和感なく入り込んでいく柔軟なアクションが可能になった。


 また、マグナム は初代ルナキアの長所であった『過剰なバットパワー』を受け継ぎ、


 メバルロッドでありながらライトゲームの限界に挑戦できるシリーズとして作り込んでいった。

 

 


 ソニックから遅れること1年。完成したのがソニックと双璧をなす ルナキア・マグナム である。


 これで第2世代のルナキア、ソニック と マグナム が共に完成した。

 

 

 

●第3世代『感性に訴えかけるロッド』


 ルナキアを作る過程で、ずっと探っていたテーマが有った。


 感性に訴えかけるロッドは、どんなロッドなのか?という事だ。


 前作であるソニックが完成した際にテスター蔵野氏が言っていたのは、


 「 ロッドから伝わるものから人間の感性が研ぎ澄まされる。 」との事だ。

 

 


 今作にもそのテーマが踏襲され、感度・軽さ・振り抜け感・ベントカーブなど、


 あらゆる要素を試しアングラーに訴えかけてくるロッドを模索してきた。


 その答えを、最新のブランク成形技術によって導き出すことになった。


 ルナキア・ソニックと、ルナキア・マグナムの良い部分を抽出し、


 新たなロッドを創造すれば、きっと面白いロッドになるはず。


 これが新型ルナキアを作り出すストーリーとなった。

 

 

 Staff Funaki

 

 

 

 2018年モデル『ルナキア』は、2018年9初旬に詳細を公開予定。お楽しみに。

 

 

 

関連記事

 

 (2018年5月22日公開記事)  →  新型ルナキア(一部公開)


(2018年7月26日公開記事)  →  新型ルナキア(試作グリップの変遷)


(2018年8月6日公開記事)  →  新型ルナキア(開発記1)


(2018年8月17日公開記事)  →  新型ルナキア(開発記2)

 

 (2018年8月23日公開記事)  →  新型ルナキア(開発記3)

 

 

 

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新型ルナキア(開発記1)

 

 

 

新型ルナキアを作ろうと、企画をスタートしたのが2016年の初春だった。

 


ルナキア・ソニックと、ルナキア・マグナムで培ってきた技術と、

 


最新の技術を合わせてみたら面白いロッドになるのでは?というのが、

 


新しいロッドを作ってみようというキッカケだったと思う。

 


テスターの蔵野氏とのディスカッションから、

 

 

5つのモデル(ジグヘッド中心の繊細な3機種と、

 


大型を狙うパワフルな2機種)が見えてきていた。

 


それぞれが個性的で、想像しただけでもワクワク感を覚えた。

 


やっぱりアングラーとして面白そうと感じることが、新作に繋がる事だと思う。

 

 

 

 

 


そして、シリーズの根幹となるコンセプトは、

 


『感性に響くライトゲームロッド』とした。

 


前作であるソニックが完成した際にテスター蔵野氏が言っていたのは、

 


「 ロッドから伝わるものから人間の感性が研ぎ澄まされる」との事だ。

 


今作にもそのテーマが踏襲され、感度・軽さ・振り抜け感・ベントカーブなど、

 


あらゆる要素を試しアングラーの感性に訴えかけてくるロッドを模索してきた。

 

 

 

 

手始めに作ったサンプルは、

 


ソリッドティップとチューブラティップの選定から始まった。

 


ジグヘッド主体のモデル(3機種)には、ソリッドティップのモデル(2機種)と

 


チューブラティップのモデル(1機種)に分かれている。

 


ソリッドティップの利点は、極限まで繊細なロッドを作ろうとすると

 


チューブラでは限界があり、ソリッドティップだからこそ可能な繊細さがある。

 


ただしソリッドは万能ではなく、ある程度の長さに対し軽さと張りを求めると、

 


チューブラの方が有効になってくる分岐点がある。

 


その見極めを、テストを通じながら探っていった。

 

 

 

 →開発記2に続く

 

 

 

Staff Funaki

 

 

 

 

 

 

