テストを依頼していた 倉永氏 のレポートより、
一部を抜粋してご紹介します。
使用タックル
ロッド : SWAT SW83LML-BC (試作)
リール : アブ レボLT(ベアリング・マグネット変更)
ライン : クレハ 完全シーバスPE1.5号
リーダー : フロロ 25LB
ルアー : タイドミノーSR105 15g(ミノー・リップ有)
バックファイヤー 7.5g(ポッパー)
キャスト測定
日中にキャスト測定を行いました。
広場でタイドミノーとバックファイヤーと
各5回程キャストしております。
キャスト時は無風。
夜間を想定して少しだけブレーキを強めに設定しています。
(端数切捨て)
インプレッション
ロッドを振った感じとしては、
軽い!という印象を受けました。
リールをセットするとセンターバランスがさらにとれて
持ち重りを全く感じませんでした。
実際のキャストではベリー部分にしっかり
ルアーウエイトをのせてキャストすることができて
振り抜く際に余裕を感じました。
非常に投げやすい。
グリップ形状もシートが薄いこともあり
パーミングしやすかったです。
一般的な河川中心のシーバスルアー(12~24g)を
メインに扱う事を考慮すると、
83というレングスと硬すぎず柔すぎない
柔軟なベリーが非常にマッチしていると思います。
飛距離も出てキャストフィーリングは抜群に良かったです。
中流域から河口でのシーバスゲームでは
最高のパフォーマンスを発揮すると思います。
しかしベイトタックルの場合、
スピニングタックルよりも取り回しが効かないこともあり、
河川上流でのシーバスゲームやチニングなどでは
83(6~30g)というスペックが、
ややオーバータックルに感じました。
どこにメインを持ってくるかという事のような気がします。
実 釣
6月12日(河川上流でナイトゲーム)
6月15日(河川上流でデイゲーム)
6月22日(中流でナイトゲーム)の3回、
実釣行を行いました。
様々なルアーをキャストしましたが、
20g程度のプラグが最も投げやすかったように思います。
ガイド絡みなどのトラブルもなく、
ベイトでのリバーシーバスゲームを堪能しました。
釣果としては40クラスのシーバス1匹、
30cm程度のキビレチヌ1匹、
ウグイ1匹と話にならない釣果で
やり取りについて書ける状況ではないのですが
フッキングからランディングまでしっかりと
ティップからベリーが追随していました。
ベンディングカーブもベイトタックルとしては
理想的ではないかと感じました。
たいしたファイトはしていませんが
不安要素は全くありませんでした。
次は大型をかけて
多少強引なやり取りをしてみたいと考えております。
倉永
…後日、写真が届きました。