ブリゲイドトバリ(BT682B-L , BT682B-M , BT642S-M)

【個性強めの3機種】
ブリゲイド トバリの最初に発表した3機種は、各々に明確な違いを持たせたロッドになっている。
イカメタルゲームの基本を抑えながら、シチュエーション別に使い分けられるのが特徴だ。
全体像は前回のブログでお伝えした通りだが、今回は更に深堀りをしていこう。

BT682B-L
ベイトモデル、穂先形式 : MF/GT(マグナフレックス/グラスチューブラ)
ケンサキイカ狙いの場合、ステイ(止め)でアタリを待つ時間を長めに取った時が良い場合がある。
そんな時は、このモデルが活きてくる。
グラス素材のチューブラティップと、レギュラースローに曲がる調子が相まって、
船の揺れを吸収し仕掛けを狙いのレンジ(イカの泳層)に一定で留めておけることが可能だ。
このロッドは、他のロッドには出ない違和感の様なアタリを見極められるのが特徴だ。
アタリは、目視でティップの揺れを感じたらあわせるとヒットすることが多い。
製造終了している、ブリゲイド スクイッドAR (AR70B-FLL)のコンセプトを引き継いでおり、
バットを強化してイカの多点掛けにも対応できるようになっている。
鉛スッテなら5-25号を主体に扱い易く、オモリグなら8-30号を目安にしていただくと良い。


 

BT682B-M
ベイトモデル、穂先形式 : MF/CT(マグナフレックス/カーボンチューブラ)
上記のBT682B-Lと違うのは、ティップが低弾性カーボンのティップになっていることだ。
イカの活性が高くなると、誘いをかけてからステイに入って間もなくアタリが出る事が多い。
誘い → アタリ → フッキング といった流れをブレなく行えるのがこのモデルだ。
ブレが無いというのがミソで、ロッドをシャクリ上げてから止めた際に、
いかにティップが早く収束しながら潮の抵抗を受けて適度に入り込むかで、
アタリを取れるロッドになるかどうかの違いが変わって来る。
若干重いオモリや、潮流が早い時にも使い易いのがこのモデルになるが、
夜の帳が下りてイカの活性があがりスピーディーな展開になった場合に活躍するだろう。
鉛スッテなら8-35号を主体に扱い易く、オモリグなら15-40号が目安だ。

BT642S-M
スピニングモデル、穂先形式 : MF/CT(マグナフレックス/カーボンチューブラ)
こちらも、ティップに低弾性カーボンを採用したモデルであり、
スピニングモデルであるのでチョイ投げして広く探る事も得意とした機種だ。
オモリグをはじめ、船の灯りから少し遠ざけて、明暗の別れ際に潜む大型イカを狙うには
チョイ投げして誘うことが大きなメリットとなることが多い。
また、船首や船尾など毎回投げやすい釣り座になれば良いが、
胴の間など狭く喫水線が近い釣り座の場合は投げるのも一苦労してしまう。
一般的なオモリグ向けのロッドに比べ、やや短めに設定したので釣り座の位置を気にせず、
容易にチョイ投げがしやすい全長にしているのも特徴だ。
オモリグ15-40号を主体に、鉛スッテなら8-35号に対応する。

以上が基本の3機種となってくる。
活性が低くロングステイが効くのか、活性が高く瞬間的なアタリを捉えるのか、
はたまたチョイ投げして他の方が狙っていないイカを狙うのか…。
戦略次第でイカ釣りの楽しさは、如何様にも変わってくる。
ブリゲイド トバリで、狙い通りのアタリを出して楽しんでみて欲しい。

Staff Funaki

 

 

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