(2018年7月26日公開記事)  →  新型ルナキア(試作グリップの変遷)

 

 

(2018年5月22日公開記事)  →  新型ルナキア(一部公開)

 

 

 

 

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初春のシーバスゲーム

 

愛媛県今治市のトリガー(清水船長)で、ボートーシーバスゲームに行って来ました。

 

急に暖かくなり桜満開の中の釣行でしたが、流石に夜ともなるとまだまだ寒さが辛い。

 

港で買った缶コーヒーをホットにしなかったことに後悔しながら出発。

 

ポイントに到着したものの、潮の動き始めにはまだ1時間あります。

 

モノは試しの一流し。普段ならBBZ662S‐MLを持って行くのですが、

 

今回は流行のビックベイトゲームを試したくてBBZ682B‐XXKを使いました。

 

 

 

 

ベイトの気配もなく船長の「潮が動き始めるまでメバルやりましょう」の声にライトタックルに持ち替えてキャスト。

 

表層からレンジを変えながらリトリーブしたり、シャクってからのフォールでアタリを取ったりと思い思いに攻めます。

 

同船者のKさんが早速メバルをキャッチ。飽きない程度で良型のメバルが釣れます。

 

 

 

 

お土産を確保したところで再度シーバスにチャレンジ。先ほどまでと違い潮がガンガン流れています。

 

船長の指示にしたがいつつ、キャストを繰り返す私の後ろで釣っていたKさんにシーバスがヒット。

 

サイズが小さいらしく「M君そのまま釣って」と船長から指示が。

 

 

 

 

段々と流れが強くなり、小魚が表層に浮いてくるようになりました。小魚の少し下を大型の魚の影がみえます。

 

ビックベイトを影の奥にキャストし、数秒カウントダウンしてからアクションを開始。

 

ビックベイトが影から明かりの下に出る瞬間にビックベイトめがけて大きな影が突進しました。

 

次の瞬間、BBZ682B-XXKが「ガツンッ」と曲がります。

 

 

 

数分のファイトで私を楽しませてくれたシーバスがネットに収まりました。

 

 

 

 

潮の流れが速いポイントでのファイトは、実際のサイズよりビックファイトを楽しませてくれました。

 

この後は船長も参戦し、この夜の最大魚は船長がゲットしました。なんてKYな船長・・・

 

 

 

 

 

 

 

TackleData

 

〜メバル〜

 

Rod : ルナキアソニック LKS77M

 

Reel : 2000番クラス

 

Line : エステル 0.4号

 

Jig Head : ティクト メバスタ 1.3〜2g

 

Worm : ティクト ギョピン&フィジットヌード 

 

 

〜シーバス〜

 

Rod : ベイブレイズ BBZ682B-XXK

 

Reel : 五十鈴工業 BC620HD

 

Line : MI-207N 20lbs

 

Lure : グライドジャック

 

          クロスウェイク(岡林釣具オリジナルカラー)

 

Angler: Staff M

 

 

 

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知多半島デイメバルゲーム

 

 

メバルと言えばナイトゲームというイメージの方も多いはず!?

 


今回は朝マズメから釣りを開始し、夕方には納竿というをサンデーアングラー向けデイメバルゲームです。

 


日中ならお子さんのいる世代の方でも、夜中の釣行より危険が少なく家族に心配をかける負担を減らせ、

 


大好きな釣りを楽しめると思います。

 


朝一番のフェリーに乗り向かったのは愛知県篠島。

 

 

 

 

 


知多半島師崎漁港からフェリーに乗り、15分程で周囲は藻場から地磯まであるフィールドで、

 


東海エリアからちょっと足を伸ばして向かえば離島ゲーム気分を味わえるのではないでしょうか。

 


この日は昨晩から秋雨が降っていましたが、

 


予報では午後には晴れる代わりに北風18メートルになる予報。

 


雨の上がる朝はメバルの朝にフーディングタイムで、

 


日中は護岸のシェードに隠れたメバルを戦略的に釣るのが目標です。

 

 

 

 

 


