3月になり暖かくなってきたので淡路島福良港から出船する颯綾丸(泊船長)さんに乗船してきました。
船長との事前の話で「この時期ジグに反応するかも」と言われたので、ネギングタックルも忍ばせました。
3月に入り産卵を控えた鯛の状況がどうなっているのかと想像しているうちに、
船は鳴門大橋南東の30mラインに到着。
まずは海の状況を確認するために感度の良いRF642B-M/VDKでタイラバを落としてみます。
底潮は動いてますが反応は有りません。
少し北側のトップが40mの瀬に移動し、船長も竿を出し一緒にパターンを探します。
フォールで小さいアタリが出る。
瀬の潮の当たる側は底でアタリがでるが、瀬を過ぎると底潮は動きが悪い・・・
数日前はメタリック系のネクタイが良かった・・・
等々などの情報収集をしてRF5101B-ML/VSKに60gのヘッド+メタリックネクタイで鳴門鯛を狙います。
フォールバイトは合わせず巻き上げでのバイトを待つ。
40mの瀬までは底付近を、瀬を過ぎたら中層の早い潮の層を狙う。
ショートバイトは出るものの本アタリが出ないので、
ネクタイの大きさを変えながら何度も瀬を狙います。
厚めのシルバーメタリックのネクタイを落とすと着底直前に小さいアタリが出ました。
着底後の巻きはじめで「ガツン!」とアタリがありました。
「ビシッ」とアワセを入れます。
1㎏に設定しているドラグが「ジッ」と出ます。
上がってきたのは美味しいサイズのキレイな鳴門鯛。
船長も同サイズの鯛を同パターンで釣ったので、
このパターンだと産卵に関係の無い小型が釣れるようです。
ならば次は中層のフォールで出る小さいアタリの魚を狙います。
底を捨てて中層の早い潮の上下のみにタイラバを通します。
「ガガガガッ」と首を振るようなアタリが出たので「ビシッ!」とアワセを入れます。
大きく走りはしないものの首振りが大きいので、先程の鯛よりは大きいようです。
上がってきたのは良型のオスの鯛です。
何とか産卵絡みの鯛をゲットできました。
さあ、釣り方が分かったのでサイズアップを狙おうとタイラバを落とします。
が、さすが潮が複雑な鳴門海峡なだけあります。
既に潮の状況が変化しており、船のそばに潮目ができる程に潮が飛んでいました。
こうなるとパターンが全く変わってしまいます。
そこで忍ばせていたネギングタックルを投入します。
潮目に向かってジグを投入。
1/2ピッチで底付近を泳ぐようなイメージでジグを通します。
「ガガガガッ」と首を振るようなアタリ。
フッキングを入れると海峡の潮に乗って走ります。
十分にファイトを楽しんで、上がってきたのは良型の鯛でした。
タイラバとネギングで良型鯛を釣って、私的には満足です。
この後の転流で瀬戸内海の奥から冷たい潮が流れ込んでくると一気に状況が変わり、
あの手この手を使っても鯛は口を使ってくれず、遊んでくれたのはヤズだけでした。
タイラバで押し切るのも楽しいですが、
ライトジギングロッドを一本持って行くと違う魚が釣れたりして楽しいです。
もちろんタイラバ船でジグを落とす場合は、船長に確認を取ってからにして下さいね。
TackleData
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Rods:レッドフリップ RF5101B-ML/VSK・RF642B-M/VDK・RF6102B-MH/DK
Reel:DAIWA ZILLION
PE:XBRAID BORNRUSH (PE 0.8号)
Leader:Seagurar GrandmaxFX (3.5号)
Hook:GAMAKATSU(Super Quick)
ネクタイ:GAMAKATSU(スタート)
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~ネギング~
Rod:ホライゾンプログレッシブ HPG632S-ML
Reel:Shimano STELLA4000XG
PE:XBRAID UPGRADE X8(1.5号)
Leader:Seagurar GrandmaxFX(8号)
Hook:OWNER(ファイヤー#2/0)
Jig:DAIWA TGベイト FX
Angler : Staff M
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