『ロックアイ・ヴォルテックス』がリニューアルとなった。
今作で三代目。
より個性豊かなアイテム郡を目指して開発を行った次第だ。
その開発過程をお伝えしたい。
話は3年程前から始まる。
宮城県石巻市で、ロックフィッシュの
トーナメントについて伺っていた。
お相手は桜鱒のロッドに携わって頂いている佐藤雄一氏だ。
氏はトーナメントの会長と選手を兼任している。
近年の傾向として『遠投』で
誰も探っていないポイントを狙うのがセオリーとの事だった。
それも7'~7'6"ftが主流だった当時にして、
9'6"のシーバスロッドを使うという。
感度と操作性を考えるとエギングロッドが理想ともいう。
察しの良い方だと分かっかもしれないが、
弊社エギングの最長ロングロッド、
BRIGADE Grace GC96MHをベースにテストが始まった。
これは後に RV91S-H となっていく。
また別の方からも宮城県仙台市で話を伺っている。
お相手は遊漁船『魚心』の伊藤氏だ。
こちらはボートからのロッドについてだ。
オフショアの利点は断崖絶壁なエリアや、
沖に点在するポイントなど、
ショアから狙えない場所を探れることにある。
遠投性能よりは、船上での取り回しや、
感度を重視したいとの事だった。
いくらオフショアのポイントであっても、
近年の人気で魚へのプレッシャーは少なくない。
ショートバイトに対応するため、
瞬間的なフッキングが可能な性能が欲しいともいう。
そして答えはバスロッドへ行き着く。
操作性、感度、パワーの観点から
MagnaImpact MI71B-HHが理想に近かった。
このロッドをベースにロッドを開発が始めることにした。
これは後に RV71B-HH へ繋がる。
2年前に話は変わる。
富山県で話を伺っていた際に、
もっとライトなモデルが欲しいと言われていた。
話のお相手は根魚向けの開発で付き合いが長い蔵野氏。
港湾エリアなど手軽に遊ぶロッドを提案したいとの事だった。
軽量なテキサスリグやジグヘッドリグを扱いやすく、
いざ魚がカバーに逃げ込んでも
強引に対応できるパワーも欲しいという。
流石にイメージに近似するロッドが無く、
全く無からの開発を初めた機種になった。
これは後の RV76S-ML となる。

Fuji社にて新形のリールシートや、
小口径のガイドサイズが発表になり、
ロッドを進化する要素は増えるばかり。
とりあえず前作と同じブランクに、
新形のパーツを組み込んでみた。
小口径のガイドにする事により、
モーメントが改善され持ち重り感(穂先が重い感じ)が少なく、
グリップも細身に出来たことで軽量化に成功できた。


開発は次の段階に移る。
旧モデルの見直しだ。
時代は進んでも定番の長さはあり、
7'6"前後のレングスでバーサタイルな機種は欲しかった。
前作より選んだのはRV78BC-HとRV78SP-Hの2機種。
ベイトタイプのRV78BC-Hは、
1oz前後のリグを扱いやすくするため、
パワーを1ランク上げ、RV78B-HH となった。
スピニングの RV78SP-H 、アクションはそのままに、
ガイドとグリップを変えモーメントを改善。
RV78S-H となって生まれ変わった。


2015年4月末頃リリース予定。
次回は機種別に詳細をお伝えしたい。
JUGEMテーマ:フィッシング
今作で三代目。
より個性豊かなアイテム郡を目指して開発を行った次第だ。
その開発過程をお伝えしたい。
話は3年程前から始まる。
宮城県石巻市で、ロックフィッシュの
トーナメントについて伺っていた。
お相手は桜鱒のロッドに携わって頂いている佐藤雄一氏だ。
氏はトーナメントの会長と選手を兼任している。
近年の傾向として『遠投』で
誰も探っていないポイントを狙うのがセオリーとの事だった。
それも7'~7'6"ftが主流だった当時にして、
9'6"のシーバスロッドを使うという。
感度と操作性を考えるとエギングロッドが理想ともいう。
察しの良い方だと分かっかもしれないが、
弊社エギングの最長ロングロッド、
BRIGADE Grace GC96MHをベースにテストが始まった。
これは後に RV91S-H となっていく。
また別の方からも宮城県仙台市で話を伺っている。
お相手は遊漁船『魚心』の伊藤氏だ。
こちらはボートからのロッドについてだ。
オフショアの利点は断崖絶壁なエリアや、
沖に点在するポイントなど、
ショアから狙えない場所を探れることにある。
遠投性能よりは、船上での取り回しや、
感度を重視したいとの事だった。
いくらオフショアのポイントであっても、
近年の人気で魚へのプレッシャーは少なくない。
ショートバイトに対応するため、
瞬間的なフッキングが可能な性能が欲しいともいう。
そして答えはバスロッドへ行き着く。
操作性、感度、パワーの観点から
MagnaImpact MI71B-HHが理想に近かった。
このロッドをベースにロッドを開発が始めることにした。
これは後に RV71B-HH へ繋がる。
2年前に話は変わる。
富山県で話を伺っていた際に、
もっとライトなモデルが欲しいと言われていた。
話のお相手は根魚向けの開発で付き合いが長い蔵野氏。
港湾エリアなど手軽に遊ぶロッドを提案したいとの事だった。
軽量なテキサスリグやジグヘッドリグを扱いやすく、
いざ魚がカバーに逃げ込んでも
強引に対応できるパワーも欲しいという。
流石にイメージに近似するロッドが無く、
全く無からの開発を初めた機種になった。
これは後の RV76S-ML となる。

Fuji社にて新形のリールシートや、
小口径のガイドサイズが発表になり、
ロッドを進化する要素は増えるばかり。
とりあえず前作と同じブランクに、
新形のパーツを組み込んでみた。
小口径のガイドにする事により、
モーメントが改善され持ち重り感(穂先が重い感じ)が少なく、
グリップも細身に出来たことで軽量化に成功できた。


開発は次の段階に移る。
旧モデルの見直しだ。
時代は進んでも定番の長さはあり、
7'6"前後のレングスでバーサタイルな機種は欲しかった。
前作より選んだのはRV78BC-HとRV78SP-Hの2機種。
ベイトタイプのRV78BC-Hは、
1oz前後のリグを扱いやすくするため、
パワーを1ランク上げ、RV78B-HH となった。
スピニングの RV78SP-H 、アクションはそのままに、
ガイドとグリップを変えモーメントを改善。
RV78S-H となって生まれ変わった。


2015年4月末頃リリース予定。
次回は機種別に詳細をお伝えしたい。
JUGEMテーマ:フィッシング