今回のロッドはルナキアシリーズ。

 


ルナキアはライトソルトゲームを中心に、

 


小型のシーバスやチヌなども視野に入れたモデルがあります。

 


しなやかな曲がりを実現し、しかも感度はビンビンながらも、

 


潮の流れを感じれるようティップには独特なアクションがあり繊細な釣りが更に楽しくなります。

 

 

 

 

 


さて、朝一のフェリーで島に渡りポイントまでは歩きで向かう。

 


この時期はシラス漁が行われており、

 


シラスを天日干しする加工場が、所々に見えるのも島の雰囲気が味わえます。

 


ランチには釜揚げシラス丼を頬張る。

 

 

 


沖縄育ちの僕はメバル釣りも初心者級!!

 


とにかくライトタックルで細かなアタリを取るのにかなり楽しさを感じます。

 


シンプルに面白いです。ライトゲームへの入り口はこれでも良いのかと思います。

 


ポイントは島全域ともいえるが足場、風と潮を考慮しながらランガン。

 


堤防沿いを歩き、日が昇るにつれて狙う層を変えてみたりリグやカラーを変えてみる。

 


僕が使用したのは LKS610ML。スタッフHは7ft台のプロトです。

 


ポイントにもよりますが足場の高い堤防では竿先を下げ、

 


更に風の影響を減らし、水面近くでアタリを取るには竿のレングスまで考える必要があります。

 


プロトロッドもフィッシングショーにて公開する予定もありますのでお楽しみを…。

 

 

 


太陽も上がり風が強くなってきたころだったが、メバルが口を使い始めてきました。

 


反応が良かったのはワインドアクションを意識して動かすこと、

 


アクション後のテンションフォールでアタリを取る釣果アップに繋がるかと思います。

 

 

 


ポイント探しもかねてランガンを続けていくが風が妨げになってきたので知多半島に戻り、

 


夕マズメは有名ポイントめぐりです。

 

 

 

 


狙い方次第では良型も釣れてくれました。帰りのことも考え、夜の帳が下りる頃に納竿。

 


私たちもお店さんからリグや誘い方など、教えて頂きありがとうございました。

 


最近ではターゲットに対してさまざまなルアーが発売されているメバルゲーム。

 


ぜひ皆さんも楽しんでみてください。

 

 

 

 

 

 

TackleData

 

**************************


Rod : Prototype


Reel : Twinpower 2000


Line : FluoroCarbon 2lb.

 

**************************

 

Rod : Lunakia Sonic LKS610ML


Reel : Vanquish 2000S


Line : PE0.3 & Fluoro 2lb.


Lure : JIGHead 0.8-3g

 

**************************

 

Angler : Staff H & Staff U

 

 

 

 

 

 

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夏アジ、絶好調です。




富山県の蔵野氏よりレポートが届きました。




















アミばかりを喰って、ワームに喰いの違いがはっきり出ましたが、



そんな中、ソニック610ML は



スローなアジングにもその効果を発揮してくれます。



マグナフレックスによる追従ティップが



数秒のアドバンテージを与え、フッキングを補います。



まさに、しなやかさの中に



強靭な肉体を持った機能美モデルです。



感性を刺激するロッド、ルナキア・ソニック LKS610ML



やはり僕のアジングには手放せない相棒です。



























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挨拶は釣果と共に




2014年の始まりは釣果報告から



蔵野氏から新年の挨拶メールと共に



写真が送られてきました。





















































ルナキア・マグナム と、



ルナキア・ソニック で良い釣りをしたそうです。



今年も、良い釣りが出来ると良いですね。


















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マグナムの称号









ルナキア・マグナム













今年のカタログに載せて半年経ってしまいました…。



スミマセン、長らくお待たせしました、



これより準じ発売していきます。



今回は、ルナキアシリーズを語るうえで、



その発端となった初代から話を始めます。



















初代ルナキア のコンセプトは、



チューブラーティップを持ち、軽量で高感度で



適度に張りを持たせたメバルロッドでした。



発売されたのは、ソリッドティップが全盛だった頃。



メバルロッドにおいて、感度を求めるなら



チューブラーが良いと広まる直前ごろです。



また、アクションも乗せるイメージが強く、



比較的ソフトなロッドが多いなか、



バスロッドに近い張りを持たせていました。



積極的にアタリが有ったら掛けていく



攻めのスタイル向けのシリーズでした。



時代は同じくして、



ルナキアと同じアクションのモノが増えていきました。



(どうしても流行している時は同じ様なモノが増えます)















