
イカメタルゲーム・鉛スッテゲーム・一つスッテゲームなど、
名前も様々に各地域ごと進化し確立されてきた。
この度、新たなコンセプトを持たせた追加モデルを予定している。
発表するのは2機種。
共にコダわってきたのは、視覚的にアタリを取っていく事への追及と、
更なるワン・ステップ先の楽しさを提供したいという想いだ。
メタルスッテを使ったゲームを基本とし、
今まで専用ロッドは弊社も含め、各社も数多くのモデルが出回っている。
しかし、専用ではあるが使用方法が曖昧な事が多く、
ゲーム性を追求していくと更なる道具の進化を求められた。
今回の2機種は其々に個性を出し、
『動』と『静』の役割を持たせてみた。

ブリゲイド スクイッドAR
AR68B-FL
[誘う][掛ける]など『動』を意識したモデル。
ベリーからバットまで適度な張りを持たせることで重いスッテも操作でき、
タタキと呼ばれる様なティップを細かくシェイクが得意となっている。
ブレが少なく瞬間的なフッキングをしたりなどにも適している。
積極的に誘いを掛け、アタリが有れば即フッキングといった
攻めの釣りが得意なモデルとした。
特徴的なのはティップ部に『マグナフレックス製法』を活用し、
穂先をグラス素材にしたことで、柔らかい穂先が軽いスッテでも
フォール中の僅かなテンションを感じ取りやすく
手には感じ取れない僅かなアタリを視覚的に捉えることが得意。
またベリーからバット部にはカーボン素材を使用しているので
シャキッとしたブランクに仕上げ 5~25号(18~90g)といった
幅広い重さのスッテに対応できる様にしている。
繊細であって攻めの釣りを求めるなら、このアイテムがオススメだ。

ブリゲイド スクイッドAR
AR70B-FLL
誘いを入れて待ち・棚を変えて待つ『静』を意識したモデル。
中層に浮いたナーバスなイカにアプローチを掛ける際に、
鉛スッテよりも、枝(エダス)に付けているエギ・浮きスッテを
漂わせる様にイメージしてベリーでアクションし攻略する事がある。
どうしても船の揺れでスッテが上下してしまったりして、
枝に付けたエギが必要以上に動いてしまう事を無くすため、
『マグナフレックス製法』を取り入れた。
ティップ部にはグラス素材とし、
ベリー部は弾性率を落としたカーボン素材で構成、
適度に竿で揺れを吸収してしまうアクションとした。
このモデルは『タタキ』といった激しい誘いに向かず、
リーリングとフォールを中心に誘いを掛けることに特化している。
今までステイ中にヒットしてきた事があったが、
アタリが分らなかった…ということを経験された方も多いはず。
それを視覚的にアタリを捉えられる様に開発し、
スッテ中層に安定的にステイさせ
イカのアタリだけを捉えらえる様にしたモデルだ。



個性が強い2機種ではあるが、
使い込むことで今までよりも深いゲーム性を楽しめる様になれると思う。
リリースは5月末頃~6月上旬を予定している。
ご期待ください。
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