暖かな陽気が増え、道中梅の花も目に付くようになり春を感じさせる季節がやってきました。
嬉しい反面、花粉症との戦いも始まった今日この頃ですが、天気の良さから大人しくしていられるはずもなく、
この休みに遠山漁協管轄の遠山川水系へと足を運びました。
数日前の雨と南アルプスからの雪代の影響からか、増水とわずかな濁りが発生していました。
水中は春というには少し早く、増水も重なってクロス~ダウンメインの
ルアーをしっかり見せる釣りが要求される状況でした。
川幅が広いため6ft台のロッドがほしくなりますが、今回は手前の緩流帯、対岸の大岩の付近など
細かい操作性やピンポイントにキャストできる精度が要求されるため、
それらを高水準で満たすレイズ スペクトラ RZS51LLを使用しました。
釣り上っていくと、対岸に大岩がありその下が抉れて緩流帯を形成している箇所を目にしました。
すぐ隣は遠山川の強烈な流心、その時期に魚が居つくとすればこういった場所だろうと予測し、
ヘビーシンキングミノーを緩流帯の上部へキャストしました。
しっかりとルアーを沈め、上に軽くはじいてあげるようなアクションを加えつつ
緩流帯と流心が交わる箇所まで流すと、水の抵抗とは違う感覚が手元に伝わりました。
すぐに相手は流心を利用し下っていきましたが、RZS51LLのソフトなティップの追従性と
C.N.Tを使用した粘り強いバットが十分に作用し、ばらすことなく手元に寄せることができました。
サイズは24cmほどでしたが、「鬼アマゴ」伝説があるこの水系らしい精悍な顔つきのアマゴに出会えました。
たった1匹でしたが肩の荷が下りたことに満足し、少し早いですがくしゃみがひどくなる前に釣行を終えました。
~Tackle Data~
Rod: Rayz Spectra RZS51LL
Reel: 2000番台
Line: Nylon 4lb
Lures: ハンドメイドミノーその他
Angler: Staff D
JUGEMテーマ:フィッシング