初代 ルナキア













この初代には副産物的なモノがありました。



それは想定外のバットパワーでした。



一部の愛好家から、メバルだけに留まらず、



様々なターゲットを狙って楽しんでいると



連絡を頂くようになったのです。



メバルを楽しんでいる方なら、



一度はシーバスやチヌなど



予期せぬ大物が掛かってしまうことは有るかと思います。



それを逆手に取って、ライトタックルで遊ぼうとしたのです。



少なからず私も楽しんでいるクチで、



シーバスやチヌ、メッキ、カマス、タチウオなど



幅広く使っていました。



(※初代は、同じ使い方をしても保障できません…)。










































さて、今作の マグナム は初代の血統を色濃く引き継ぎ、



さらに昇華しています。



ソニック は、感度を優先して造りました。



それは、アジングを代表する速掛け に対応してのことです。



対して マグナム は、軽量で高感度という点では同じですが、



ブランクのパワーを強く設定しました。



















前述のメバルだけでなく、



それ以外のターゲットにも着目し、



状況に応じて様々な遊び方を可能にします。



ソニック ほどの張りは無いテイストで、



ティップの固さだけなら初代と同等です。



しかし、軽量になっている分、感度が高くできています。



そして、 『しなやか』 なアクションに仕上げましました。




















メバル向けのルアーは往々にして



ステディリトリーブを目的に作られていることが多いわけです。



張りが強すぎると、アタリを『弾く』ことが頻発します。



従って、ティップは ソニック よりソフトに設定しました。


















ちょいと長く書きすぎました、



各機種の紹介は次回としましょう。



















 

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感性の伝達



富山のジャンキーこと、



蔵野氏より入電。



















着々とルナキアが仕上がってきました。



この秋にデビューする、







ルナキア・ソニック LKS610ML


















かなりの自信作となりそうです。



蔵野氏からの一言、











 「 ロッドから伝わるものから




  人間の感性が研ぎ澄まされる。 」









とのことです。




















一概に感度だけを求めたロッドではなく、



使っていて気持ちよい。



魚釣りを楽しめるロッドを目指しています。



感性に訴えかける部分を、



ここ何年も探しています。



1つの答えが、このロッドが詰まっています。



ぜひ、ご期待下さい。





























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忙しさの中で楽しむ



海外の方からすると、



日本人は仕事に対して勤勉で、



働き過ぎと揶揄されるそうです。
















私のことを棚に上げるわけではないのですが、



何かと仕事に振り回されています。



久しくプライベートで釣りを楽しむ時間が



無くなってきています。


















『時間は作るもの』と言いますが、



時間があればテストばかりしている訳で・・・



(まぁ、テストとは釣りですが)



