4月の末、
開発中のNEWフライロッドのテストを兼ねて
東北の渓流に行ってきました。

8時に現地に到着、
風もなく温かい、虫もそこそこ飛んでいます。
桜の木も花びらはほとんど無くなり葉桜に
コンディションとしては言う事なし!
「いいんじゃないですか
」
友人が先週いい思いをした
下流の橋から入渓。
流石にこの区間は連日、人が入っているのか、
出るには出るが、なかなか乗らない。
私のフライにドラグがかかっているのか?
8.3フィートのサンプルロッドに
なかなか魚がかかりません。
100m程釣り上がったプールの落ち込みで
ようやく20センチ程のヤマメが釣れました。
このプロトは、魚への追従性も良く
釣り味もなかなか 「いい感じです
」
その後2時間程釣り上がり
同じサイズのヤマメを3匹追加。
ペースに乗ってきた所で
上流に二人組の先行者がいたのでやむなく車に戻り
作戦会議・・・
水温も高いので上流もいいかもしれないと思い、
「よし上流区間に入渓しよう!」
せっかくなのでロッドをチェンジ、
釣り上がり用の7.3フィートに。
いつもの入渓点に車は無い、ラッキーです。
虫もかなり出てます、
カゲロウからストーンフライまで目や耳元でうるさい
ハッカスプレーを塗まくります。
「この匂いでシーズンが始まった感じがします。」
左側が岩盤の深いプールの流芯でライズを発見!
息を飲んでライズを見守る・・・
今度は手前の流れでライズ!
「あれなら狙える!射程圏内だ
」
ティペットを延長し16番のソラックスダンを結び
岸寄りでフォルスキャストしてシュート!
やさしいメインディングで
フライがライズレーンをナチュラルに流れてる様な…
ギラッとした幅広な魚体がイルカのように出ました
竿先に伝わる重み、なかなかの首振りから
「いいサイズかも
」
竿を見るとバッドまで曲がってます。
一つ下のプールに走られ
ドタバタしながら何とかキャッチ!!

年越した尺? (-5mm)
泣き尺でした。

顔つきもトンガリのカッコイイ奴!
その後も釣り上がり
20センチから23センチのヤマメが
飽きない程度に釣れました。
こんな日はきっとイブニングもいいだろう?と欲を出し・・・
第3ラウンドは下流の大場所に入るが
田んぼの代掻きの濁りで沈黙に終わりました。
これから本格的ドライシーズン!
新緑と藤の花が咲くいい季節ですね。
皆さん渓流に行きましょう!

タックルデータ
●ロッド : 7’3”開発サンプル(釣上りスペシャル)
8’3”開発サンプル(ドリフトスペシャル)
●リール : 3番ラージアーバー
●ライン : 3番ダブルテーパー
●リーダー : 6X13フィートに7Xティペットを3フィート~5フィート追加
●フライ 16番ソラックスダン
(ウイングはエアロドライ、CDCを使い分けてます)
●アングラー : スタッフM・T