ある程度、仕事と遊びを分けて考えながら、



テストも楽しんでいるわけです。



















さて、先日の日曜のことです。






スタッフHが、



お客様を連れて研修会を行うとのことで、



三重県に行くとのことから、



一緒に付いて行くこととなりました。
















彼らは船に乗るとのことで、



私は一人、オカッパリで釣りをする予定でした。

















今回も、色々と検証したい事があり、



7本ほどのテストロッドを、



リールとの相性や、



ラインの太さ、



などなどをテストしていました。



















彼らが沖上がりで、



帰港するのは PM2:00くらい。




テストは順調に終わり、



PM1:00くらいには



十分なデータが取れました。

















さて、この残った時間を



有効に利用したいところです。
















スタッフHが、たまたま持ってきていた、



ルナキア・ソニック LKS77Mがありました。



手元には、メバル向けの小型ルアーが沢山。


















たまには、何も考えないで、



釣れる魚と遊んでみようとタックルを用意。



水中を目を凝らして覗くと、



イワシっぽい群れが多く泳いでおり、



カモメやトンビが水面で捕まえている状況。

















何か居るかな?と、



1gのジグヘッドに、



2.5インチのワームを付けて投げてみる。
















底までフォールして、


3・4回ほどシェイクしてはフォールを繰り返してみる。



ラインが 『 プッ 』 と、ふけるので合わせてみると、


小気味良い引き。








ハタの子供でした。










同じことを繰り返すと、



ポツポツと当たる。












大きくても15cmくらい。



なかなか、面白いので辞められない。

















途中で、もうすぐ帰港するとの入電。



船を着けるところに移動した。



そこで、海を覗くと、何か魚が群れている。



















考えるよりも早く、



ルアーをキャストしていた。











フォール中に当たるのだが、



一瞬のバイトなので、フッキングできない。













ウェイトを、0.1g刻みで落としていき、



0.5gのジグヘッドにしてみたところ、



魚がルアーを吸い込んで吐き出すまでに、



0.5秒ほどのタイムラグが出来るようになった。



掛けてみると、なかなかの引き。









メジナの子供でした。








その後も、何匹か掛けてはバラしたり、



キャッチしたりを繰り返した。



ラインが、1ポンドなので



無理は禁物。



出船していた彼らが戻るまでの30分ほど、



小型ながら面白いファイターが遊んでくれた。






















久しぶりに、



テストを抜きで魚と遊べた気がします。



日本人、息抜きが必要ですね。



皆さんは、釣りで息抜き出来ていますか?








Tackle Data



Rod : Lunakia Sonic   LKS77M



Reel : #2000 class



Line : 1 lbs



Lure : Jighead  0.5 - 1.0g  & Soft Bait



Angler : Staff  Funaki















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アジングロッドについて

 







富山のジャンキーこと、蔵野です。





今回、ルナキアソニックの開発にあたり、

ようやく皆様の前にお披露目することができました。






この数年、一躍ルアーのメインターゲットに昇格したアジ。







このアジングゲームの兆候と今後の展開を考えた時、

今までのロッドとは違った性能が求められるものだと考え、

開発がスタートしました。








開発期間は約2年。








僕がロッドに求めたのは、

絶対感度テンション感度の融合 」でした。









年々シビアさ、そしてライト化が進むアジング。

絶対感度は単純に

カーボンの弾性(トン数)をあげれば感度はよくなる。







しかし、

トン数のアップで感度だけを突き詰めていくと問題が出てきます。







それは、リグの操作感。

パリパリのロッドで超軽量リグをキャストしてみてください。

ロッドが曲がらず飛ばしにくいはずです。








そしてリグをアクションさせてみてください。

リグの動く感じ、潮を捉えることも難しいと思います。

だからこそのテンション感度も必要。









ライトリグを扱うロッドでは長らく

絶対感度とテンション感度の融合は不可能だと言われてきました







これを両立させるため、

2年間の長きにわたりテストを行い、

試行錯誤を繰り返してライトリグでの

リアルハンドコントロールを高めるため、

ブランクには天龍の誇る最先端のブランクと生成技術、

そして僕の持っているノウハウを最大限注ぎ込みました。








パリパリだけのロッドでは成し得ない、

キャスト〜アクション〜フォール〜フッキング〜ランディングまでの

一連の動作のスムーズ感。







パリパリのロッドが速さのみを追い求めるレーシングカーなら、

ソニックはワインディングロードを美しく駆け抜けていく

クーペのように、柔よく剛を制す。

そんなロッドに仕上げてあります。









エキスパートのみならず、

アジングをもっと突き詰めてみたい

アングラーにこそ使っていただきたい。

そんなロッドです。





このロッドが貴方の右腕となり、

アジングをさらに深く、愉しみになることを願ってやみません。



蔵野 雅章





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